『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文が書けず、困っていませんか?。
立ち幅跳びが跳べない健人、足に障害のある杏、言葉の壁に悩むダニエル。
この3人の子どもたちが、それぞれの「生きづらさ」をかかえながら、友情を育てていく物語です。
読むまえは、こんなに深いテーマの本だとは思っていませんでした。
この記事では、そんな『勇気を出して、はじめの一歩』の感想文の書き方を、丁寧に解説していきます。
テーマの整理から、書き出しや題名の例文、そして穴埋め式のテンプレートまで、まるごとサポートしますよ。
コピペしてすぐ使えるテンプレートも用意していますので、小学5~6年生の皆さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文に使える「あらすじ」の型
読書感想文の本文の中で、この小説の内容を説明するときに使いやすい、短めの「あらすじ」を3つのタイプでご紹介します。
王道パターン
『勇気を出して、はじめの一歩』は、小学5年生の健人、杏、ダニエルの3人が、それぞれの悩みを乗り越えながら友情を育てていく物語です。健人は過去の恐怖から立ち幅跳びが跳べず、杏は足の障害と外見への偏見に悩み、ダニエルは言葉の壁から孤立しています。3人は互いの弱さを補い合いながら、少しずつ心を開いていきます。そして、それぞれが自分なりの「はじめの一歩」を踏み出していく姿が描かれます。
短めパターン
小学5年生の健人には、幼いころのできごとが原因で、立ち幅跳びができないという悩みがあります。そんな健人のクラスに転入してきたのが、体が大きく運動が得意なダニエルです。幼なじみの杏も含めた3人は、最初こそ距離がありますが、少しずつ関わりを深めていきます。それぞれが自分の弱さと向き合い、勇気を出して一歩を踏み出す姿が印象的な作品です。本のタイトルどおり、「勇気」がキーワードになる一冊です。
3人の違いに注目したパターン
健人、杏、ダニエル、この3人にはそれぞれ、周りから理解されにくい悩みがありました。健人はトラウマで跳べず、杏は足の障害と外見に悩み、ダニエルは言葉の壁で誤解されがちです。それでも3人は、互いの得意なことで助け合いながら、少しずつ信頼を積み重ねていきます。違いをなくすのではなく、違いを持ったまま前に進もうとする姿が、この小説の大きな魅力です。
『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文の書き方
『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文を書くときは、3つの点に注目しましょう。
この3つの点を確認したあと、穴埋め式のテンプレートを使って、実際に文章を組み立てるお手伝いをしていきますね。
心に残るこの本の大切な3つのテーマ(ポイント)
読書感想文で高い評価をもらうには、あらすじをなぞるだけでは足りません。
心に残った場面について「自分がどう感じたか」を書き加えることが、何より大切なんです。
そこでまずは、『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文で、必ず押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
- 失敗するのが怖くても、勇気を出して一歩踏み出すこと
- いきなり大きく挑戦するのではなく、小さな一歩から始めること
- 一人が勇気を出すことで、周りの人や関係も変わっていくこと
この3つは、どれも本文中で丁寧に描かれているテーマです。
それぞれの場面を読んだときに、自分の心がどう動いたかをメモしておくと、感想文がぐっと書きやすくなります。
①失敗が怖くても一歩踏み出す場面
一つ目は、失敗するのが怖くても、勇気を出して一歩踏み出すという点です。
健人は、立ち幅跳びをしようとすると、過去の恐怖がよみがえり、体が動かなくなってしまいます。
「跳びたくない」のではなく「跳びたいのに跳べない」という気持ちが丁寧に描かれていますよね。
勇気とは、怖さがなくなることではなく、怖さを抱えたまま行動することなのだと気づかされませんか?
