『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文を書くにあたって、どう書き始めればいいか悩んでいませんか?
本作は、虐待されて障がいを負った柴犬「未来」が、たくさんの学校をまわって「命の授業」を行いながら、家族と幸せな毎日を積み重ねていく姿を描いたノンフィクション。
著者は今西乃子さんで、実際にあった出来事をもとに書かれた作品なんです。
この記事では、読書感想文の書き方から例文、書き出し、題名のアイデアまで、まるごとご紹介していきます。
テーマ選びに迷っている人も、テンプレートを使えばコピペ感覚でスラスラ書けるようになりますよ。
年間100冊以上の本を読んでいる私が、丁寧に解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文に使える「あらすじ」の型
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文を書くとき、あらすじをどうまとめるかで悩む人も多いはず。
感想文の中にそのまま組み込みやすいよう、200字前後のあらすじを3パターンご紹介しますね。
タイプによって、少しずつ印象が変わってきますよ。
シンプルにまとめた型
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』は、虐待されて右後ろ足を失い、目にも傷を負った柴犬・未来が、新しい家族に引き取られてから15歳になるまでを描いたノンフィクションです。未来は「命の授業」で全国100か所以上の学校をまわり、子どもたちに命の大切さを伝えてきました。ハンディを抱えながらも、たくましく生きる未来の姿が印象的な一冊です。
感情を込めた型
生まれて間もなく虐待され、足も目も傷を負った柴犬・未来。そんな未来を、新しい家族が優しく迎え入れます。体のハンディと向き合いながら、たくさんの学校で「命の授業」を続ける未来の姿には、胸が熱くなりました。「かわいそう」から「優しい顔」へと、周りの言葉が変わっていく過程も、とても感動的です。
テーマを強調した型
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』は、命の大切さと家族の絆を描いたノンフィクションです。虐待され障がいを負った未来が、新しい家族に愛され、命の授業を通して多くの子どもたちに希望を届けていきます。「幸せとは何か」を、読む人に静かに問いかけてくる一冊です。
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文の書き方
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文を書くうえで、確認しておきたい重要な点は3つ。
この3つを押さえておけば、内容の濃い感想文になります。
ここからは、その3つのポイントと、それをもとにした穴埋め式テンプレートをご用意しました。
順番に沿って書いていくだけで、感想文の形が自然と整っていきますよ。
心を動かされる3つのテーマやポイント
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文では、必ず盛り込んでおきたいポイントが3つあります。
この本には印象的な場面がたくさん出てきますが、そのなかでも特に心を動かされやすいポイントがこちら。
- 幸せとは何かを考えさせられる場面
- 障がいや困難と向き合う未来の強さ
- 命の大切さと動物との絆
この3つのポイントについて、読みながら「自分はどう感じたか」をメモしておくのがおすすめです。
メモの取り方は難しく考えなくて大丈夫。
ノートやふせんに、「驚いた」「悲しかった」「勇気をもらった」など、感じた言葉を一言で書き留めておくだけでいいんです。
あとで感想文を書くときに読み返せば、そのときの気持ちがすぐによみがえってきますよ。
この「どう感じたか」という部分こそ、実は読書感想文で一番大切なところ。
あらすじだけをまとめても、それは「本の紹介」にしかなりません。
自分の気持ちや体験と結びつけることで、はじめて「あなただけの感想文」になるんです。
ポイント1:幸せとは何かを考えさせられる場面
未来は、体が不自由で「かわいそう」と言われる存在でした。
しかし、15歳になる頃には「優しい顔をしているね」と言われるようになります。
この変化を読んで、私は「幸せって何だろう」と、あらためて考えさせられました。
正直、この本を読むまでは、幸せとは恵まれた環境にあることだと思っていたんです。
メモを取るときは、「未来のどの場面で、幸せについて考えたか」「自分にとっての幸せとは何か」を書き出しておくといいですよ。
ポイント2:障がいや困難と向き合う未来の強さ
未来は、虐待によって後ろ足と目に障がいを負いながら、15年間を元気に過ごしました。
体のハンディと上手に付き合いながら生きる、未来の前向きな姿勢。
ここに感動する読者は、きっと多いはずです。
メモを取るときは、「未来のどんな姿に感動したか」「自分が困難にぶつかったとき、未来ならどうするか」を具体的に書いてみましょう。
自分の体験と重ね合わせることで、説得力のある感想文になりますよ。
