『くりぃむぱん』の読書感想文を、これから書こうとしているみなさん。
「あらすじがうまくまとめられない」「何を書けばいいかわからない」と、悩んでいませんか。
私がこの本の読書感想文の書き方(例文・題名・書き出しまで)、まるっとサポートしますよ。
テンプレートに沿って穴埋めするだけで、小学生のみなさんでも感想文が完成する内容になっています。
『くりぃむぱん』は、大家族の中で暮らす女の子・香里と、事情をかかえた女の子・未果、ふたりの友情を描いた本。
読めば読むほど、家族というテーマの奥深さに気づかされる一冊です。
ぜひ最後までしっかり読んで、自分だけの感想文を仕上げてくださいね。
『くりぃむぱん』の読書感想文に使える「あらすじ」の型
『くりぃむぱん』の読書感想文を書くときには、まずあらすじを短くまとめる力が必要です。
ここでは、感想文の中に組み込みやすい200字前後のあらすじを、3つのタイプに分けてご紹介します。
状況に合わせて、好きなタイプを選んでくださいね。
タイプ1:登場人物紹介から始めるあらすじ
主人公は、小学四年生の香里。下宿屋を営む五世代九人の大家族の中で暮らしています。そこへある日、親戚の未果という女の子が、お父さんと一緒にやってきました。未果は勉強も運動もできる、しっかり者の女の子。あっという間にクラスの人気者になった未果を見て、香里は複雑な気持ちをかかえるようになります。やがてふたりは、あるできごとをきっかけに、少しずつ心を通わせていくことになります。
タイプ2:印象的な場面から始めるあらすじ
『くりぃむぱん』というタイトルの通り、物語のカギをにぎるのは一つのパンです。未果が大事にお金を貯めて買った、つるかめ堂のくりぃむぱん。それを香里に差し出す場面が、この物語の大きな転機となります。すれちがっていたふたりの気持ちが、パンを分け合うことで少しずつ近づいていく。五世代の大家族の中で育った香里と、父ひとり子ひとりで生きてきた未果。境遇のちがうふたりが、友情を育んでいく心温まる物語です。
タイプ3:テーマから始めるあらすじ
『くりぃむぱん』は、友情と家族のつながりをえがいた児童小説です。小学四年生の香里の家に、親戚の未果がやってきたことから物語は動き出します。みんなに好かれる未果に対して、香里はしだいに複雑な感情をいだくようになります。でも一方で、未果にも人には言えない事情がありました。ふたりがおたがいを理解していく過程を通じて、「つながりの大切さ」が描かれています。
『くりぃむぱん』の読書感想文の書き方
『くりぃむぱん』の読書感想文を書くときに、おさえておきたい大雪なポイントは3つあります。
この3つさえ意識できれば、感想文の骨組みはできたようなもの。
この後、それぞれのポイントをくわしく解説していきます。
さらに、穴埋め式のテンプレートも用意しましたので、実際に書きながら進めていってくださいね。
絶対に押さえたいこの本の大切な3つのテーマやポイント
『くりぃむぱん』の感想文で必ず触れておきたい要点は、次の3つです。
- 香里が未果に対していだく、友情と嫉妬の複雑な気持ち
- 大家族の香里と、父子家庭の未果、それぞれの「家族」や「つながり」
- おたがいを知っていく中で生まれる、相手への理解と思いやり
この3つを見つけたら、必ず「自分はそれをどう感じたか」をメモしておきましょう。
やり方は簡単です。
ノートやメモ帳に、「本の内容」「似たような自分の体験」「そのとき思ったこと」の3つを、それぞれ一行ずつ書き出してみてください。
この作業、めんどうに感じるかもしれません。
でも実は、感想文を書くうえで一番大事な作業なんですよ。
なぜなら、読書感想文は「あらすじの説明」ではなく、「自分がどう感じたか」を伝える文章だからです。
あらすじばかり書いてしまって、なかなか自分の気持ちを書けない……という経験、ありませんか。
そのメモがあれば、迷わず自分の言葉で感想を書き進めることができますよ。
ポイント1:友情と嫉妬の複雑な気持ち
香里は、勉強も運動もできてみんなに好かれる未果を見て、最初はうれしく思っていました。
とはいえ、すぐにその気持ちは変わっていきます。
みんなにちやほやされる未果を見て、だんだんもやもやした気持ちをかかえるようになるのです。
友だちに対して、素直に喜べなかった経験。
これ、意外とだれにでもあるのではないでしょうか。
自分の体験と重ねながら、香里の気持ちを読み解いてみましょう。
ポイント2:家族や「つながり」の大切さ
香里の家は、五世代九人の大家族と、下宿人ふたりが暮らす、にぎやかな家です。
一方、未果はお父さんとふたりで暮らしてきました。
この境遇のちがいこそ、『くりぃむぱん』というテーマを読み解くカギ。
未果が大事に貯めていたお金で、つるかめ堂のくりぃむぱんを買ってくる場面があります。
このパンには、どんな意味がこめられているのか。
ぜひ想像しながら読んでみてください。
ポイント3:相手への理解と思いやり
未果には、周りからは見えない事情がありました。
その事情を知っていく中で、香里の気持ちは少しずつ変化していきます。
