『ララのまほうのことば』の読書感想文の書き方とあらすじを、これ一記事で全部わかるようにまとめてみました。
年間100冊以上の本を読む僕が、あらすじを100字・200字・400字と段階的に紹介しつつ、読書感想文の書き方・テンプレート・800字の例文・タイトル例まで丁寧に解説していきますよ。
この絵本は2026年の小学校低学年の課題図書に選ばれた作品で、エズラ・ジャック・キーツ賞(イラストレーター部門)も受賞しているすごい一冊。
作者はグレーシー・ジャンさんで、文も絵も同じかたが担当しています。
植物に「だいすきよ」と語りかける女の子の話なんですが、なんていうか、読み終わったあとに不思議とあたたかい気持ちになれる……そんな絵本です。
読書感想文を書く予定の皆さんのお役に立てるよう、短くて簡単なあらすじから詳しいあらすじ(要約)まで、テンプレートや例文もふくめて丁寧に解説していきますね。
それでは、さっそく進めていきましょう。
グレーシー・ジャン『ララのまほうのことば』のあらすじ(ネタバレなし)
ここでは『ララのまほうのことば』のあらすじを、100字・200字・400字の3段階で紹介していきます。
読書感想文を書く前に、ストーリーの流れをしっかり頭に入れておきましょう。
短いあらすじ(100字)
暑い夏の日、女の子のララは空き地の草や葉っぱに水をやり「みどりのおともだち」と呼んでやさしく話しかける。
どろんこになって帰るララにお母さんは外出を禁止する。
それでもララは、心の中で植物に語りかけ続けた。
簡単なあらすじ(200字)
ジリジリと照りつける夏の太陽の下、元気いっぱいな女の子・ララは毎日バケツを持って空き地に出かける。
フェンスの向こうのコンクリートに囲まれた小さな場所で、ララは草や葉っぱを「みどりのおともだち」と呼び、水をやりながらやさしい言葉をかけ続ける。
しかし、いつもどろんこになって帰ってくるため、お母さんは「外に出かけちゃダメ!」と禁止してしまう。
それでもララは、夜寝る前に離れた植物たちへ、心の中からそっと思いを届け続けた。
詳しいあらすじ(400字の要約)
道路が湯気を出すほど暑い夏の日。
元気いっぱいの女の子・ララは、バケツを持って毎日空き地へ出かける。
フェンスを越えたコンクリートだらけの小さな空き地で、ララは草や葉っぱを「みどりのおともだち」と呼び、水をやりながらやさしい言葉をかけ続けていた。
ところが、毎日どろんこになって帰ってくるため、お母さんはイライラしてとうとう「外に出かけちゃダメ!」と禁止してしまう。
外に出られなくなったララ。
それでも彼女は夜、寝る前にみどりのおともだちへ「だいすきよ」と、心の中から思いを届け続けた。
やさしい言葉は、ちゃんと届いていたのか。
翌朝、街には「ある不思議なこと」が起きて、あんなに暑かった街に変化をもたらしたのだ。
言葉には、本当にまほうの力があるのか――。
『ララのまほうのことば』は、やさしさと思いやりの心が生み出す、小さくて大きな奇跡の物語である。
『ララのまほうのことば』の読書感想文の書き方
ここからは『ララのまほうのことば』の読書感想文の書き方を、分かりやすく解説していきますね。
ポイントをおさえれば、感想文はぐっと書きやすくなりますよ。
これを書けばだいじょうぶ!3つのポイント
読書感想文を書くとき、「何を書けばいいかわからない……」と感じる人は多いと思います。
でも大丈夫。
『ララのまほうのことば』には、感想文に必ず書いてほしいポイントが3つあります。
この3つをおさえれば、読書感想文の内容はばっちり。
- ポイント① ララが「みどりのおともだち」に水をやり、やさしく話しかけること
- ポイント② お母さんに「外に出かけちゃダメ!」と禁止されること
- ポイント③ 植物が大きく育って街が変わり、お母さんがララを許すこと
それぞれ詳しく説明しますね。
ポイント① ララが「みどりのおともだち」に水をやり、やさしく話しかけること
『ララのまほうのことば』の中で、まず一番大事な場面はここ。
ジリジリと暑い夏の日に、ララは毎日バケツを持って空き地へ出かけ、草や葉っぱに水をやります。
ただ水をやるだけじゃなくて、ちゃんと「みどりのおともだち」と呼んで、やさしい言葉をかけ続けるんですね。
感想文には「ララがどんなことをしていたか」を具体的に書いて、「自分だったらどうするか」や「どう感じたか」をつけ加えると、グッとよくなりますよ。
ポイント② お母さんに「外に出かけちゃダメ!」と禁止されること
毎日どろんこになって帰ってくるララに、お母さんはイライラ。
とうとう「外に出かけちゃダメ!」と禁止されてしまいます。
