『さかさ町』の読書感想文|例文と書き方を小学生向けに解説

『さかさ町』の読書感想文 感想

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『さかさ町』の読書感想文を、どう書けばいいか迷っていませんか。

この本は、上下がまるごとさかさまになった不思議な町を訪れる、リッキーとアンという兄妹の物語。

あらすじだけを追うと単純なお話に見えますが、読み終えたあとに「当たり前ってなんだろう」と考えさせられる、じつに奥の深い一冊なんです。

私は年間100冊以上の本を読みますが、そんな私から見ても『さかさ町』は小学生の読書感想文にぴったりの題材だと感じています。

この記事では、書き方・例文・題名・書き出し・テンプレートまで、コピペしてすぐに使える形でまとめました。

小学生のみなさんが、自分らしい読書感想文を仕上げられるよう、丁寧に解説していきますね。

『さかさ町』の読書感想文に使える「あらすじ」の型

さかさ町』の読書感想文を書くとき、あらすじを長々と書いてしまう人が多いんです。

でも実は、あらすじは全体の2割程度で十分。

ここでは、感想文の本文に組み込みやすい200字前後のあらすじを、タイプ別に3パターン紹介します。

タイプ①:ストーリー重視型

『さかさ町』は、おじいちゃんの家へ向かう途中の兄妹リッキーとアンが、線路の事故で立ち往生し、なにもかもが上下さかさまの町に一泊することになる物語です。子どもが働き、お年寄りは赤ちゃんのように遊ぶという、ふつうとは真逆のルールに、二人は驚きながらも少しずつ慣れていきます。やがて二人は、町のさまざまな仕組みにふれながら、ものの見方は一つではないと気づいていきます。

タイプ②:テーマ重視型

『さかさ町』は、上下が逆さまになった不思議な町を舞台に、当たり前だと思っていることを別の角度から見つめ直す面白さを描いた作品です。主人公たちは、ふだんの常識がまったく通用しない世界にとまどいながらも、その町なりの理屈があることに気づいていきます。

タイプ③:簡潔要約型

『さかさ町』は、主人公が上下逆さまの町を訪れ、いつもとは違う世界を体験する物語です。子どもが働き、お年寄りが遊ぶ町、デザートから始まる食事など、ユーモアあふれる出来事がたくさん。物事をいろいろな角度から見ることの大切さを、楽しく教えてくれる作品です。