このエピソードを読んだら、「自分にも怖くて挑戦できなかったことはないか」「そのとき、なぜ怖かったのか」とノートにメモしてみましょう。
一言でいいので、驚いたことや疑問に思ったことを書き留めておくのがコツです。
②小さな一歩から始める場面
二つ目は、いきなり大きく挑戦するのではなく、小さな一歩から始めるという点です。
健人は、友だちに支えられながら、足を踏み切る動きを確認するなど、少しずつ練習を重ねていきます。
とはいえ、小さな一歩だからといって、簡単なわけではありません。
健人にとっては、これまで動かせなかった足を前へ出すこと自体が、大きな挑戦だったのです。
このエピソードでは、「今の自分にできる小さな一歩は何だろう」「最初から完璧を目指しすぎていないか」と考えながらメモしてみてください。
小さな行動の積み重ねに注目すると、感想文に深みが出てきます。
③一歩が周りを変える場面
三つ目は、一人が勇気を出すことで、周りの人や関係も変わっていくという点です。
健人、杏、ダニエルは、それぞれ得意なことで互いを助け合い、少しずつ信頼を積み重ねていきます。
「自分にはできないことがあるからこそ、誰かを助けられる」という考え方に、少しうれしい気持ちになった読者も多いのではないでしょうか。
この場面を読んだら、「自分が勇気を出したことで、周りが変わった経験はないか」をメモしておきましょう。
なぜ「どう感じたか」をメモすることが大切なのかというと、あらすじだけの感想文は、他の人が書いても同じ内容になってしまうからです。
自分だけが感じたことを書くことで、世界に一つだけの感想文になります。
メモがたまったら、次の穴埋め式テンプレートを使って、感想文の形に整えていきましょう。
穴埋め式テンプレート
STEP1 この本を選んだ理由
まずは、この本を選んだ理由を書きます。
私が『勇気を出して、はじめの一歩』を選んだ理由は、( )です。
私は普段、( )ことが苦手です。
そこで、「勇気を出す」とはどういうことなのか知りたいと思い、この本を読むことにしました。
STEP2 読む前に考えていたこと
次に、読む前に自分が考えていたことを書きます。
私はこの本を読む前、勇気がある人とは、( )人だと思っていました。
でも、私は( )ことが怖くて、なかなか行動できないことがあります。
STEP3 簡単なあらすじ
ここからは、簡単なあらすじを紹介します。
『勇気を出して、はじめの一歩』は、( )ような場面を通して、勇気を出して行動することの大切さが描かれる本です。
新しいことを始めるときには、( )という不安が出てきます。
それでも、( )ことによって、少しずつ前に進むことができます。
STEP4 心に残った場面①(一歩踏み出す勇気)
続いて、心に残った場面①(失敗が怖くても一歩踏み出す)について書きます。
私が一番心に残ったのは、( )という場面です。
私はその場面を読んで、( )と思いました。
この本を読んで、勇気を出すということは、怖くなくなることではなく、( )ことなのだと思いました。
STEP5 心に残った場面②(小さな一歩)
続いて、心に残った場面②(小さな一歩から始める)について書きます。
私は、何かをするとき、「最初からうまくできなければいけない」と思ってしまうことがあります。
でも、この本を読んで、まず( )ことが大切なのだと気づきました。
小さな一歩でも、それを続ければ( )ことにつながるのだと思います。
STEP6 心に残った場面③(周りへの影響)
続いて、心に残った場面③(一歩が周りを変える)について書きます。
勇気を出して( )すると、相手も( )かもしれません。
私にも、( )という経験があります。
この経験から、最初の一歩は自分だけでなく、周りにも影響を与えるのだと思いました。
STEP7 これから挑戦したいことのまとめ
最後に、これから挑戦したいことを書いてまとめます。
『勇気を出して、はじめの一歩』を読んで、私は( )ことを学びました。
これからは、( )ことがあっても、まず( )という一歩を踏み出したいです。
その一歩が、いつか( )につながるかもしれません。
小学生向け『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文の例文
ここからは、『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文の例文を、小学生向けの長さに合わせてご紹介します。