ポイント3:命の大切さと動物との絆
未来は、殺処分される直前に保護され、新しい家族に迎え入れられました。
そこから139か所もの学校で「命の授業」を行うようになったというのですから、驚きです。
捨てられる命がある一方で、こうして大切に育てられる命もある。
このギャップについて、メモの段階で一度立ち止まって考えてみてください。
「命についてどう思ったか」「動物とどう接していきたいか」を書き留めておくと、感想文の締めくくりにも使いやすくなります。
穴埋め式テンプレート
ここからは、先ほどの3つのポイントを盛り込んだ、穴埋め式のテンプレートをご紹介します。
空欄を埋めていくだけで、感想文の骨組みが完成する仕組みです。
そのままコピペして使ってもらってもかまいませんよ。
ステップ1:本の印象と選んだ理由
この本は、( )という本です。
私がこの本を選んだ理由は、( )だからです。
ステップ2:心に残った場面
本を読んで、一番心に残った場面は、( )という場面です。
その場面では、( )と書かれていました。
ステップ3:幸せについて考えたこと
未来は「かわいそう」と言われていましたが、15歳になる頃には「優しい顔をしているね」と言われるようになりました。
このことから、私は「幸せとは( )ことだと考えました。
なぜなら、( )からです。
私の生活でも、( )という時に、幸せだと感じます。
ステップ4:困難と向き合う強さについて
未来は、虐待されて後ろ足と目に障がいを負いましたが、15年間元気に過ごしました。
このことから、私は( )という強さを学びました。
私も、( )という困難にぶつかったことがあります。
その時、私は( )と思いました。
未来の姿を見て、これからは( )と思いました。
ステップ5:命の大切さと絆について
未来は、殺処分される直前に保護され、139か所の学校で「命の授業」を行いました。
このことから、私は命について( )と考えました。
また、家族との絆の大切さについて、( )と感じました。
私は、動物と( )という接し方をしたいです。
ステップ6:まとめ
この本を読んで、私はこれからは( )と思いました。
なぜなら、( )だからです。
小学生向け『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文の例文
ここからは、『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文の例文を、小学生向けにそれぞれ適した文字数でご紹介します。
800字と1200字の2パターン、そして書き出しと題名の例もあわせて参考にしてみてくださいね。
800字(原稿用紙2枚分)
【題名】未来がくれた勇気
「未来」という名前の犬が主人公の『捨て犬・未来、しあわせの足あと』を読んだ。私はペットを飼ったことがないので、犬の本と聞いて何となく手に取ってみた。読み始めてすぐ、その内容の重さに驚いた。
未来は生まれてすぐに虐待され、右後ろ足を切断された。左後ろ足の指も失い、目にも傷を負った状態で保護されたそうだ。そんな辛い過去を持つ未来が、新しい家族である「かあちゃん」と「とうちゃん」に引き取られてから、少しずつ元気になっていく様子が描かれている。体のハンディを抱えながらも、未来はまっすぐに毎日を生きていた。
私が一番心に残ったのは、未来が「命の授業」として、全国100か所以上の学校をまわる場面だ。体にハンディを抱えているのに、未来は子どもたちの前で堂々としていた。足が不自由でも、笑顔で子どもたちを迎える未来。その姿を想像して、私は胸が熱くなった。
もうひとつ印象的だったのは、周りの人の未来を見る目が、少しずつ変わっていくところだ。最初は「かわいそう」と言われていた未来が、年を重ねるうちに「優しい顔をしているね」と言われるようになる。同じ未来なのに、言われる言葉がこんなに変わるなんて、私は正直びっくりした。この変化を読んで、私は幸せというものについて考えさせられた。
幸せは、外から与えられるものではなく、自分がどう生きるかで決まるのかもしれない。そう思うと、未来の生き方は本当にすごいと思った。
私も、勉強や運動で苦手なことがあると、すぐに諦めそうになる。でも、未来のように、自分のハンディと向き合いながら前向きに生きることができれば、きっと周りの見方も変わっていくはずだ。あきらめない気持ちこそ、未来から学んだ一番大切なこと。
この本を読んで、私は命の大切さと、あきらめない気持ちの大切さを学んだ。これからは、目の前の小さな困難にも、未来のように前向きに向き合っていきたいと思う。未来がくれた勇気を、私も忘れずにいたい。
1200字(原稿用紙3枚分)
【題名】かわいそうから優しい顔へ
私が『捨て犬・未来、しあわせの足あと』を手に取ったのは、表紙の犬の顔がとても優しかったからだ。それまで犬の本をあまり読んだことがなかったので、少し軽い気持ちで開いたのを覚えている。しかし、読み始めてすぐ、私はその内容の重さに驚いた。
未来は生まれてすぐに虐待され、右後ろ足の足首を切断された。左後ろ足の指も失い、目にも傷を負った状態で保護されたそうだ。想像するだけで胸が痛くなる過去だ。そんな未来が、新しい家族である「かあちゃん」と「とうちゃん」に引き取られてから、少しずつ元気になっていく様子が、この本には丁寧に描かれている。
