『6days 遭難者たち』の読書感想文の書き方と中高生向けの例文まとめ

『6days 遭難者たち』の読書感想文 感想

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6days 遭難者たち』の読書感想文を、どう書けばいいのか悩んでいませんか。

本作は、安田夏菜さんによる児童文学作品で、同じ高校に通う三人の女子高生が、日帰りのつもりで登った山で遭難してしまうという、緊迫の物語です。

命の重さや家族というテーマを描いた小説として、2024年の課題図書にも選ばれた話題作なので、これから感想文を書く人も多いはず。

この記事では、書き方はもちろんのこと、例文・題名・書き出し・コピペ可のテンプレートまで丁寧にまとめました。

中学生の方にも高校生の方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

『6days 遭難者たち』の読書感想文に使える「あらすじ」の型

『6days 遭難者たち』の読書感想文を書くとき、まず悩むのが「あらすじ」の書き方ではないでしょうか。

ここでは、感想文の本文にそのまま組み込みやすい、200字前後のあらすじを3パターン用意しました。

自分の感想文のスタイルに合わせて、好きなものを選んでみてください。

タイプ1:ストーリー重視のあらすじ

同じ高校に通う美玖、亜里沙、由真の三人は、日帰りのつもりで登山に出かける。しかし下山の計画を少し変えたことがきっかけで道に迷い、遭難してしまう。電波は届かず、食料も底をつき、寒さと恐怖のなかで夜を過ごすことに。六日間のサバイバル生活のなかで、三人はそれぞれ抱えていた悩みと向き合っていく。

タイプ2:心情重視のあらすじ

祖父への後悔を抱える美玖、母の病気に怯える亜里沙、家族の中で孤独を感じる由真。三人はそれぞれ違う悩みを抱えながら山に登るが、遭難という極限状態に陥ってしまう。生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされたとき、日常では見えなかった自分の弱さや家族への思いが、少しずつ形を変えていく心理描写が印象的な作品だ。

タイプ3:教訓重視のあらすじ

「初心者向きの山」「日帰りで帰れる山」だからと油断していた三人は、思いがけず遭難してしまう。標高が低い山でも起こりうる遭難の怖さと、命の重さを描いた物語だ。巻末には山岳遭難アドバイザーによる「遭難を防ぐための五か条」も掲載されており、自然への畏敬と準備の大切さを教えてくれる一冊になっている。