800字と1200字、それぞれの文字数に合わせて作成していますので、参考にしてみてください。
800字の小学5年生向け
【題名】一歩踏み出す勇気
私はこの前、『勇気を出して、はじめの一歩』という本を読んだ。
主人公の健人は、立ち幅跳びが跳べないという悩みを持っていた。
跳ぼうとすると、昔のこわい記憶がよみがえって、体が動かなくなってしまうのだ。
私はこの場面を読んで、正直かなり驚いた。
運動が苦手なだけだと思っていたからだ。
「やりたくない」のではなく「やりたいのにできない」という気持ちを、こんなふうに書いた本を、私は初めて読んだ。
健人のクラスに、ダニエルという男の子が転校してくる。
体が大きく、運動がとても得意な子だ。
でも、日本語がうまく話せなくて、周りから誤解されることが多かった。
幼なじみの杏には、足に障害があった。
走ったり、激しい運動をしたりするのが不便だという。
3人には、それぞれちがう悩みがあった。
でも、少しずつ関わるうちに、お互いを助け合うようになっていく。
杏はダニエルの言葉を伝え、ダニエルは運動が苦手な二人を助ける。
私はここを読んで、うれしい気持ちになった。
特に心に残ったのは、健人が少しずつ練習していく場面だ。
いきなり大きく跳ぶのではなく、まず足を踏み切る動きを確認するところから始める。
私はそこを読んで、「小さなことから始めればいいんだ」と思った。
大きな目標も、小さな一歩の積み重ねなのだと感じた。
私にも、失敗するのが怖くて、挑戦できなかったことがある。
そのたびに、自分はダメだと思ってしまっていた。
少しくやしい気持ちになったこともある。
けれど、この本を読んで、勇気とは怖くなくなることではないと分かった。
怖くても、少しずつ前に進むことが、本当の勇気なのだと思う。
この考えを知って、少し気持ちが軽くなった。
これからは、失敗を怖がって何もしないのではなく、まず小さな一歩を踏み出したい。
そして、友達が困っていたら、勇気を出して助けたい。
こんな気づきをくれた一冊に出会えて、良かったと思う。
この本を読んで、勇気について、深く考えることができた。
1200字の小学6年生向け
【題名】小さな一歩が教えてくれたこと
私は『勇気を出して、はじめの一歩』という本を読んだ。
主人公の健人は、立ち幅跳びが跳べないという悩みを持っていた。
跳ぼうとすると、昔のこわい記憶がよみがえって、体が動かなくなってしまうのだ。
先生や周りの友達は、「簡単に跳べばいい」と言うけれど、健人にとってはそんなに簡単なことではない。
私はこの場面を読んで驚いてしまった。
跳びたくないのだと、誤解している大人もいた。
運動が苦手なだけだと、これまで思っていたからだ。
「やりたくない」のではなく「やりたいのにできない」という気持ちを、こんなに丁寧に書いた本を、私は初めて読んだ。
健人のクラスに、ある日ダニエルという男の子が転校してくる。
体が大きく、運動がとても得意な子だ。
でも、日本語がうまく話せなくて、自分の気持ちをうまく伝えられない。
そのせいで、周りから「乱暴な子」と誤解されることが多かった。
幼なじみの杏には、足に障害があった。
走ったり、激しい運動をしたりするのが不便で、周りから特別な目で見られることもある。
3人には、それぞれちがう悩みがあった。
最初は、お互いに距離があったように思う。
でも、少しずつ関わるうちに、お互いを助け合うようになっていく。
杏はダニエルの言葉を理解して、健人や周りに伝える。
ダニエルは運動が得意なので、健人や杏を助ける。
健人は、ダニエルの気持ちを考えようとする。
私はここを読んで、うれしい気持ちになった。
自分にできないことがあっても、それぞれのやり方で誰かを助けられるのだと思ったからだ。
特に心に残ったのは、健人が少しずつ練習していく場面だ。
いきなり大きく跳ぶのではなく、まず足を踏み切る動きを確認するところから始める。
私はそこを読んで、「小さなことから始めればいいんだ」と思った。
大きな目標も、小さな一歩の積み重ねなのだと感じた。
しかし小さな一歩だからといって、簡単というわけではない。
健人にとっては、これまで動かせなかった足を前へ出すことが、とても大きな挑戦だったはずだ。
私にも、失敗するのが怖くて、挑戦できなかったことがある。
そのたびに、自分はダメだと思ってしまっていた。
少しくやしい気持ちになったこともある。
けれど、この本を読んで、勇気とは怖くなくなることではないと分かった。
怖さを持ったままでも、少しずつ前に進むことが、本当の勇気なのだと思う。
