『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文の書き方&中高生の例文

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文 感想

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ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文を書こうとして、何から手をつければいいか困っていませんか。

本作は、時間の流れが反対の世界に生きる二人の恋を描いた、切なくも美しい恋愛小説です。

作者は七月隆文さんで、京都を舞台にした独特の設定が多くの読者の心をつかんできました。

この記事では書き方はもちろん、具体的な例文、題名、書き出しまで、コピペしても使えるテンプレート形式で、あなたのためにていねいに解説していきます。

まだ読み終えたばかりで、この本の感想をどう文章にすればいいか悩んでいる中学生・高校生のあなたにとって、きっと力になれる内容です。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文に使える「あらすじ」の型

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文を書くときは、まず本文の中に短いあらすじを入れる必要があります。

あらすじが長すぎると、肝心の感想部分が書けなくなってしまうもの。

ここでは、200字前後にまとめた3つのタイプのあらすじを用意したので、自分の書きたい感想の方向性に合わせて、好きなタイプを選んでみてください。

タイプ①:出会いを中心にしたあらすじ

京都の美大に通う南山高寿は、電車の中で見かけた女性、福寿愛美に一目でひかれ、勇気を出して声をかけた。再会した二人はやがて付き合い始め、高寿にとっては初めてづくしの幸せな日々が続いていく。しかし、愛美の言動には、どこか不思議なところがあった。

タイプ②:時間の秘密を中心にしたあらすじ

高寿は愛美と交際を続けるうちに、彼女の言動にいくつもの違和感を覚えるようになった。まだ話していないことを知っていたり、これから起こることを先回りしていたりしたのだ。やがて、二人の時間には、ある大きな秘密がかくされていることが明らかになっていく。

タイプ③:限られた時間を中心にしたあらすじ

高寿と愛美が同じ時間を過ごせるのは、決して長い期間ではなかった。それでも二人は、一緒に過ごす一日一日を、かけがえのないものとして大切にしていった。限られた時間だからこそ、二人の恋には特別な意味があったのだ。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文の書き方

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文をスムーズに書くために、この物語のテーマを3つ確認しておきましょう。

そのうえで、それぞれの点を感想文にどう組み込めばいいのか、穴埋め式テンプレートを使ってサポートしていきます。

むずかしく考える必要はありません。順番に埋めていくだけで、感想文の形になっていきますよ。

この物語のメインとなる3つのテーマとポイント

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文を書くうえで、外せないテーマとポイントが3つあります。