『6days 遭難者たち』の読書感想文の書き方

『6days 遭難者たち』の読書感想文を書くうえで、確認しておきたい重要なポイントは3つあります。

この3つさえ押さえておけば、感想文の骨組みはほぼ完成したようなもの。

さらに、それをもとにした穴埋め式のテンプレートも用意しましたので、順番に見ていきましょう。

この本のメインテーマとなる3つのポイント

『6days 遭難者たち』の読書感想文を書くなら、必ず盛り込みたい要点が3つあります。

まずは、その3つを簡単に確認しておきましょう。

  1. 命の重さと、生と死の狭間での自己発見
  2. 弱さを受け入れてこそ強くなれるという成長
  3. 自然への畏敬と、準備の大切さ

この3つのポイントについて、ただ内容を説明するだけでは、感想文としてはちょっと物足りません。

大切なのは、それぞれに対して「自分はどう感じたか」をメモしておくことです。

ノートやスマホのメモ帳に、キーワードだけでも構わないので、思ったことをそのまま書き出してみてください。

「怖いと思った」「自分にも似た経験がある」「意外だった」など、短い言葉で十分。

この「どう感じたか」のメモこそが、他の人とは違う、あなただけの感想文を作るための材料になります。

あらすじや要約だけをまとめた文章は、正直に言うと、読んでいてあまり面白くありません。

採点する先生の立場からしても、書き手の気持ちが乗っている文章のほうが、圧倒的に印象に残るはずです。

ポイント1:命の重さと、生と死の狭間での自己発見

三人の女子高生は、遭難という極限状態のなかで、初めて「生きるか死ぬか」の瀬戸際に立たされます。

亜里沙の「私の生存確率は、今何パーセント」というセリフには、命の危機にさらされる恐怖がにじみ出ていますよね。

普段の悩みと、命の危機に直面したときの悩みは、いったい何が違うのでしょうか。

自分だったら何を一番に思うだろう、と想像しながら読んでみると、感想文に深みが出てきます。

ポイント2:弱さを受け入れてこそ強くなれるという成長

美玖のおじいちゃんが残した「自分の弱さを受け入れたもんだけが、真に強うなれるがやちゃ」という言葉。

この一言には、普遍的な価値があると感じた読者も多いようです。

私自身、この言葉を読んだときは、正直かなり考えさせられました。

自分の弱さを認めるのは、簡単なようで、実はとても難しいこと。

過去に弱さを受け入れた経験があるかどうか、振り返ってみるのもおすすめです。

ポイント3:自然への畏敬と、準備の大切さ

三人は「初心者向きの山」「日帰りで帰れる山」を選んだにもかかわらず、遭難してしまいました。

低い山だから大丈夫、という油断が招いた結果だったわけです。

標高が低くても、作業道や獣道が入り組んでいて、かえって迷いやすい山もあるとのこと。

この事実を知ったときは、ちょっと得した気分になりましたし、同時にひやりともしました。

油断が招いた結果について、自分の生活に置き換えて考えてみると書きやすくなります。

穴埋め式テンプレート

ここからは、先ほどの3つのポイントを自然に盛り込める、穴埋め式のテンプレートを紹介します。

空欄を埋めていくだけで、感想文の下書きが完成する仕組みです。

そのままコピペするのではなく、ぜひ自分の言葉に直して使ってみてくださいね。

ステップ1:書き出し(本を選んだ理由)

私は、(    )という理由で、この本を選びました。

ステップ2:簡単なあらすじ

この物語は、同じ高校に通う三人の女子高生が、(    )という出来事から始まります。三人は「初心者向きの山」を選びましたが、下山の計画を変えたことで(    )してしまいます。そこから(    )という六日間のサバイバル生活が始まります。

ステップ3:ポイント1(命の重さ)について

この本で一番心に残ったのは、「(    )」というメッセージです。特に、亜里沙の「(    )」というセリフからは、(    )ということが伝わってきました。私も、(    )という経験があります。

ステップ4:ポイント2(弱さを受け入れること)について

美玖のおじいちゃんの「(    )」という言葉にも、心を動かされました。これは、(    )というメッセージだと思います。私も、(    )という経験があります。