『さかさ町』の読書感想文の書き方

『さかさ町』の読書感想文をうまく書くには、押さえておきたい大切なポイントが3つあります。

この3つさえ意識すれば、感想文の骨組みはほぼ完成したようなもの。

これから、その3つのポイントと、それをそのまま使える穴埋め式テンプレートをご紹介していきます。

絶対に書くべき「心に残る」3つのポイント

『さかさ町』で読書感想文を書くなら、必ずふれておきたい要点が3つあります。

この3つを押さえるだけで、単なる「あらすじの説明」ではなく、自分の考えが伝わる感想文になりますよ。

  • ①「当たり前」は見方によって変わること
  • ②想像することの楽しさ
  • ③いろいろな見方や考え方を大切にすること

それぞれの要点について、「自分はどう感じたか」をメモしておくことをおすすめします。

メモといっても、難しく考える必要はありません。

ノートの真ん中に線を引いて、左側に「本の中の出来事」、右側に「そのとき自分が思ったこと」を書くだけ。

たったこれだけで、感想文の材料がどんどん集まっていきます。

なぜ「どう感じたか」がそんなに大事なのかというと、読書感想文は本の内容を説明する文章ではなく、「自分の心が動いた瞬間を伝える文章」だからです。

あらすじだけを書いても、それは「要約」であって「感想」にはなりません。

だからこそ、「驚いた」「不思議に思った」「自分ならこうする」という気持ちの動きこそが、読書感想文の主役なんですよ。

ここからは、3つのポイントを一つずつ、じっくり解説していきますね。

ポイント①「当たり前」は見方によって変わること

さかさ町では、子どもが働き、お年寄りは遊んで暮らしています。

最初にこの設定を知ったとき、あなたもびっくりしたはず。

ふつうの町とは、価値観がまるごと反対ですからね。

でも町の人たちにとっては、それがごく自然な日常。

この対比を読んでいると、「自分が当たり前だと思っていることも、場所や立場が変われば違って見えるのかもしれない」と気づかされます。

皆さんも、家庭と学校でルールが違って戸惑った経験、ありませんか。

そうした身近な出来事を思い出しながらメモを取ると、この本のテーマとぐっと結びつきやすくなります。

ポイント②想像することの楽しさ

「もし本当にさかさ町があったらどうなるだろう」と考えることこそ、この作品を読む一番の醍醐味。

ホテルの受付に子どもが座っていたり、レストランで最初にデザートが出てきたり……。

細かい設定の一つひとつが、読んでいて飽きさせません。

私はどちらかというと、こういう「もしも」の世界を想像するのが得意ではないタイプでした。

でもこの本を読みながら、自分だったら最初に何に驚くだろうと想像してみると、思いのほか楽しくて、少し嬉しい発見でした。

皆さんも、自分がさかさ町に迷い込んだらどうするか、ぜひ想像しながら読んでみてください。

ポイント③いろいろな見方や考え方を大切にすること

『さかさ町』は、「一つの考え方だけが正しいわけではない」ということも、そっと教えてくれます。

主人公とさかさ町の人たちでは、「ふつう」の基準がまったく違いました。

それでも、どちらの考え方にもそれぞれの理屈があるんです。

友達と意見がぶつかったとき、すぐに「間違っている」と決めつけてしまったこと、一度はあるのではないでしょうか。

私自身、若いころは自分の考えを押し通してばかりで、あとから反省することがよくありました。

この本を読むと、相手の考えにもきちんと理由があると気づかされ、少し謙虚な気持ちになれます。

結末についてはあえてここでは伏せておきますが、最後まで読むと、この3つのポイントがさらに深く心に残るはずです。

穴埋め式テンプレート

ここからは、先ほどの3つのポイントを自然に盛り込める、穴埋め式のテンプレートをご紹介します。

空欄を埋めていくだけで、読書感想文の土台が完成する仕組みです。

ステップごとに順番に進めていきましょう。

ステップ1:本を選んだ理由・第一印象

私は『さかさ町』を読みました。

この本を選んだ理由は、(               )だったからです。

題名を見たとき、「さかさ町ってどんな町だろう」と思いました。

読み終えると、(               )ということを考えさせられる本でした。

ステップ2:あらすじの紹介(100~150字)