この考えを知って気持ちが軽くなった。
また、健人が一歩踏み出すことで、杏やダニエルとの関係も、少しずつ変わっていくように感じた。
一人の勇気が、周りにも良い影響を与えることがあるのだと知って、これもうれしかった。
これからは、失敗を怖がって何もしないのではなく、まず小さな一歩を踏み出したい。
そして、友達が困っていたら、勇気を出して助けたい。
こんな気づきをくれた一冊に出会えて、良かったと思う。
この本を読んで、勇気とは何か、深く考えることができた。
書き出し例×5
パターン① 自分の苦手なことから始める
私は、新しいことに挑戦するのが少し苦手だ。
やってみたいと思っても、「失敗したらどうしよう」と考えてしまい、なかなか最初の一歩を踏み出せないことがある。
『勇気を出して、はじめの一歩』を読んで、そんな自分について考え直した。
本の中の健人の姿が、今でも心に残っている。
怖くても一歩踏み出すことが、本当の勇気なのだと知った。
この本を読んでから、少しだけ挑戦することが怖くなくなった気がする。
パターン② 「勇気って何?」という疑問から始める
「勇気を出すって、どういうことだろう。」
私はこの本を読む前から、何となくそう思っていた。
勇気のある人は、怖いことがあっても平気な人だと思っていたからだ。
でも、この本を読んで、私の考え方は変わった。
勇気とは、怖さが消えることではなく、怖さを抱えたまま動くことだと知ったからだ。
私はこの発見に、少し驚いた。
今では、勇気について前より深く考えられるようになった。
パターン③ 自分の失敗した経験から始める
私は以前、みんなの前で発表するときに、間違えるのが怖くて手を挙げられなかったことがある。
「もし間違えたら、みんなに笑われるかもしれない」と思ったからだ。
『勇気を出して、はじめの一歩』を読んで、そのときの自分の気持ちを思い出した。
今なら、少しちがう行動ができるかもしれないと思った。
小さな一歩でも、踏み出すことに意味があるのだと感じた。
あの日の自分に、この本を読んでほしいとさえ思う。
パターン④ 「もし一歩踏み出していたら?」から始める
私はこの本を読んで、「もしあのとき、一歩踏み出していたら」と考えた。
やってみたいことがあっても、失敗するのが怖くてあきらめたことが、私にもあるからだ。
もしかすると、勇気を出してやってみれば、今まで知らなかったことが分かったかもしれない。
そう思うと、少しくやしい気持ちにもなった。
これからは、少しずつでも行動してみたいと思うようになった。
過ぎたことを悔やむより、次の一歩に目を向けたい。
パターン⑤ 本を読んだ後の気持ちから始める
『勇気を出して、はじめの一歩』を読み終わって、私は「私も何かに挑戦してみたい」と思った。
今までは、失敗しないことが大切だと思っていた。
でも、この本を読んで、失敗するかもしれなくても、まず行動してみることが大切なのだと気づいた。
読み終えたあと、心が少し軽くなった気がした。
これからの自分の行動が、少し楽しみになった。
たとえ失敗しても、それは決して無駄にはならないはずだ。
題名の例×10
| 番号 | 題名の例 |
|---|---|
| 1 | 小さな勇気が最初の一歩になる |
| 2 | 一歩踏み出す勇気 |
| 3 | 勇気ってなんだろう |
| 4 | 失敗してもやってみよう |
| 5 | 「できない」から「やってみる」へ |
| 6 | 小さな一歩が大きな一歩に |
| 7 | 私も勇気を出してみたい |
| 8 | 一歩踏み出すと見える世界 |
| 9 | 失敗を怖がらない心 |
| 10 | この一歩から始めよう |
振り返り
『勇気を出して、はじめの一歩』の読書感想文の書き方を、あらすじの型から穴埋め式テンプレート、例文まで幅広くご紹介してきました。
この小説のテーマは、「失敗が怖くても一歩踏み出すこと」「小さな一歩から始めること」「一歩が周りを変えること」の3つ。
むずかしく考えすぎなくても、大丈夫です。
心に残った場面を思い出しながら、自分が感じたことを素直に言葉にしていけば、それだけで立派な感想文になります。
とはいえ、最初の一文が思い浮かばず、手が止まってしまうこともありますよね。
そんなときは、今回ご紹介した書き出し例やテンプレートを、コピペ感覚で遠慮なく使ってみてください。
きっと、あなたらしい感想文が書けるはずですよ。
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