この3つさえおさえておけば、内容の濃い感想文に仕上がるはずです。

  1. 今この瞬間を大切にすること
  2. 相手の立場に立って考えること
  3. 出会いと別れの意味

この3つについて、それぞれ「自分はどう感じたか」をメモしておくのがおすすめです。

メモといっても、むずかしく考える必要はありません。

「驚いた」「切なかった」「はっとした」など、そのとき感じた気持ちを、一言でノートやスマホのメモ帳に書き出すだけでOKです。

あらすじだけを並べた文章は、感想文とは呼べません……。

あらすじの説明はあくまで背景で、大切なのは自分自身の気持ちの動き。

メモをとっておけば、あとで文章を組み立てるときに、気持ちの部分をすぐに思い出して書けるようになります。

①今この瞬間を大切にすること

高寿と愛美が過ごす時間には、普通の恋愛とは違う特別な意味があります。

だからこそ、何気ない会話や食事のひとつひとつが、大切なものとして描かれているのです。

正直、私はこの部分を読んだとき、自分の日常をあまり大切にできていなかったことに気づき、少しはっとしました。

「いつでも会える」と思っているときと、限られた時間だと分かったときで、気持ちはどう変わるでしょうか。

この視点を感想文に入れてみましょう。

②相手の立場に立って考えること

この作品では、自分から見た世界と、相手から見た世界が同じとは限らないということが、丁寧に描かれています。

愛美は、高寿には見えない事情をかかえながら、それでも高寿を大切にしようとしていました。

私はこの部分を読んで、正直、少し胸をつかれるものがありました。

自分が知っていることを相手も知っているとは限らない、という視点を、感想文に取り入れてみてください。

③出会いと別れの意味

この物語では、出会いそのものが、特別な意味を持っています。

くわしい結末はあえてここでは書きませんが、読み終えたあと、じんわりと心に残るものがあることは間違いありません。

「別れがあるからこそ、出会いには意味があるのではないか」という問いを、自分の言葉で考えてみてくださいね。

穴埋め式テンプレート

ここからは、先ほどの3つのポイントを感想文に組み込むための、穴埋め式テンプレートを紹介します。

ステップに沿って空欄を埋めていくだけで、感想文が完成する形になっていますよ。

STEP1 この本を選んだ理由

私が『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を選んだ理由は、(       )です。

特に「(       )」というタイトルが気になり、(       )と思いました。

STEP2 簡単なあらすじ

主人公の(       )は、ある日、(       )という女性と出会います。

二人は少しずつ距離を縮めていきますが、彼女の言動には(       )ような不思議なところがありました。

STEP3 最も印象に残った場面

私が最も印象に残ったのは、(       )の場面です。

その場面を読んだとき、私は(驚き/悲しさ/切なさ/       )を感じました。

なぜなら、(       )と思ったからです。

STEP4 「今この瞬間を大切にする」について

主人公たちにとっては、普通の人なら当たり前だと思う(       )という時間にも特別な意味があります。

私はこのことから、普段の(家族との時間/友達との会話/学校生活/       )も、決して当たり前ではないのだと思いました。

STEP5 「相手の立場に立つ」について

主人公から見ると(       )ように見えることでも、相手から見ると(       )だったのだと思います。

私も以前、友達の(       )という行動を見て、(       )と思ったことがあります。

STEP6 「出会いと別れ」について

私は、出会いとは単に(       )ことではなく、(       )ことなのだと思いました。

私にも、これまでに(       )という大切な出会いがありました。

STEP7 これから自分がしたいこと

この作品を読んで、私はこれから(       )したいと思います。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は私に、「(       )」ということを教えてくれました。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文の例文

ここからは私がに中学生・高校生になりきって書いた『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の感想文の例文を、それぞれの文字数別に紹介していきます。

1200字と2000字の2パターンを用意したので、原稿用紙の枚数に合わせて参考にしてみてくださいね。

1200字の中学生向け

【題名】明日も続くと思っていた時間

私は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を読んで、時間の大切さについて深く考えさせられた。

主人公の南山高寿は、京都の美大に通う大学生だ。

ある朝、電車の中で一人の女性を見かけ、高寿は一目でひかれてしまう。

その女性、福寿愛美を追いかけて声をかけたことから、物語は始まっていく。

再会した二人はやがて付き合い始め、高寿にとっては初めてのことばかりの、幸せな日々が続いていった。

しかし、その途中で高寿は、愛美の言動にいくつもの違和感を覚えるようになる。

まだ話していないことを愛美が知っていたり、これから起こることを先回りしていたり。

正直、私もこの場面を読んだとき、何が起きているのか分からず、少し戸惑ってしまった。

やがて、愛美には大きな秘密があることが明らかになっていく。

この物語を読んで、私が一番心に残ったのは、当たり前だと思っていた毎日の尊さだ。

高寿と愛美が過ごす時間には、普通の恋愛とは違う特別な意味がある。

だからこそ、何気ない会話や食事の一つ一つが、とても大切なものとして描かれているのだ。

私はふだん、明日も学校へ行き、来週も友達と話し、来月も同じような毎日が続くと思っている。

でも、この本を読んで、その「当たり前」は本当に当たり前なのだろうかと考えさせられた。

もう一つ印象に残ったのは、相手の立場に立って考えることの大切さだ。

愛美は、高寿には見えない事情をかかえながら、それでも高寿を大切にしようとしていた。

自分から見える景色と、相手から見える景色は、同じとは限らない。

このことに気づいたとき、私は正直、はっとさせられた。

私も以前、友達の態度を見て、勝手に「冷たいな」と決めつけてしまったことがある。

でも、その友達にも、私の知らない事情があったのかもしれない。

そう考えると、少し反省の気持ちがわいてきた。

とはいえ、相手の気持ちを全部理解するのは、簡単なことではないとも思う。

それでも、想像しようとする姿勢だけは忘れたくないと感じた。

この場面を読んでから、私は友達との接し方について、少し考えるようになった気がする。

高寿と愛美の出会いは、二人にとって特別な意味を持つものだった。

出会いとは、ただ人と知り合うことではなく、その後の自分を変えていくきっかけになるものなのだと思う。

私にも、これまでの自分を変えてくれた出会いがいくつかある。

友達との出会いや、先生からもらった一言など、思い返すといろいろな出会いがあった。

この本を読んで、そうした出会いを、もっと大切にしていきたいと思うようになった。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、恋愛小説でありながら、時間や出会いについて考えさせてくれる一冊だった。