『さかさ町』は、主人公が上下が逆さまになった不思議な町を訪れ、いつもとは違う世界を体験する物語です。

その出来事を通して、(               )ということが伝わる作品だと思いました。

ステップ3:「当たり前」は見方によって変わること

この本を読んで一番おどろいたのは、(               )という場面です。

私は今まで、(               )が当たり前だと思っていました。

でも、この本を読んで、(               )ということに気づきました。

ステップ4:想像することの楽しさ

もし私がさかさ町へ行ったら、(               )をしてみたいです。

その理由は、(               )だからです。

この本を読んで、想像することは(               )と思いました。

ステップ5:いろいろな見方や考え方を大切にすること

この作品では、主人公とさかさ町の人では、「ふつう」の考え方が違いました。

私も、(学校・家・友達との出来事)(               )という経験があります。

だから私は、人によって考え方が違っても、(               )ことが大切だと思いました。

ステップ6:まとめ

私は『さかさ町』を読んで、(               )ということを学びました。

これからは、(               )を大切にしたいです。

この本は、いつもの見方を変える楽しさを教えてくれる一冊でした。

『さかさ町』の読書感想文の例文

ここからは『さかさ町』の読書感想文の例文を、小学生向けの文字数別に紹介します。

800字と1200字、それぞれの目安として一例をご覧ください。

コピペしてそのまま使うのではなく、自分の経験に置きかえてアレンジするのがおすすめです。

800字の小学生向け

【題名】当たり前を疑う勇気

私はこの本を読んで、当たり前だと思っていることは一つじゃないと気づいた。

最初はさかさ町という名前を聞いて、変な町だなあと思っただけだった。

でも読み進めていくうちに、その考えは少しずつ変わっていった。

さかさ町では、子どもが働いて、お年寄りは遊んでいる。

それが町の人にとってはふつうのことだった。

私は最初、それを読んでとても驚いた。

私たちの町とは全部逆だったからだ。

でも町の人たちは誰も不思議に思っていない。

それがふつうだと思って生活している。

私は学校で、自分のやり方が一番いいと思い込んでいたことがある。

図工の授業で絵を描いたとき、空は青、木は緑で塗るものだと決めつけていた。

でも友達は夕焼け空を赤で塗っていた。

その絵を見たとき、私は少し驚いた。

同じ景色を見ても、感じ方は人によって全然違うのだと知った。

この本を読んで、そのときのことを思い出した。

もし全員が同じ考え方しかできなかったら、新しい発見は生まれない。

違う考え方を知ることで、自分では気づけなかったことに気づける。

さかさ町では、病院や野球場のルールまで逆になっていた。

野球は点が少ないほうが勝ちというルールで、私はそれを読んで思わず笑ってしまった。

ふつうと違うだけで、こんなに新鮮に感じるのかと少し驚いた。

私はもし自分がさかさ町へ行ったら、最初はきっととまどうと思う。

歩き方も食べ方も全部逆だからだ。

でも少しずつ慣れていけば、それがふつうに感じられるかもしれない。

そう考えると、なんだかわくわくしてきた。

この本を読んで、私は物事を一つの見方だけで決めつけないことが大切だと学んだ。

友達と意見が違うときも、頭ごなしに否定せず、まずは話を聞いてみたい。

そうすればきっと、新しい考え方に出会えるはずだ。

『さかさ町』は、不思議で面白い物語だった。

でもそれだけじゃない。

考え方を少し変えるだけで、世界はもっと広く見えると教えてくれる、大切な一冊だった。

1200字の小学生向け

【題名】見方を変えれば世界が変わる

私はこの本を読んで、当たり前だと思っていることも、見る場所や立場が変われば違って見えると気づいた。

『さかさ町』というタイトルを最初に見たとき、いったいどんな町なんだろうと不思議に思った。

読み始めてすぐ、その予想は大きく裏切られることになった。

物語の主人公たちがたどり着いたさかさ町では、なにもかもが反対だった。

子どもが働き、お年寄りは赤ちゃんのように遊んでいる。

ホテルの受付には子どもがいて、レストランでは最初にデザートが出てくる。

私はこの場面を読んで、思わず声が出るくらい驚いた。

私たちの町とは、まるで正反対の世界だったからだ。

買い物の仕組みも逆で、店で品物を選ぶとお金をもらえる場面も出てきた。

私はそれを読んで、「そんなお店があったら毎日通いたい」と思わず笑ってしまった。

同時に、お金の意味そのものを考えさせられる場面でもあった。

でも一番おどろいたのは、町の人たちがそれをまったく変だと思っていないことだった。

