『時間をやくパン屋さん』の読書感想文の書き方!小学3~4年生向けの例文

『時間をやくパン屋さん』の読書感想文 感想

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時間をやくパン屋さん』の読書感想文をこれから書こうとしているみなさん、こんにちは。

この児童書は不思議なパン屋さんに集まる人たちが、それぞれの「わすれたくない時間」を注文するという、あたたかくて、少し切ないお話です。

主人公のピーターが、パン屋さんでの出来事を通して、少しずつ成長していく姿にも、心をうたれますよ。

この記事では、あらすじの型から、感想文の書き方、テンプレート、例文、書き出し、題名まで、まるごと解説していきます。

どうやって書けばいいのか迷っている……というあなたのために、小学生でも使いやすい形にまとめました。

『時間をやくパン屋さん』の読書感想文に使える「あらすじ」の型

『時間をやくパン屋さん』の読書感想文を書くときには、まず本文の中に短いあらすじを入れる必要があります。

あらすじを書きすぎると、感想文というより「本の説明」になってしまうんですよね。

そこで、感想文の中に自然に組み込みやすい、200字前後のあらすじを3パターン用意しました。

自分の書きたい雰囲気に合わせて、好きなものを選んでみてください。

パターン① 基本のあらすじ

主人公のピーターは、すきな女の子の前ではずかしい思いをして、落ちこみながら帰り道を歩いていました。すると、「時間をやくパン屋」という不思議な店を見つけます。そこでは、お客さんの忘れたくない時間を聞き取り、その時間の味やにおいをパンに焼きこんでくれるのです。ピーターは、さまざまなお客さんの注文を見ながら、自分にとって大切な時間について考えはじめます。

パターン② 登場人物にしぼったあらすじ

パン屋には、初めてサッカーでゴールを決めた少年や、亡くなった犬との思い出を残したい人、初めて父親になった男性など、いろいろなお客さんがやってきます。それぞれの「大切な時間」は、決して同じではありません。主人公のピーターは、そんなお客さんたちの姿を見ながら、自分にとって忘れたくない時間とは何かを、少しずつ見つけていきます。

パターン③ テーマを中心にしたあらすじ

この物語は、「大切な時間」は楽しい思い出だけとは限らないと教えてくれます。つらかったことや、恥ずかしかったことにも、実は意味があるのかもしれません。不思議なパン屋での体験を通して、主人公のピーターが、自分の心と向き合っていく姿が描かれています。

『時間をやくパン屋さん』の読書感想文の書き方

ここからは、『時間をやくパン屋さん』の読書感想文の書き方について、具体的に説明していきます。

大事な確認ポイントは、次の3つだけ。

  • 物語の中で「心に残る」3つのポイントをおさえること
  • そのポイントについて「自分がどう感じたか」をメモしておくこと
  • 穴埋め式テンプレートを使って、文章の形にしていくこと

この3つさえおさえれば、感想文はぐっと書きやすくなりますよ。

それでは、順番に見ていきましょう。

この本で誰もが「心に残る」3つのポイント

『時間をやくパン屋さん』の読書感想文を書くときには、次の3つのポイントを、必ずおさえておきたいところです。

  1. 大切な時間は、人によってちがうということ
  2. 失敗や悲しみも、自分の一部になるということ
  3. 相手の秘密は、大切にしなければいけないということ

この3つは、物語の中でくり返し出てくる、とても大事なテーマなんですよね。

それぞれのポイントについて、「読んでいてどう感じたか」を、簡単にメモしておくのがおすすめです。

メモの方法は、むずかしく考えなくて大丈夫。

ノートに「おどろいた」「なるほどと思った」「自分にも似た経験がある」など、思いついた言葉を書きとめるだけで十分です。

「どう感じたか」を先にメモしておくと、あとで感想文を書くときに、文章がすらすら出てくるようになりますよ。

あらすじだけをなぞった感想文と、自分の気もちが入った感想文とでは、読んだ人の印象がまったくちがいます。

ポイント① 大切な時間は、人によってちがう

パン屋には、サッカーでゴールを決めた少年や、亡くなった犬との思い出を大切にしたい人など、いろいろなお客さんがやってきます。

大きな成功だけが「大切な時間」ではないんですよね。

赤ちゃんのつめを切った、というほんの小さな時間を選んだお父さんの話を読んだとき、正直、私も少しおどろきました。

自分にとっての「わすれたくない時間」は何だろうと、考えながら読んでみてください。

ポイント② 失敗や悲しみも、自分の一部

この物語では、楽しい思い出だけでなく、つらかったことや恥ずかしかったことにも意味があると描かれています。

いやな記憶は、できれば忘れてしまいたいもの。

でも一方で、その経験があったからこそ、今の自分がいるという考え方も、とても大切だと思います。

あなたにも、今ふり返ると「あの経験があってよかった」と思える出来事、ありませんか?