読み終えたとき、私は少しさびしいような、それでいてあたたかいような、不思議な気持ちになった。

これからは、当たり前に思える毎日を、一日一日大切に過ごしていきたい。

2000字の高校生向け

【題名】出会えたことの意味

私は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を読み終えたあと、しばらく本を閉じたまま、ぼんやりしてしまった。

それくらい、心の中に残るものが大きい作品だった。

主人公の南山高寿は、京都の美大に通う大学生だ。

ある朝、電車の中で一人の女性を見かけ、高寿は理由もなく強くひかれてしまう。

思い切って声をかけたその女性、福寿愛美との出会いから、物語は動き出していく。

この最初の場面を読んだとき、私は「こんな出会い方、少しうらやましいな」と感じた。

自分にはなかなかできない行動を、高寿がまっすぐにやってのけたからだ。

再会した二人はやがて付き合い始め、高寿にとっては初めてづくしの、幸せな日々が続いていく。

一緒に食事をしたり、手をつないだり、名前を呼び合ったり。

そのひとつひとつが、高寿にとっては特別な瞬間として描かれていた。

私はその様子を読みながら、自分の日常を振り返ってみた。

家族と過ごす時間や、友達とたわいもない話をする時間を、私はどれだけ大切にできているだろうか。

正直、あまり意識してこなかったなと、少し反省してしまった。

物語が進むにつれて、高寿は愛美の言動に、いくつもの違和感を覚えるようになる。

まだ話していないはずのことを、愛美が知っていることがあった。

これから起こることを、まるで先回りしているように見えることもあった。

読んでいる私も、高寿と同じように、不思議な気持ちに包まれていった。

いったい愛美には、どんな秘密があるのだろう。

そう考えながらページをめくる手が、自然と早くなっていったのを覚えている。

やがて、愛美がかかえている大きな秘密が、少しずつ明らかになっていく。

くわしい内容は、ここではあえて書かないでおきたい。

ぜひ本を手に取って、自分の目で確かめてほしいと思う。

この物語を読んで、私が一番強く感じたのは、当たり前だと思っている毎日の尊さだ。

高寿と愛美が過ごす時間には、普通の恋愛とはまったく違う、特別な意味がある。

だからこそ、何気ない会話や、一緒に過ごす時間のひとつひとつが、とても大切なものとして描かれているのだ。

私はふだん、明日も学校へ行き、来週も友達と話し、来月も同じような毎日が続くと、なんとなく思っている。

でも、この本を読んで、その「当たり前」は本当に当たり前なのだろうかと、あらためて考えさせられた。

もし今、大切な人と過ごせる時間に限りがあると分かったら、私はどう過ごすだろう。

そんなことを考えながら読み進めていくうちに、胸の奥が少しずつあたたかくなっていくのを感じた。

物語の中で、もう一つ心に残ったのは、相手の立場に立って考えることの大切さだ。

愛美は、高寿には見えていない事情をかかえながら、それでも高寿を大切にしようとしていた。

自分から見える景色と、相手から見える景色は、必ずしも同じではない。

このことに気づいたとき、私は正直、はっとさせられた。

私にも、思い当たることがあったからだ。

以前、友達がそっけない態度をとったとき、私は「冷たいな」と勝手に決めつけてしまったことがある。

でも、今考えると、その友達には、私の知らない事情があったのかもしれない。

そう思うと、少し申し訳ない気持ちになった。

とはいえ、相手の気持ちをすべて理解するのは、簡単なことではないとも思う。

自分とは違う立場の人の気持ちを、完全に想像しきることはできないかもしれない。

でも一方で、想像しようとする姿勢だけは、忘れずにいたいと感じた。

物語の中で高寿が、愛美の事情を知ったあとも、変わらず愛美を大切にしようとする姿を見て、私はそのことを強く実感した。

高寿と愛美の出会いは、二人にとって、とても特別な意味を持つものだった。

出会いとは、ただ人と知り合うということだけではないのだと、私は思う。

その後の自分の考え方や生き方を、少しずつ変えていくきっかけになるものなのではないだろうか。

私にも、これまでの自分を変えてくれた出会いが、いくつかある。

部活動の先輩からもらった一言や、何気ない友達との会話が、今の自分をつくっている気がする。

その時は気づかなかったけれど、あとから振り返ると、大きな意味を持っていた出会いばかりだ。

