『おおなわ跳びません』の読書感想文|小学生の書き方と例文

『おおなわ跳びません』の読書感想文 感想

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今赤羽じゅんこさん作・マコカワイさん絵の児童文学『おおなわ跳びません』の読書感想文を、これから書こうとしている小学生の皆さんに向けて、この記事をお届けします。

小学校5年生のクラスを舞台に、体にハンディを持つ子どもと、クラスメイトたちの葛藤と成長を描いた作品。

正解を一つに決めない、じっくり考えさせられるお話でしたね。

この記事では、あらすじの書き方から、心に残るテーマやポイントの見つけ方、穴埋め式のテンプレート、そして例文まで、丁寧に解説していきます。

書き方に迷っている人も、題名や書き出しが思いつかない人も、この記事を読めばきっとヒントが見つかるはず。

テンプレートはそのままコピペして使っていただいてもOKですが、できれば自分の言葉に置きかえて、オリジナルの一文を足してみてくださいね。

『おおなわ跳びません』の読書感想文に使える「あらすじ」の型

『おおなわ跳びません』の読書感想文を書くとき、まず悩むのが「あらすじ」の書き方ではないでしょうか。

あらすじを長く書きすぎると、感想を書くスペースが足りなくなってしまいます。

読書感想文の中でのあらすじは、全体の2〜3割程度が目安。

結末には触れず、200字前後でまとめるのがコツです。

ここでは、タイプ別に3つのあらすじの型をご用意しました。

自分の感想文に合いそうなものを、ぜひ選んでみてください。

タイプ①:シンプルにまとめる型(約180字)

『おおなわ跳びません』は、大縄跳びが苦手な女の子・双葉が、「おおなわ大会を見学する」と宣言したことから始まる物語です。クラスメイトたちの意見はバラバラで、話し合いは思うように進みません。それぞれが自分の気持ちと向き合いながら、少しずつクラスとしての答えを見つけていく姿が描かれています。

タイプ②:主人公の悩みに寄せる型(約190字)

主人公の双葉は、左足に軽いハンディがあり、自分がいると大縄跳びでクラスが勝てなくなると悩んでいました。クラスメイトに迷惑をかけたくないという思いから、大会を見学すると言い出す双葉。その発言をきっかけに、クラス全体が「みんなで参加すること」の意味を、あらためて考え直していく物語です。

タイプ③:クラス全体の成長に寄せる型(約200字)

『おおなわ跳びません』は、一人のクラスメイトの発言をきっかけに、クラス全体が揺れ動く物語です。「勝ちたい子」「一緒にやりたい子」「本音では迷惑だと思う子」など、七人七様の意見がぶつかり合います。ぶつかり合いながらも、お互いを理解しようとするクラスメイトたちの姿が、丁寧に描かれた作品です。

『おおなわ跳びません』の読書感想文の書き方

『おおなわ跳びません』の読書感想文の書き方を、まず短くまとめておきます。

大事なポイントは、たったの3つ。

①心に残った場面を見つけること、②その場面で「自分がどう感じたか」をメモすること、③自分の経験と結びつけること、この3つです。

難しく考える必要はありません。

次の章では、この3つのポイントを一つずつ確認したあと、そのまま使える穴埋め式テンプレートをご用意しています。

順番に埋めていくだけで、感想文の骨組みが完成する仕組みです。

この本の大切な3つのテーマを押さえよう

『おおなわ跳びません』の読書感想文で、絶対に外せないポイントが3つあります。

この3つさえおさえておけば、感想文の中身がぐっと濃くなりますよ。

まずは箇条書きで確認しておきましょう。

  • ①双葉が「おおなわ大会を見学する」と宣言する場面
  • ②クラスメイトたちの意見が食い違う場面
  • ③みんなが伝え合い、方法を探していく場面

この3つの場面は、物語のテーマがぎゅっと詰まった、とても大切な部分。

それぞれの場面で「自分がどう感じたか」をメモしておくと、感想文を書くときにとても役立ちます。

驚いたのか、悲しかったのか、それとも共感したのか、皆さんはどう感じましたか?