たとえば、「自分も外で遊んで怒られたことがある」「ララの気持ちがよくわかる」など、自分の体験と結びつけて書くと、読書感想文がぐっとリアルになりますよ。
ここでは「ララがどんな気持ちだったか」を想像して書くのがポイント。
ポイント③ 植物が大きく育って街が変わり、お母さんがララを許すこと
これが『ララのまほうのことば』のクライマックス。
ネタバレになるので細かくは書きませんが、ララの思いが本当にまほうのように作用し、街に不思議なことが起きます。
そして最後、お母さんはララを抱きしめて「あなたはとびきりとくべつなこ」と言うんです。
この場面を読んで「どんな気持ちになったか」「なぜ感動したか」を書くと、感想文の締めくくりが決まりますよ。
こう書こう!らくらくテンプレート
『ララのまほうのことば』の読書感想文を楽に書けるよう、ステップバイステップのテンプレートを用意しました。
空欄をうめていくだけで、感想文が完成しますよ。
ステップ1:本の紹介とよんだきっかけ
この本は、2026年の小学校低学年の課題図書に選ばれた『ララのまほうのことば』という絵本です。
文と絵は、________というかたが書きました。
わたし(ぼく)がこの本を選んだのは、________からです。
(例:表紙がかわいかった・「まほう」という言葉が気になった・先生にすすめられた)
ステップ2:ポイント① ララとみどりのおともだち
この本の主人公は、________という女の子です。
ララは暑い夏の日、毎日________になりながら、空き地の草や葉っぱに水をあげていました。
ララは植物のことを「________」と呼んで、やさしく話しかけていました。
わたし(ぼく)はこの場面を読んで、________と思いました。
(例:毎日続けるのはすごいと思った・自分も花に話しかけてみたくなった)
ステップ3:ポイント② お母さんに止められたこと
でも、ララはいつも________になって帰ってくるので、お母さんは________しました。
とうとうお母さんはララに「________!」と言って、外に行くことを禁止しました。
わたし(ぼく)はこの場面を読んで、ララは________だったと思いました。
(例:悲しかった・みどりのおともだちが心配になった)
自分も________したことがあるので、ララの気持ちがよくわかりました。
ステップ4:ポイント③ 植物が育って、お母さんが許してくれたこと
それでもララは、夜寝る前に「________」と心の中でみどりのおともだちに語りかけ続けました。
すると翌朝、________が街を覆うほど大きく育ち、あんなに暑かったのに突然________になりました。
最後にお母さんはララを________して、「あなたは________」と言ってくれました。
この場面を読んで、わたし(ぼく)は________でした。
(例:うれしかった・泣きそうになった・ホッとした)
ステップ5:この本から学んだこと
この本を読んで、わたし(ぼく)は________だと学びました。
(例:やさしい言葉は大切だ・思いはちゃんと届く・自然を大切にしたい)
これからは、________ようにしたいと思います。
この本を________したいです。
(例:また読みたい・友だちにもすすめたい)
800字の例文
わたしは今年の夏休みの読書感想文で、『ララのまほうのことば』という絵本を選んだ。
この本は、2026年の小学校低学年の課題図書に選ばれた本で、グレーシー・ジャンさんが文と絵を書いた。
表紙を見たとき、「まほう」という言葉がきになって、手に取った。
この本の主人公は、ララという元気な女の子だ。
ララは、暑い夏の日、毎日バケツを持って空き地に出かけ、草や葉っぱに水をあげていた。
ララはその草や葉っぱを「みどりのおともだち」と呼んで、やさしい言葉をかけ続けていた。
わたしは、この場面を読んで、すごくびっくりした。
なぜかというと、植物はしゃべらないのに、ちゃんと友だちみたいに話しかけていたからだ。
わたしも家にお花があるけれど、そんなふうに話しかけたことはなかった。
ただ、ララはいつもどろんこになって帰ってくるので、お母さんはイライラしてしまう。
とうとう「外に出かけちゃダメ!」と言われてしまった。
わたしは、ララはとても悲しかっただろうと思った。
なぜなら、みどりのおともだちのことがしんぱいで、ずっと会いたかったはずだから。
わたしも外で遊んで、おかあさんに怒られたことがある。
だから、ララの気持ちが少しわかった気がした。
でもララは、夜寝る前に「だいすきよ」と、心の中でみどりのおともだちに語りかけ続けた。
すると翌朝、植物が街を覆うほど大きく育ち、あんなに暑かったのに涼しくなった。
まるで本当にまほうみたいで、わたしはとてもおどろいた。