ポイント③ 相手の秘密は、大切にする

パン屋には、お客さんの注文をのぞいてはいけないというやくそくがあります。

注文の中には、その人だけの大切な思い出や、まだ話したくない気もちがふくまれているからです。

人には、自分から話したいことと、まだ話したくないことがある。

このことを、この本から学べる読者は多いはずです。

友だちや家族との関係の中で、この視点、大事にしたいですね。

穴埋め式テンプレート

ここからは、先ほどの3つのポイントが自然に入る、穴埋め式のテンプレートをご紹介します。

空らんを埋めていくだけで、感想文の形になりますよ。

ステップ1 読んだきっかけを書く

「私が『時間をやくパン屋さん』を読もうと思ったのは、__________からです。」

「『時間をやく』というタイトルを見て、私は__________と思いました。」

ステップ2 簡単なあらすじを書く

「この本の主人公は、__________という男の子です。」

「主人公は、__________という出来事をきっかけに、不思議なパン屋さんを見つけます。」

「そのパン屋さんでは、__________という不思議なことができます。」

ステップ3 ポイント①を書く(大切な時間は人それぞれ)

「私が一番心に残ったのは、__________という場面です。」

「私はこの場面を読んで、自分にも__________という忘れたくない時間があることを思い出しました。」

ステップ4 ポイント②を書く(つらい時間にも意味がある)

「私は以前、__________という失敗をしたことがあります。」

「そのときは__________と思いました。でも今ふり返ると、その経験があったから__________ことができました。」

ステップ5 ポイント③を書く(相手の秘密を大切にする)

「パン屋さんのやくそくの場面を読んで、私は__________と思いました。」

「人には、自分から話したいことと、まだ話したくないことがあるのだと、__________と感じました。」

ステップ6 これからのことを書いてまとめる

「この本を読んで、私は__________ということを学びました。」

「これからは、__________という時間を大切にしたいです。」

このステップの順番通りに空らんを埋めていけば、あらすじ・自分の気もち・学んだことが、ぜんぶそろった読書感想文になります。

『時間をやくパン屋さん』の読書感想文の例文

ここからは、『時間をやくパン屋さん』の実際の読書感想文の例文を、小学生向けに文字数別でご紹介します。

800字と1200字、それぞれ一例として参考にしてみてくださいね。

800字(小学3年生向け)