なぜ「どう感じたか」のメモが大切なのか、疑問に思った人もいるかもしれませんね。

読書感想文で評価されるのは、実は「物語の説明」ではなく、「自分の考え」の部分。

あらすじだけを書いても、それは感想文とは言えません。

読んでいる最中に浮かんだ気持ちを、その場でメモしておくことが、感想文をぐっと深くするコツなのです。

①双葉の宣言に「どう感じたか」をメモする

物語の序盤、学級会の場面で、双葉が「おおなわ大会を見学します」と宣言します。

理由は「自分が出るとクラスが勝てないから」というもの。

この宣言を読んだとき、多くの人が「え、そんな理由で?」と驚くのではないでしょうか。

まさかクラスメイトのために自分から身を引こうとする子がいるとは、思っていなかったからです。

この場面をメモするときは、ノートやスマホのメモ機能に、次のようなことを書き出してみてください。

  1. 双葉の発言を読んで、最初にどう思ったか
  2. 自分だったら、双葉と同じことを言えるか
  3. 自分が双葉の立場だったら、どんな気持ちになるか

この3つを箇条書きでメモしておくだけで、感想文にそのまま使える材料になります。

迷わず、思いついたままの言葉で書いてしまってOKです。

②クラスメイトの意見が食い違う場面に「どう感じたか」をメモする

双葉の発言を受けて、クラスメイトたちの反応は七人七様。

「自分も出たくない」という子、「迷惑だなんて思わないから一緒にやりたい」という子、「本音では少し迷惑だと思っている」子まで、さまざまな意見が飛び交います。

私はこの場面を読んで、人の気持ちというのは、こんなにも一色ではないのだと、あらためて気づかされました。

「勝ち負けは関係ない」と言いつつも、実際には勝ちたい気持ちが見え隠れするところに、私はどちらの気持ちに共感すべきか、正直かなり迷いましたね。

この場面のメモは、次のように進めてみましょう。

  • どの意見に一番共感したか、理由もあわせて書く
  • 反対に、納得しづらかった意見があれば、それも書いておく
  • 自分のクラスで似たような場面はなかったか、思い出してみる

クラスメイトの意見がぶつかり合う場面は、読者によって共感するポイントが大きく変わるところ。

だからこそ、自分だけの感想が生まれやすい部分でもあります。

③みんなが伝え合い、方法を探していく場面に「どう感じたか」をメモする

物語の中盤から後半にかけて、クラスメイトたちはぶつかり合いながらも、少しずつ「自分たちにできる方法」を探していきます。

身体的にも、気持ちの面でも違う人と、どうしたら一緒にやっていけるのか。

この問いは、これからの社会でますます必要とされる力ですよね。

とはいえ、簡単に答えが出るような問いではありません。

だからこそ、クラスメイトたちが試行錯誤する姿には、考えさせられるものがありました。

この場面をメモするときは、次の3つを意識してみてください。

  1. クラスメイトたちが、どんな工夫をしていたか書き出す
  2. 自分ならどんな工夫を提案するか、考えてみる
  3. この場面を読んで、これからどうしたいと思ったか書く

結末がどうなるかは、ぜひ本を読んで確かめてみてくださいね。

この3つのポイントを丁寧にメモしておけば、感想文の後半部分、つまり「自分の考え」の部分が、驚くほどスムーズに書けるようになりますよ。

穴埋め式テンプレート

ここからは、先ほどの3つのポイントをそのまま組み込める、穴埋め式のテンプレートをご紹介します。

空欄に自分の言葉を入れていくだけで、感想文が完成する仕組みです。

ステップごとに見ていきましょう。

STEP1 本を選んだ理由(50〜100字)

私が『おおなわ跳びません』を読もうと思ったのは、(      )と思ったからです。

読む前は、(      )というお話だと思っていました。

STEP2 あらすじ(150〜200字)

『おおなわ跳びません』は、大縄跳びが苦手な女の子・双葉が、(      )という場面から始まる物語です。

クラスメイトたちは、(      )という気持ちを持ちながら、少しずつ方法を探していきます。

STEP3 心に残った場面①(双葉の宣言/150〜200字)

私が一番驚いたのは、双葉が(      )と宣言する場面です。

なぜなら、(      )と思ったからです。

私はこの場面を読んで、(      )と感じました。

STEP4 心に残った場面②(クラスメイトの意見/150〜200字)

クラスメイトたちの意見の中で、私が一番共感したのは(      )という意見です。

理由は、(      )だからです。

私にも、(      )という似た経験があります。

STEP5 心に残った場面③(伝え合う姿/150〜200字)

クラスメイトたちが(      )していく姿を読んで、私は(      )と思いました。

身体や気持ちが違う人と一緒にやっていくには、(      )ことが大切だと感じました。

STEP6 まとめ(100〜150字)