そして最後に、お母さんがララを抱きしめて「あなたはとびきりとくべつなこ」と言ったとき、わたしはなんだかうれしくて、泣きそうになった。
この本を読んで、わたしは「やさしい言葉は、本当に大切だ」と思った。
植物はしゃべれないけれど、ララのやさしい言葉がちゃんと届いたのだと思う。
これからは、お花に水をあげるとき、わたしも話しかけてみようと思う。
それから、友だちにもやさしい言葉をかけたい。
『ララのまほうのことば』は、読み終わったあとにとてもあたたかい気持ちになれる本だった。
友だちにもぜひすすめたいと思う。
タイトルの付け方例
読書感想文のタイトルは、自分がいちばん印象に残ったところから付けるとよいですよ。
たとえば、こんなタイトルはどうでしょう。
- ララとみどりのおともだち
- まほうの言葉のひみつ
- 話しかけたらふしぎなことがおきた
- どろんこでもやめなかったわけ
- 植物も友だちになれる
- ララのやさしさがつたわった日
- お母さんが許してくれたわけ
- 「だいすきよ」はまほうのことば
- みどりがそだったふしぎな朝
- 暑い夏にみどりが生まれた
- ことばってすごいんだなと思った
- 小さな空き地の大きなまほう
- ララみたいにやさしくなりたい
- 水やりでまほうがおきた
- とびきりとくべつなあなたへ
『ララのまほうのことば』の作品情報(ページ数やジャンル)
『ララのまほうのことば』の基本的な作品情報をまとめました。
読む前の参考にしてみてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | グレーシー・ジャン(文・絵) 訳:やのあやこ/監修:三辺律子 |
| 発売日 | 2025年7月 |
| 出版社 | 工学図書 |
| 対象年齢 | 5歳から |
| ジャンル | 絵本・児童書・外国文学 |
| ページ数 | 48ページ |
| 読むのにかかる時間(目安) | 約10〜15分(絵本のため文字数は少なめ) |
| 定価 | 1,980円(税込) |
| 受賞・選定 | 2022年エズラ・ジャック・キーツ賞(イラストレーター部門)受賞 第31回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)最優秀翻訳大賞受賞 第72回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(小学校低学年の部) |
主な登場人物
『ララのまほうのことば』に出てくる主な登場人物を、重要度の高い順にまとめました。
| 人物名 | 紹介 |
|---|---|
| ララ | 主人公の元気な女の子。 毎日どろんこになりながら空き地の草や葉っぱに水をあげ「みどりのおともだち」と呼んでやさしく話しかける。 太陽がギラギラする夏でも元気いっぱい。 |
| お母さん(ママ) | ララのお母さん。 いつもどろんこで帰ってくるララにイライラし、「外に出かけちゃダメ!」と禁止する。 |
| みどりのおともだち(草・葉っぱ・植物) | ララが大切にしている空き地の草や葉っぱ。 ララの水やりとやさしい言葉に応えて、街を覆うほど大きく育ち、暑かった街に変化をもたらす。 |
| まちの人たち | 暑い夏の日、道路が湯気を出すほどの暑さの中でのろのろと歩いている人たち。 元気いっぱいのララとは対照的な存在。 |
第72回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(2026年度)の小学校低学年の部
この本は第72回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書です。
小学校低学年の部の課題図書の一覧と、それぞれの読書感想文の書き方とあらすじの紹介ページがこちらです。
| タイトル | 作者・訳者など | 出版社 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 『まこちゃんとコトバロボ』 | 村上しいこ 作 たんじあきこ 絵 |
佼成出版社 | 1,540円 |
| 『なにかいいことあった?』 | ミーシャ・アーチャー 作 石津ちひろ 訳 |
BL出版 | 1,870円 |
| 『ララのまほうのことば』 | グレーシー・ジャン さく やのあやこ やく |
工学図書 | 1,980円 |
| 『たねはいのちのおわりとはじまり』 | 鈴木 純 著 | ブロンズ新社 | 1,540円 |



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