表面だけを見て人を判断してしまうこと、ありませんか。
この物語は、そんな私たちに大切な問いを投げかけてくれます。
結末がどうなるかは、ぜひ実際に本を読んで確かめてくださいね。
穴埋め式テンプレート
ここからは、先ほどの3つのポイントを盛りこんだ、穴埋め式のテンプレートをご紹介します。
空欄を埋めていくだけで、感想文の形になっていきますよ。
ステップ1:出会いと第一印象を書く
私は、__________という理由で『くりぃむぱん』を選びました。
読む前は__________という印象でしたが、読んでみると__________と感じました。
ステップ2:友情と嫉妬について書く
香里が未果に対して__________と感じる場面を読んで、私は__________と思いました。
私にも、友だちに対して__________と感じたことがあります。
ステップ3:家族やつながりについて書く
私は、__________という場面が一番心に残りました。
私にとっての「家族」や「つながり」とは、__________だと思います。
ステップ4:理解と思いやりについて書く
香里が未果のことを__________と思うようになった場面を読んで、私は__________と感じました。
私が一番感動したのは、__________という場面です。
ステップ5:学んだことをまとめる
この本を読んで、私は__________ということを学びました。
これからは、__________というふうに行動していきたいです。
『くりぃむぱん』は、__________という人におすすめしたい本です。
小学生向け『くりぃむぱん』の読書感想文の例文
ここからは、『くりぃむぱん』の読書感想文の例文をご紹介します。
小学生向けに、800字と1200字、2つの長さで用意しました。
そのままコピペするのではなく、自分の言葉に置きかえながら参考にしてもらえるとうれしいです。
800字(原稿用紙2枚)
【題名】くりぃむパンが教えてくれたもの
私はこの夏、『くりぃむパン』という本を読んだ。
表紙にパンの絵が描いてあって、はじめはおいしそうなパン屋さんの話だと思っていた。
でも読んでみると、全然ちがう話だった。
家族と友情について、じっくり考えさせられる物語だったのだ。
主人公は、小学四年生の香里という女の子だ。
香里の家は下宿屋をしていて、五世代九人の大家族と、下宿人がふたり暮らしている、とてもにぎやかな家だった。
そこへある日、親戚の未果という女の子が、お父さんと一緒にやってきた。
未果は背が高くてきれいで、勉強も運動もできる子だった。
あっという間にクラスの人気者になった未果を見て、香里は最初はうれしかった。
でも、すぐに気持ちが変わっていった。
みんなにちやほやされる未果を見ていると、なんだかもやもやしてしまうのだ。
私にも、似たような経験がある。
仲の良い友だちが、先生にほめられたとき、素直に喜べなかったことがあった。
あのとき、私は自分のせまい心にちょっと驚いた。
香里の気持ちを読んで、私だけじゃなかったんだと、少しほっとした。
だれかをうらやましく思う気持ちは、きっとだれの中にもあるのだと思う。
物語が進むと、未果には未果なりの事情があることがわかってくる。
お金にこだわってしまう未果の姿には、じつは切ない理由がかくされていた。
表面だけを見て決めつけてはいけないと、私は強く感じた。
そして、未果が勇気を出して香里のためにつるかめ堂のくりぃむパンを買ってくる場面。
ここが一番心に残った。
ふたりはそのパンを分け合って食べる。
ただのパンなのに、なんだか特別なものに見えてきて、私は少し胸が熱くなった。
この本を読んで、私は人の気持ちを決めつけないことの大切さを学んだ。
これからは、友だちの背景にある気持ちも想像しながら付き合っていきたいと思う。
『くりぃむパン』は、そんな大事なことをやさしく教えてくれる一冊だった。
1200字(原稿用紙3枚)
【題名】くりぃむパンがつないだ気持ち
私はこの夏休み、宿題の読書として『くりぃむパン』という本を読んだ。
表紙にパンの絵が描いてあって、はじめはおいしそうなパン屋さんが出てくる話だと思っていた。
でも実際に読んでみると、パン屋さんの話ではなく、ふたりの女の子の友情と、大きな家族の物語だった。
読み終えたあとも、しばらく本を閉じられなかった。
それくらい、私の心に深く残る物語だった。
主人公は、小学四年生の香里という女の子だ。
香里の家は下宿屋をしていて、五世代九人の大家族と、下宿人がふたり暮らしている、とてもにぎやかな家だった。
そんな香里の家に、親戚の未果という女の子が、お父さんと一緒にやってきた。
未果は、お父さんとふたりだけで生きてきた子だった。
未果は背が高くてきれいで、勉強も運動もできる、しっかり者の女の子だった。
あっという間にクラスの人気者になった未果を見て、香里は最初はうれしかった。
でも、すぐに気持ちが変わっていった。
学校でも家でも「未果ちゃん、未果ちゃん」とちやほやされる未果を見ていると、なんだかもやもやしてしまうのだ。
私にも、似たような経験がある。