『おおなわ跳びません』を読んで、私は(      )が一番大切だと思いました。

これからは(      )ようにしたいです。

この本を読んで、本当に良かったと思いました。

『おおなわ跳びません』の読書感想文の例文

ここからは、実際に『おおなわ跳びません』の読書感想文の例文を、小学生向けにそれぞれ適した長さでご紹介します。

そのまま提出するのではなく、自分の体験や考えを付け加えて、自分自身の言葉に仕上げてくださいね。

800字の小学生向け

【題名】苦手なことからにげないで

私は『おおなわ跳びません』を読んで、苦手なことがあっても少しずつがんばればいいんだと気づいた。

読む前は、大縄跳びが苦手な子のお話だと思っていた。私は運動があまり得意ではないので、主人公もきっといやな気持ちなんだろうなと思いながら読み始めた。

物語の中で一番心に残ったのは、双葉が「おおなわ大会を見学する」と宣言する場面だ。クラスのみんなが色々な意見を言い合うところを読んで、私は正直びっくりした。人によって感じ方がこんなにも違うのかと、驚いたのだ。

私にも苦手なことがある。それは人の前で発表することだ。教室で発表するときは、まちがえたらどうしようと思ってしまい、ドキドキしてしまう。できれば発表したくないと思うこともある。でも、双葉も同じように悩んでいたので、苦手なのは自分だけじゃないんだと思えて、少し安心した。

また、この本を読んで、友達の存在も大切だと思った。一人では不安でも、友達が声をかけてくれると勇気が出ることがある。私も運動会の練習でうまくできなかったとき、友達が「だいじょうぶだよ」と言ってくれた。その一言だけで、もう少しがんばろうという気持ちになれたことを思い出した。

正直なところ、双葉がどうするのか、読んでいる間ずっと私も一緒に迷っていた。答えは一つじゃないのかもしれない。

私は今まで、苦手なことがあると「どうせできない」とあきらめてしまうことがあった。でも、この本を読んで、できるかどうかよりも「やってみよう」と思うことが大切なのだと感じた。すぐに上手にならなくても、一歩ずつがんばればいいのだと思う。

これからは苦手なことがあっても、すぐにあきらめずに挑戦したい。そして、友達が困っていたら、今度は私が「だいじょうぶ」と声をかけられる人になりたいと思った。

『おおなわ跳びません』は、苦手なことがある人に「そのままの自分でも大丈夫」と教えてくれる、とても温かいお話だった。

1200字の小学生向け

【題名】ひとつじゃない答えをさがして

私は『おおなわ跳びません』を読んで、苦手なことと向き合う勇気について、深く考えさせられた。

この本を手に取る前は、大縄跳びが苦手な子どもが、練習をがんばって上手になるお話だと思っていた。しかし読み進めていくうちに、少し違う話だとわかってきた。

物語の舞台は、おおなわ大会を一カ月後に控えた五年二組。学級会の中で、佐々木双葉というクラスメイトが、突然「おおなわ大会を見学する」と宣言する場面から、物語は大きく動き出す。双葉は左足に軽いハンディを持っていて、自分がいるとクラスが勝てなくなると考えていた。

この場面を読んだとき、私は正直、かなり驚いた。しかも、双葉の発言に対するクラスメイトの反応が、七人七様でバラバラだったことにも、私は少しびっくりした。「自分も出たくない」という子もいれば、「迷惑だなんて思わないから一緒にやりたい」という子もいる。本音では少し迷惑だと思っている子までいて、人の気持ちというのは、こんなにも一色ではないのだと気づかされた。

私にも、周りに合わせなければと感じて、自分の本当の気持ちを言えなかった経験がある。運動会のリレーで、走るのが苦手な私は、正直「出たくない」と思ったことがあった。でも、みんなに迷惑をかけると思うと、なかなかそれを言い出せなかった。だから、双葉が勇気を出して自分の気持ちを伝える場面には、とても共感した。

また、この物語を読んで、友達との支え合いの大切さについても、あらためて考えさせられた。クラスの子どもたちは、ぶつかり合いながらも、お互いの知らなかった面を発見し、少しずつ方法を模索していく。誰か一人が正しいわけでも、間違っているわけでもない。それぞれの立場から意見を出し合うことで、クラス全体が少しずつ変わっていくのだと感じた。

正直なところ、双葉がこのあとどうするのか、読んでいる間ずっと私も一緒に迷っていた。勝つことを大切にする気持ちも、全員で参加することを大切にする気持ちも、どちらもよくわかる。とはいえ、どちらか一方だけが正しいとは、私には思えなかった。この本は、簡単な答えを教えてくれるわけではない。だからこそ、自分の頭でじっくり考える時間になった。