ステップ5:ポイント3(自然への畏敬)について

三人が油断していたわけではないのに遭難してしまったことから、(    )ということを学びました。私も、(    )という経験があります。

ステップ6:まとめ

この本を読んで、私は(    )と感じました。(    )という言葉が、特に心に残っています。この本は、(    )な人に、ぜひ読んでほしいです。

『6days 遭難者たち』の読書感想文の例文

ここからは、『6days 遭難者たち』の読書感想文の例を紹介していきます。

中学生向けと高校生向けで、それぞれ適した長さでまとめてみましたので、参考にしてみてください。

1200字の中学生向け

【題名】弱さを知ってこそ、強くなれる

私がこの本を手に取ったのは、表紙が新聞のようになっていて、なんだか本当にあった出来事みたいで興味をひかれたからだ。

『6days 遭難者たち』は、同じ高校に通う三人の女子高生、美玖と亜里沙と由真が、日帰りのつもりで登った山で遭難してしまう物語だ。

美玖は亡くなったおじいちゃんへの後悔、亜里沙はお母さんの病気への不安、由真は再婚した家族の中で感じる寂しさを、それぞれ抱えている。

三人は「初心者向きの山」を選んで、余裕で日帰りできると思っていた。

でも下山の計画をちょっと変えたことがきっかけで、道に迷ってしまう。

そこから電波が届かなくなり、食べ物がなくなり、夜を山の中で過ごすことになる。

読んでいて、正直かなり驚いた。

たった一つの油断で、こんなにも状況が変わってしまうなんて思わなかったからだ。

でもこの本を読んで、その考えがどれだけ危ういものか思い知らされた。

低い山でも道が入り組んでいて、迷いやすい場所があるという話には、ちょっと得した気分になったというか、知れてよかったと思った。

物語の中で一番心に残ったのは、美玖のおじいちゃんの言葉だ。

「自分の弱さを受け入れたもんだけが、真に強うなれるがやちゃ」という一言が、ずっと頭から離れなかった。

私は今まで、弱いところは隠すべきだと思っていた。

友達の前でも、家族の前でも、できないことやつらいことは、なるべく見せないようにしてきた。

でもこの言葉を読んで、それって本当に強さなんだろうかと、少し考え込んでしまった。

弱さを隠すことと、弱さに向き合うことは、まったく違うのかもしれない。

三人が山の中で追い詰められていく姿を見ていると、それぞれが抱えていた悩みが、少しずつ違う形に見えてくる。

亜里沙が「私の生存確率は、今何パーセント」と考える場面では、こちらまで息が苦しくなるようだった。

普段の生活では絶対に考えないようなことを、極限の状況では考えなければならなくなる。

それってすごく怖いことだけど、同時に、命について真剣に向き合う瞬間でもあるのだと思う。

だからこそ、水があること、ご飯が食べられること、家に帰れることが、当たり前だと思い込んでいた。

でもこの本を読んで、その当たり前が、実はとても貴重なものだと気づかされた。

もし自分が三人と同じ立場だったら、きっとパニックになって、何もできなくなってしまうと思う。

この物語は、山の怖さだけを描いているわけではないと思う。

むしろ、日常の中で見えなかった自分の弱さや、家族との関係を、極限状態を通して映し出しているのだ。

三人がそれぞれの悩みと向き合いながら山を下りていく姿は、読んでいて胸が熱くなった。

私も、これから何か困ったことがあったときは、弱さを隠すのではなく、まずは受け止めてみようと思う。

それが、強くなるための第一歩なのかもしれない。

『6days 遭難者たち』は、命の重さと、弱さを受け入れる大切さを、私に教えてくれた一冊だ。

2000字の高校生向け

【題名】極限のなかで見つけた、生きるということ

『6days 遭難者たち』を読み終えたとき、私はしばらく本を閉じたまま、動けなかった。

物語の重さに圧倒されたというより、自分自身の日常が、急に違って見えたからだ。

この本は、同じ県立高校に通う三人の女子高生、美玖と亜里沙と由真が、日帰りのつもりで登った山で遭難し、六日間のサバイバル生活を送ることになる物語だ。

美玖は亡くなったおじいちゃんへの後悔を、亜里沙はシングルマザーであるお母さんの病気への不安を、由真は再婚した家庭のなかでの言葉にできない孤独を、それぞれ胸の奥にしまい込んでいる。