この本を読んで、私はそうした出会いのひとつひとつを、もっと大切にしていきたいと思うようになった。

読み終えたあと、私はしばらく、自分の毎日について考え続けていた。

明日も、来週も、来月も、当たり前のように続いていくと思っている日常。

でも、その一日一日は、本当は当たり前などではなく、かけがえのないものなのかもしれない。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』というタイトルには、そんな時間の不思議さと大切さが、ぎゅっと詰まっているように感じた。

この本を読み終えた今、私は、大切な人と過ごす時間の長さよりも、その時間をどんな気持ちで過ごすかのほうが、ずっと大事なのではないかと思うようになった。

これからは、当たり前に思える毎日を、一日一日、大切に過ごしていきたい。

書き出し例×5

①「時間の大切さ」から始める

私たちは普段、時間がいつまでも続くような気持ちで生活している。

明日も学校へ行き、来週も友達と話し、来月も同じ毎日が続くと思っている。

でも、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を読んで、当たり前だと思っている時間こそ、大切にしなければならないのだと考えるようになった。

②タイトルへの疑問から始める

「明日なのに、昨日のきみとデートする」とは、いったいどういうことなのだろう。

私はこの不思議なタイトルに興味を持ち、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を読み始めた。

読み進めるうちに、このタイトルには、二人の関係を表す大きな意味が込められていることが分かった。

③「もし自分だったら」から始める

もし、大切な人と過ごせる時間に限りがあると分かったら、私はどうするだろう。

今までと同じように過ごすのか、それとも一日一日を大切にするのか。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を読んで、私はそんなことを考えた。

④自分の日常から始める

私は毎日、家族とご飯を食べたり、友達と学校で話したりしている。

いつも繰り返していることなので、それが特別な時間だとはあまり考えていなかった。

しかし、この作品を読んで、何気ない会話や一緒に過ごす時間にも、大きな意味があるのだと気づいた。

⑤出会いについて考えて始める

人は、たくさんの人と出会いながら生きている。

その中には、しばらくすると忘れてしまう出会いもあれば、その後の自分を変えてしまうような出会いもある。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を読んで、私は「人と出会うことには、どんな意味があるのだろう」と考えた。

題名の例×10

No. 題名の例
1 今この瞬間を大切に
2 本当に大切な時間とは
3 出会えたことの意味
4 限られた時間の中で
5 明日も続くと思っていた時間
6 相手の気持ちを考えるということ
7 出会いと別れが教えてくれたこと
8 一緒に過ごす時間の大切さ
9 「当たり前」が当たり前ではないということ
10 ぼくは今日という時間を大切にしたい

中学生には、恋愛だけでなく家族や友達との日常にも結びつけやすい「一緒に過ごす時間の大切さ」がおすすめです。

高校生には、人との出会いが自分をどう変えるかまで考察できる「出会えたことの意味」が書きやすい題名です。

振り返り

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の読書感想文の書き方について、あらすじの型から例文、書き出し、題名まで、まとめて解説してきました。

むずかしく考えすぎなくても大丈夫。

3つのポイントをメモしながら、穴埋め式テンプレートに沿って書いていけば、あなたらしい感想文が自然と完成するはず!

高寿と愛美の物語には、今この瞬間の大切さ、相手を思いやる気持ち、そして出会いの意味が、ぎゅっと詰まっています。

この記事を参考にすれば、あなたにもきっと、心に残る読書感想文が書けること間違いなしですよ。

ぜひ自分の言葉で、高寿と愛美への思いを綴ってみてください。

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