私が一番心に残ったのは、未来が「命の授業」として、全国100か所以上の学校をまわる場面だ。体にハンディを抱えているのに、未来は子どもたちの前でいつも堂々としていた。足が不自由でも、笑顔で子どもたちを迎える未来。その姿を想像して、私は胸が熱くなった。もし自分だったら、あんなふうに堂々とできるだろうか。正直、自信がない。
もうひとつ印象的だったのは、周りの人の未来を見る目が、少しずつ変わっていくところだ。最初は「かわいそう」と言われていた未来が、年を重ねるうちに「優しい顔をしているね」と言われるようになる。同じ未来なのに、言われる言葉がこんなに変わるなんて、私は正直びっくりした。この変化を読んで、私は幸せというものについて考えさせられた。
幸せは、外から与えられるものではなく、自分がどう生きるかで決まるのかもしれない。そう思うと、未来の生き方は本当にすごいと思った。とはいえ、私はまだ自分にとっての幸せがよく分からない。でも、この本を読んで、幸せについて考えるきっかけをもらえた気がする。
未来が保護されたのは、殺処分される直前だったそうだ。そこから139か所もの学校で命の授業を行うようになるまで、どれだけの人が未来を支えてきたのだろう。想像すると、私は少し胸がいっぱいになった。命が救われるということ、そして家族に愛されるということの重みを、私は改めて感じた。捨てられる命がある一方で、こうして大切にされる命もある。この違いは何なのだろうかと、読みながら何度も考えた。
私も、勉強や運動で苦手なことがあると、すぐに諦めそうになる。でも、未来のように、自分のハンディと向き合いながら前向きに生きることができれば、きっと周りの見方も変わっていくはずだ。あきらめない気持ちこそ、未来から学んだ一番大切なことだと思う。
この本を読んで、私は命の大切さと、あきらめない気持ちの大切さを学んだ。これからは、目の前の小さな困難にも、未来のように前向きに向き合っていきたいと思う。そして、動物や周りの人との絆も、これまで以上に大切にしていきたい。未来がくれた勇気を、私はこれからもずっと忘れずにいたい。この一冊との出会いに、心から感謝したい。
書き出し例×5
本の内容を一言で伝える書き出し
『捨て犬・未来、しあわせの足あと』は、虐待されて障がいを負った柴犬の未来が、15年間を元気に過ごした実話だ。読み始める前は、正直「悲しい話なんだろうな」と身構えていた。しかし読んでみると、悲しさだけでなく、あたたかさや強さもたくさん詰まった一冊だった。この本を通して、命について深く考えることになった。
本を選んだ理由から始める書き出し
私は、犬が好きなので、この本を選んだ。でも、読んでみて、犬のことだけでなく、命の大切さについてたくさん考えさせられた。表紙の未来の顔を見たとき、なんだかとても穏やかな気持ちになったのを覚えている。そんな軽い気持ちで開いたページの先には、想像していなかった重い過去が待っていた。
心に残った言葉から始める書き出し
「かわいそうだね」と言われていた未来が、年をとってからは「優しい顔をしているね」と言われるようになった。この言葉が、私はとても心に残った。同じ一匹の犬なのに、こんなにも周りの見方が変わるものなのか。読み終えたあとも、この変化について、何度も考え直してしまった。
自分の気持ちや疑問から始める書き出し
幸せって、何だろう。この本を読むまで、私は幸せとは、お金がたくさんあることか、病気やけがをしないことだと思っていた。でも、未来の物語を読んで、その考えは少しずつ変わっていった。体にハンディを抱えていても、幸せそうに見える未来の姿が、私の中に強く残っている。
印象に残った場面から始める書き出し
未来が、学校の子どもたちと触れ合う場面が、私は一番心に残った。未来は、足が不自由なのに、笑顔で子どもたちを迎えていた。その姿を思い浮かべるだけで、なんだか胸があたたかくなる。この場面をきっかけに、私は自分の生活についても、あらためて考えるようになった。
題名の例×5
| 番号 | 題名の例 |
|---|---|
| 1 | 未来が教えてくれたこと |
| 2 | 幸せの形は一つじゃない |
| 3 | 「かわいそう」から「ありがとう」へ |
| 4 | 未来がくれた勇気 |
| 5 | 命の授業〜未来がくれた贈り物〜 |
振り返り
ここまで、『捨て犬・未来、しあわせの足あと』の読書感想文の書き方について、あらすじの型からテンプレート、例文、書き出し、題名まで、幅広くご紹介してきました。
ポイントは、「幸せとは何か」「困難と向き合う強さ」「命の大切さと絆」という3つのテーマを軸に、自分の気持ちや体験を重ねて書くこと。
難しく考えすぎなくて大丈夫です。
穴埋め式テンプレートを使えば、空欄を埋めていくだけで、自然と自分らしい感想文が仕上がっていきますよ。
未来の生き方が、多くの人に勇気を与えてきたように、あなたが書く感想文も、きっと誰かの心に届くはずです。
自信を持って、あなたらしい読書感想文を書いてみてくださいね。
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