三人にとって山登りは、悩みから少し離れられる時間だったのかもしれない。

でも、下山の計画をわずかに変えたことがきっかけで、道に迷ってしまう。

そこから始まる六日間は、想像していたよりもずっと過酷なものだった。

読んでいる私まで、息が詰まるような感覚になった。

まず驚いたのは、標高がそれほど高くない山でも、簡単に遭難してしまうという事実だった。

「初心者向きの山だから大丈夫」「日帰りで帰れる山だから平気」と、三人は考えていたはずだ。

でも、その油断こそが、命を脅かす結果につながってしまう。

低い山ほど作業道や獣道が入り組んでいて、かえって迷いやすいという話には、正直かなり驚かされた。

自分もどこかで、低い山なら大丈夫だろうと、根拠のない安心感を持っていたからだ。

この本を読んでから、その考えがどれほど危ういものだったか、思い知らされた気がする。

電波が届かなくなり、食料が底をつき、寒さのなかで夜を明かし、やがて幻覚まで見え始める。

亜里沙が「私の生存確率は、今何パーセント」とつぶやく場面では、こちらまで胸が締めつけられた。

普段の生活のなかで、自分の生存確率について考えることなんて、まずない。

そんな極限の状況に置かれたとき、人は何を思うのだろうか。

私は読みながら、自分だったらどうするだろうと、何度も考えてしまった。

物語のなかで、とくに心に残ったのは、美玖のおじいちゃんが残した言葉だ。

「自分の弱さを受け入れたもんだけが、真に強うなれるがやちゃ」という一言は、ずっと私の頭から離れなかった。

私はこれまで、弱さというものは、なるべく隠すべきものだと思っていた。

友達や家族の前でも、弱っている姿を見せることに、どこか抵抗があった。

でもこの言葉を読んで、それは本当に強さと言えるのだろうかと、考え込んでしまった。

弱さを隠すことと、弱さと向き合うことは、まったく別のことなのかもしれない。

三人が極限状態のなかで、少しずつ自分の弱さを認めていく姿は、読んでいてとても苦しかった。

でも同時に、その苦しさのなかにこそ、成長の種があるようにも感じられた。

ただし、この本が伝えたいことは、弱さの話だけではないと思う。

命の重さについても、深く考えさせられる一冊だった。

私は今まで、水があること、ご飯を食べられること、家に帰れることを、当たり前だと思い込んでいた。

でも、そうした日常が、実はとても貴重で、いつ失われてもおかしくないものだと、この本を読んで初めて気づいた。

もし自分が三人と同じ立場に置かれたら、きっと冷静ではいられないと思う。

パニックになって、何もできなくなってしまうかもしれない。

そう考えると少し怖くなったし、同時に、自分の弱さもはっきりと見えた気がした。

とはいえ、怖いだけの物語ではない。

三人がそれぞれの家族との関係と向き合いながら、少しずつ前を向いていく過程には、静かな希望のようなものも感じられた。

美玖の後悔も、亜里沙の不安も、由真の孤独も、決して特別なものではないと思う。

程度の差こそあれ、誰の心のなかにも、似たような感情はあるのではないだろうか。

だからこそ、三人の姿は他人事に思えなかった。

私自身、家族との関係で悩んだ経験がある。

言いたいことがうまく言えなかったり、素直になれなかったりすることは、誰にでもあると思う。

この本を読んで、そうした悩みを抱えたまま生きていくことも、決して弱いことではないのだと、少しだけ思えるようになった。

『6days 遭難者たち』は、山の怖さや自然の厳しさを描いた物語であると同時に、日常のなかでは見えにくい、自分自身の弱さと向き合うための物語でもあると思う。

読み終えたあと、私は自分の生活を、少しだけ違う目で見るようになった。

当たり前だと思っていたことに、感謝できるようになったし、弱さを見せることを、以前ほど恐れなくなった気がする。

これから先、私も困難な状況に立たされることがあるかもしれない。

そのとき、この本で出会った言葉を、きっと思い出すと思う。

完全に立ち直れるかどうかはわからないけれど、それでも一歩ずつ、前に進んでいきたい。

弱さを受け入れることこそが、本当の強さにつながるのだということを、忘れずにいたい。

書き出し例×5

読書感想文は、書き出しでつまずいてしまう人がとても多いです。

ここでは、5つのパターンの書き出し例を紹介しますので、自分に合うものを探してみてください。

①「当たり前の日常」から

私は普段、水や食べ物があることを、特別なことだとは考えていなかった。家に帰れば食事があり、困ったことがあれば家族に相談できる。それが当たり前だと思っていたのだ。しかし、『6days 遭難者たち』を読んで、その当たり前の日常が、決して当たり前ではないことに気づかされた。

②「自分だったら?」から

もし突然、山で遭難して、助けが来るまで何日も過ごさなければならなくなったら、自分はどうするだろうか。食べ物も水も十分になく、いつ助かるかもわからない状況で、冷静に行動できる自信はなかった。『6days 遭難者たち』を読みながら、何度も自分だったらどうするかを考えてしまった。

③友達との関係から

私には、一緒にいると安心できる友達がいる。でも、友達だからといって、いつも自分の本当の気持ちを話せるわけではない。『6days 遭難者たち』に登場する三人の少女たちも、それぞれ心のなかに悩みを抱えていた。私は彼女たちの姿を見て、友達とは何なのかを考えさせられた。

④「怖い」から一歩進める

『6days 遭難者たち』を読み始めたとき、私は「遭難したら怖いだろうな」と思っていた。しかし読み進めていくうちに、怖いのは山で遭難することだけではないと感じるようになった。極限状態に置かれたとき、自分自身や周りの人について、今まで知らなかったことが見えてくるからだ。

⑤自分の生き方への問いから

自分は本当に、自分が望むように生きているのだろうか。『6days 遭難者たち』を読んで、そんな疑問を持った。登場人物たちはそれぞれ悩みを抱えながら山へ向かい、極限状態のなかで自分自身と向き合うことになる。その姿が、私自身の生活を考えるきっかけになった。

題名の例×10

最後に、感想文の題名の例を10個紹介します。

そのまま使ってもいいですし、アレンジして自分らしい題名にしてみるのもおすすめです。

番号 題名の例 向いているタイプ
1 当たり前の日常の大切さ 中学生向け
2 六日間が教えてくれたこと 中学生・高校生向け
3 生きるということ 高校生向け
4 極限状態で見えたもの 高校生向け
5 本当の友達とは何か 中学生向け
6 支え合うことの大切さ 中学生向け
7 もし自分が遭難したら 中学生向け
8 自分らしく生きるために 高校生向け
9 山の中で見つけた「生きる力」 中学生・高校生向け
10 『6days 遭難者たち』を読んで考えた命と人とのつながり 高校生向け

振り返り

『6days 遭難者たち』の読書感想文について、あらすじの型から書き方、テンプレート、例文、書き出し、題名まで、幅広く紹介してきました。

ポイントは、命の重さ、弱さを受け入れる成長、そして自然への畏敬という3つの軸。

この3つを意識するだけで、感想文の方向性はぐっと定まってくるはずです。

とはいえ、テンプレートはあくまで骨組みにすぎません。

そこに、あなた自身が感じたこと、驚いたこと、迷ったことを書き加えていくことで、他の誰でもない、あなただけの読書感想文が完成します。

難しく考えすぎず、まずは一文字ずつ書き進めてみてください。

きっと、あなたにも素敵な感想文が書けるはずです。

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