仲の良い友だちが、先生にほめられたとき、素直に喜べなかったことがあった。
あのとき、私は自分のせまい心にちょっと驚いた。
だれかをうらやましく思う気持ちは、きっとだれの中にもあるのだと思う。
香里の気持ちを読んで、私だけじゃなかったんだと、少しほっとした。
物語が進むと、未果には未果なりの事情があることがわかってくる。
お金にこだわってしまう未果の姿には、じつは切ない理由がかくされていた。
表面だけを見て決めつけてはいけないと、私は強く感じた。
人にはそれぞれ、外からは見えない事情があるのだと思う。
それに気づけたことは、私にとって大きな発見だった。
そして、未果が勇気を出して、香里のためにつるかめ堂のくりぃむパンを買ってくる場面。
ここが一番心に残った。
ふたりはそのパンを分け合って食べる。
ただのパンなのに、なんだか特別なものに見えてきて、私は少し胸が熱くなった。
この場面を読んだとき、正直に言うと、少しだけ涙が出そうになってしまった。
本の中には「生きるって…せつないね」という言葉も出てくる。
この言葉の意味を、私は最初はよくわからなかった。
でも、香里と未果の物語を読み終えたとき、少しだけわかった気がした。
人と人とがわかりあうまでには、時間もかかるし、痛みもともなうのだと思う。
とはいえ、その痛みの先には、きっとあたたかいものが待っている。
この本を読んで、私は人の気持ちを決めつけないことの大切さを学んだ。
相手の背景を知ろうとせずに、見た目だけで判断してしまうのは、とてももったいないことだと気づかされた。
これからは、友だちの背景にある気持ちも想像しながら付き合っていきたいと思う。
『くりぃむパン』は、そんな大事なことをやさしく教えてくれる一冊だった。
書き出し例×5
書き出し例1:タイトルと選んだ理由から
私は夏休みに、『くりぃむぱん』という本を読んだ。
読書感想文の課題図書に選ばれていると聞いて、興味を持ったのがきっかけだ。
読み始める前は、パン屋さんのお話だと思っていた。
でも実際に読んでみると、二人の女の子の友情と家族の物語だった。
この本を選んで、本当によかったと思う。
書き出し例2:印象的なセリフから
「生きるって…せつないね」。
このセリフが、読み終わった今もずっと頭からはなれない。
『くりぃむぱん』という本に出てくる言葉だ。
この言葉を読んだとき、私は「なぜせつないのだろう」と考えこんでしまった。
生きるってどういうことなのか、たくさん考えさせられた一冊だった。
書き出し例3:自分の体験から
じつは私も、友だちに嫉妬してしまったことがある。
その友だちは、みんなにちやほやされて、勉強も運動もできる子だった。
そんなとき出会ったのが、『くりぃむぱん』という本だ。
登場人物の香里という女の子が、私と同じ気持ちを持っていることに気づいて、正直かなり驚いた。
この本には、私の気持ちを代弁してくれるような場面がたくさんあった。
書き出し例4:印象的な場面から
つるかめ堂のくりぃむぱんを、二人で分け合って食べる場面。
この場面が、私は一番心に残っている。
『くりぃむぱん』という本の中では、くりぃむぱんがただのパンではなく、二人の友情をつなぐ特別なパンのようにえがかれていた。
なぜ、くりぃむぱんがそんなに大切だったのか。
その理由を知ったとき、思わず胸が熱くなった。
書き出し例5:問いかけから
もし、あなたの家に突然、同じ年ごろの親戚の子が引っこしてきたら、どうしますか。
うれしく思いますか、それとも不安になりますか。
『くりぃむぱん』という本は、そんなできごとから始まる物語だ。
主人公の香里は、初めはうれしかったのに、すぐに嫉妬の気持ちで苦しむことになる。
その揺れ動く気持ちが、とても丁寧にえがかれている一冊だ。
題名の例×5
感想文の題名に迷ったときは、テーマやキーワードから考えてみるのがおすすめですよ。
| タイプ | 題名の例 |
|---|---|
| 友情・つながりをテーマに | 友だちってすごい! |
| 本の中のキーワードを使う | 生きるって、せつないね |
| 本の特徴的なアイテムを入れる | つるかめ堂のくりぃむぱん |
| 学んだことを題名に | かけがえのない友だち |
| 自分の変化を表現 | 嫉妬から友情へ |
振り返り
ここまで、『くりぃむぱん』の読書感想文の書き方・例文・題名・書き出しについて、まとめてご紹介してきました。
あらすじの型、3つの重要ポイント、穴埋め式テンプレート、そして800字・1200字の例文まで、一通りそろえておきました。
この記事をテンプレートとして使えば、あとは自分の気持ちを埋めていくだけ。
もう、白い原稿用紙を前にして固まってしまう必要はありません。
香里と未果、境遇のちがうふたりが少しずつわかりあっていく物語を通じて、あなた自身の経験も、きっと思い出されるはずです。
その気持ちを、素直に言葉にしてみてください。
あなたにも、きっといい感想文が書けますよ。
ぜひ自信を持って、書き上げてくださいね。
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