さかさ町の人にとっては、それがふつうの生活。

私はそこで、「当たり前」とは絶対的なものじゃないのかもしれないと思うようになった。

私にも似たような経験がある。

学校の図工の時間、私は空は青、木は緑で塗るのがふつうだと思い込んでいた。

でも友達は夕焼け空を紫や青で塗っていて、木の色もカラフルだった。

先生はその絵を見て、自由な発想だとほめていた。

私はそのとき、少し恥ずかしい気持ちになった。

同じ景色を見ていても、感じ方や表し方は人それぞれ違うと知った。

『さかさ町』を読んで、そのときのことを思い出した。

もし誰もが同じ考え方しかできなかったら、新しい発見は生まれないと思う。

違う考え方に触れることで、自分では思いつかなかったことに気づけるのではないか。

また、この本を読みながら、私は「もし自分がさかさ町へ行ったらどうなるだろう」と何度も想像した。

歩き方も、食べ方も、買い物の仕方も、全部が逆だ。

最初はきっと戸惑うと思う。

でも町の人に教えてもらいながら少しずつ慣れていけば、その暮らしもふつうに感じられるようになるのかもしれない。

そう考えると、なんだかわくわくした気持ちになった。

一方で、もし本当に毎日が逆さまだったら、私は疲れてしまうかもしれない。

楽しそうに見えても、慣れるまでは大変なはず。

そう考えると、少し複雑な気持ちにもなった。

この本を読んで、私は物事を一つの見方だけで決めつけないことが大切だと学んだ。

友達と意見が違ったときも、すぐに「ちがう」と決めつけるのではなく、まずは相手の話をよく聞いてみたい。

そうすれば、自分ひとりでは気づけなかった新しい考え方に出会えるはずだ。

『さかさ町』は、不思議で楽しい物語だった。

でもそれだけでなく、考え方を少し変えるだけで、世界はもっと広く、面白く見えるということを教えてくれる一冊だった。

これから私は、いろいろな見方を楽しめる人になりたいと思う。

書き出し例×5

①第一印象から始める

『さかさ町』という題名を見たとき、私は「町がさかさになるなんて、どんな世界なんだろう」と不思議に思った。

読んでみると、おもしろいだけではなく、考え方まで変えてくれるような物語だった。

最初は軽い気持ちで読み始めたが、途中からどんどん引き込まれていった。

読み終えたあとには、自分の中の「ふつう」について、あらためて考えさせられていた。

②自分の経験と結び付ける

私は今まで、自分が当たり前だと思っていることを、あまり深く考えたことがなかった。

『さかさ町』を読んで、「当たり前」は人によって違うこともあるのだと気づいた。

学校でも家でも、自分のやり方が一番だと思い込んでいたことがある。

でもこの本を読んでから、少し見方が変わった気がしている。

③疑問から始める

もし、いつもの町が全部さかさまになっていたら、皆さんはどう思うだろうか。

私は『さかさ町』を読みながら、自分だったらどんな気持ちになるだろうと想像した。

子どもが働き、お年寄りが遊ぶ町なんて、想像するだけでわくわくする。

そんな問いかけから、この本の世界に一気に引き込まれていった。

④印象に残ったことから始める

『さかさ町』を読んで一番びっくりしたのは、町の人たちにとっては、さかさまの世界が「ふつう」だったことだ。

その場面を読んで、私は物事はいろいろな見方ができるのだと思った。

自分にとっての常識が、誰かにとっての非常識かもしれない。

そう考えると、なんだか世界の見え方が少し変わった気がした。

⑤学んだことを先に伝える

『さかさ町』を読んで、私は一つの考え方だけで決めつけないことの大切さを学んだ。

この本は、不思議な世界を楽しみながら、新しい考え方を教えてくれる作品だった。

読む前と読んだあとでは、物事の見え方が少し違って感じられる。

そんな不思議な体験をさせてくれる一冊だった。

題名の例×5

No. 読書感想文の題名例
1 当たり前って何だろう
2 さかさ町で見つけた新しい考え方
3 見方を変えると世界が変わる
4 想像することのおもしろさ
5 『さかさ町』が教えてくれたこと

振り返り

ここまで、『さかさ町』の読書感想文の書き方・例文・題名・書き出し・テンプレートを紹介してきました。

ポイントは、あらすじを長く書きすぎず、「当たり前は見方によって変わること」「想像することの楽しさ」「いろいろな見方を大切にすること」の3つを軸にすること。

この3つさえ押さえれば、あとは自分の経験を当てはめるだけです。

正直、私も最初にこの本を読んだときは、ただの不思議な話だと思っていました。

でも読み終わってみると、意外なほど深いテーマが隠れていて、少し得をした気分になったのを覚えています。

皆さんも、テンプレートや例文を参考にしながら、自分だけの言葉で感想文を書いてみてください。

きっと、あなたらしい素敵な読書感想文が完成するはずです。

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