私は今まで、苦手なことがあると、周りに迷惑をかけたくないという気持ちから、自分の意見を飲み込んでしまうことが多かった。でも、この本を読んで、まず自分の気持ちを正直に伝えることが、実は一番大切なのだと思うようになった。伝えなければ、周りの人はその気持ちに気づくことすらできないからだ。

これからは、苦手なことがあっても、自分の気持ちをきちんと言葉にしたい。そして、友達が悩んでいるときには、頭ごなしに否定せず、まずはその気持ちに耳をかたむけられる人になりたいと思った。

『おおなわ跳びません』は、正解を一つに決めない物語だ。だからこそ、読んだ人それぞれが、自分なりの答えを見つけられる作品なのだと思う。私はこの本を読んで、本当に良かったと感じている。

書き出し例×5

読書感想文は、書き出しでつまずいてしまう人も多いのではないでしょうか。

ここでは、パターン別に5つの書き出し例をご紹介します。

①読後の印象から始める

『おおなわ跳びません』を読み終えたあと、私は「苦手なことがあっても大丈夫なんだ」と思えるようになった。読み始める前は、大縄跳びが苦手な子が練習をがんばるだけの話だと思っていたけれど、実際はそれ以上に、たくさんのことを考えさせられる物語だった。双葉というクラスメイトの発言をきっかけに、クラス全体が揺れ動いていく様子は、読んでいてとても心に残った。

②本を選んだ理由から始める

私が『おおなわ跳びません』を読もうと思ったのは、大縄跳びが苦手な子のお話だと知ったからだ。私にも苦手なことがあるので、主人公はどんな気持ちで毎日を過ごしているのか、気になった。実際に読んでみると、想像していた以上に、クラス全体の気持ちが描かれた物語で、私は少し驚いた。読み進めるうちに、自分だったらどうするだろうと、何度も考えさせられた。

③自分の経験と結び付ける

私は運動があまり得意ではない。みんなができることが自分だけできないと、少しさびしい気持ちになることがある。『おおなわ跳びません』を読んで、その気持ちは主人公の双葉と同じかもしれないと思った。双葉が「大会を見学する」と言い出す場面を読んだとき、私は自分の経験を重ねずにはいられなかった。この本は、そんな私にとって、特別な一冊になった。

④テーマから始める

苦手なことがあると、「もうやりたくない」と思ってしまうことがある。『おおなわ跳びません』は、そんな気持ちを少しだけ前向きにしてくれるお話だった。主人公の双葉だけでなく、クラスメイト一人ひとりの気持ちが丁寧に描かれていて、読んでいる間、私はずっと「自分ならどうするだろう」と考えていた。簡単には答えの出ない問いだったからこそ、印象に残る作品になった。

⑤疑問から始める

「苦手なことがあったら、すぐにあきらめてもいいのだろうか。」『おおなわ跳びません』を読んで、私はこのことについて、あらためて考えるようになった。双葉というクラスメイトが「おおなわ大会を見学する」と宣言したことから始まるこの物語は、私に多くの問いを投げかけてきた。読み終えたあとも、答えがすぐには見つからなかったことが、逆に印象深かった。

題名の例×5

最後に、読書感想文の題名の例を5つご紹介します。

そのまま使っていただいてもいいですし、自分らしい言葉にアレンジしてもいいと思いますよ。

No. 題名の例 おすすめの学年
1 苦手なことからにげないで 小学校中学年
2 ひとつじゃない答えをさがして 小学校高学年
3 友達がいてくれたから 小学校中学年
4 自分らしくがんばる 小学校高学年
5 『おおなわ跳びません』を読んで 全学年

振り返り

ここまで、『おおなわ跳びません』の読書感想文について、あらすじの型から書き方、テンプレート、そして例文まで、まとめてご紹介してきました。

この本のテーマは、大縄跳びが上手になることではありません。

苦手なことと向き合う勇気、自分らしさを大切にすること、そして友達との支え合い。

この3つを意識するだけで、感想文の中身はぐっと深くなります。

正解が一つではないお話だからこそ、皆さん一人ひとりの感想が、そのまま素敵な読書感想文になるはずです。

テンプレートを使えば、きっとスムーズに書き進められると思います。

ぜひ自分の言葉で、あなたらしい一冊の物語を仕上げてみてくださいね。

この記事が、皆さんの読書感想文づくりの助けになれば、これほどうれしいことはありません。

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