【題名】わすれたくない時間ってなんだろう

わたしがこの本を読もうと思ったのは、「時間をやくパン屋さん」という、へんてこなタイトルにひかれたからだ。

時間をパンに焼くなんて、いったいどういうことなんだろう。読む前から、わくわくした。

主人公のピーターは、小学三年生の男の子。

すきな女の子の前ではずかしい思いをして、しゅんとしながら帰り道を歩いていたら、見たことのない小さなパン屋さんを見つける。

かんばんには「時間をやくパン屋」と書いてあった。

お店には、ふしぎな名前のパンがならんでいた。

お客さんが、わすれたくない時間をパン屋のおじさんに話すと、その時間の味やにおいを、パンに焼きこんでくれるのだそうだ。

サッカーで初めてゴールを決めた男の子や、死んでしまった犬との思い出をパンにしたい人など、いろんなお客さんが出てくる。

赤ちゃんのつめを切った時間をパンにしてほしいと言ったお父さんもいて、そんな小さなことも大切な時間になるんだと知った。

みんな、大切にしたい時間がぜんぜんちがっていて、これにはおどろいた。

わたしは今まで、たいせつな思い出といえば、楽しかったことだけだと思っていた。

でも、この本を読んで、それはちがうのかもしれないと思うようになった。

つらかったことや、はずかしかったことにも、意味があるのかもしれない。

それから、パン屋さんには、お客さんの注文をのぞいてはいけないというやくそくがあった。

人には、自分から話したいことと、まだ話したくないことがあるのだと思う。

このやくそくの場面を読んで、わたしは少し、どきっとした。

ピーターは、そのやくそくをやぶってしまう。

わたしは、ピーターがどうなってしまうのか、心配になった。

でも一方で、ピーターの気もちも、ちょっとわかる気がした。

わたしも、気になることがあると、つい知りたくなってしまうからだ。

ピーターがこの先どうするのか、とても気になる。

わたしも、わすれたくない時間について、考えてみたいと思った。

1200字の小学4年生向け

【題名】つらい時間にも意味がある

「時間をやくパン屋さん」というタイトルを見たとき、思わず「え、時間をパンに焼くの?」と声に出してしまった。

そのふしぎさに引かれて、この本を読みはじめた。

主人公のピーターは、小学三年生の男の子だ。

すきな女の子の前で、にくらしいライバルのせいではずかしい思いをしたピーターは、しゅんとしながら帰り道を歩いていた。

すると、今まで見たことのない小さなパン屋さんにたどりつく。

かんばんには「時間をやくパン屋」と書いてあった。

お店の中には、「わた雪たっぷりパンドーロ」など、ふしぎな名前のパンがならんでいる。

パン屋のおじさんに話を聞くと、お客さんが忘れたくない時間を教えてくれると、その時間の味やにおいを、パンに焼きこんでくれるのだそうだ。

わたしは、そんなお店があったらいいのにと思った。

お店には、いろんなお客さんがやってくる。

サッカーで初めてゴールを決めた男の子は、その時のわくわくした気もちをパンにしてほしいとたのんだ。

死んでしまった犬との、なんでもない毎日をわすれたくないというお客さんもいた。

赤ちゃんのつめを切った時間をパンにしたいと言ったお父さんもいて、これを読んだとき、わたしはちょっと胸があつくなった。

大きなできごとじゃなくても、大切な時間になるんだなと思ったからだ。

わたしは今まで、大切な思い出といえば、楽しかったことや、うまくいったことだけだと思っていた。

でも、この本を読んで、その考えは少しちがうかもしれないと気づいた。

つらかったことや、はずかしかったことにも、ちゃんと意味があるのかもしれない。

そうはいっても、いやな思い出をわざわざ思い出すのは、正直あまり気が進まない。

それでも、ピーターが考えを変えていくところを読んで、自分の失敗について考えてみたくなった。

もうひとつ、心に残った場面がある。

このパン屋さんには、お客さんの注文をこっそりのぞいてはいけないというやくそくがあった。

注文には、その人だけの大切な思い出や、だれにも見せたくない気もちが入っているからだ。

でもピーターは、あるお客さんの注文が気になって、つい見てしまう。

わたしは、この場面を読んで、少しどきっとした。

わたしにも、友だちの秘密が気になって、知りたくなってしまうことがあるからだ。

人には、自分から話したいことと、まだ話したくないことがある。

そのことを、わたしはこの本から教えてもらった気がする。

ピーターがこのあと、どうなってしまうのか。

やくそくをやぶってしまったピーターのことが、とても気になった。

でも一方で、失敗してしまったからこそ、気づけることもあるのかもしれないとも思った。

わたしも、当たり前だと思っていた時間がたくさんあったことに気づいた。

家族と話す時間や、友だちと遊ぶ時間も、いつか大切な思い出になるのかもしれない。

この本を読んで、忘れたくない時間について、じっくり考えてみたいと思うようになった。

これからは、なにげない毎日の時間も、大切にしていきたい。

書き出し例×5

① タイトルから想像して始める

「時間をやくパン屋さん」という題名を見たとき、私は「時間をどうやってパンにするのだろう」と不思議に思った。パン屋さんで時間を焼くというのは、どんなことなのか知りたくなって、この本を読むことにした。パン屋という身近な場所と、時間という目に見えないものが結びついているところに、とても興味がわいた。読み始める前から、わくわくした気もちでいっぱいだった。

② 自分の思い出から始める

私には、ずっとわすれたくない大切な思い出がある。それは、家族といっしょに旅行に行ったときの時間だ。『時間をやくパン屋さん』を読んで、私は自分にとって大切な時間について、あらためて考えることになった。もし自分の思い出をパンにできるなら、どの時間を選ぶだろう。そんなことを想像しながら、ページをめくった。

③ 「もしも」から始める

もし、自分の大切な思い出をパンにして残すことができたら、私はどの時間を選ぶだろう。『時間をやくパン屋さん』を読んで、私はそんなことを想像した。楽しかった時間だけでなく、つらかった時間も選ぶかもしれない。読み進めるうちに、その理由が少しずつわかってきた。

④ 忘れたい経験から始める

私は、できれば忘れてしまいたいと思っていた失敗がある。でも、『時間をやくパン屋さん』を読んで、その失敗も今の自分にとって大切な時間なのかもしれないと思うようになった。いやな記憶ほど、実は自分を成長させてくれるのかもしれない。この本は、そんな気づきを私にくれた一冊だった。

⑤ 読み終わった後の気持ちから始める

この本を読み終わったとき、私は「大切な時間は、楽しい時間だけではないんだ」と思った。今まであまり考えたことのなかった「時間」について、もっと考えてみたくなった。ふだん何気なく過ごしている毎日にも、実はたくさんの大切な時間がかくれているのかもしれない。

題名の例×10

感想文の題名に迷ったら、以下の一覧から選んでみてください。

No. 題名
1 私の忘れたくない時間
2 大切な時間をパンにしたら
3 忘れたくない思い出
4 私にとって大切な時間
5 思い出は心の中に
6 楽しい時間も、つらい時間も
7 忘れたくない時間の意味
8 時間を大切にするということ
9 時間について考えてみた
10 この時間を大切にしたい

とくにおすすめなのは、「私の忘れたくない時間」「楽しい時間も、つらい時間も」「この時間を大切にしたい」の3つ。

どれも、自分の思い出につなげやすい題名になっています。

振り返り

『時間をやくパン屋さん』の読書感想文の書き方について、あらすじの型からテンプレート、例文、書き出し、題名まで、まとめてご紹介してきました。

この本のテーマは、大切な時間は人によってちがうということ、そしてつらい時間にも意味があるということ。

むずかしく考えすぎなくて、大丈夫です。

まずは、自分にとっての「わすれたくない時間」を、ひとつ思い出すところから始めてみてください。

今回ご紹介したテンプレートに沿って書いていけば、きっとあなたらしい、心のこもった読書感想文が完成するはずです。

この記事が、あなたの読書感想文作りの助けになればうれしいです。

自分の言葉で、自分の思い出を書いた感想文は、きっと読んだ人の心にも残りますよ。

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