『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の読書感想文を書くのに苦労していませんか?。
本書はコロナ・ブックス編集部が編んだ「日本の植物学の父」牧野富太郎の94年にわたる生涯を、本人の言葉やスケッチ、写真とともに綴ったビジュアル版の自叙伝です。
小学校を中退しながらも独学で植物学を極め、理学博士の学位を得た牧野富太郎の生き方は、2023年のNHK連続テレビ小説『らんまん』のモデルとしても注目を集めました。
私は読書が趣味で、年間100冊以上の本を読んでいますが、この一冊は「好きなことをどこまで追いかけられるか」を静かに問いかけてくる、心に残る伝記でした。
今回は、書き方はもちろん、具体的な例文、題名、書き出し、コピペして使えるテンプレートまで、小学生や中学生の皆さんが感想文を書きやすくなるよう、丁寧に解説していきますよ。
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の読書感想文に使える「あらすじ」の型
読書感想文の中で本の内容を説明するときは、あらすじを長く書きすぎないことが大切です。
そこで、感想文の本文にそのまま組み込める、200字前後のあらすじを3パターンご用意しました。
パターン1:生涯全体を伝える型
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』は、「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎の94年の生涯を紹介するビジュアル版自叙伝。小学校を中退しながらも独学で植物学を学び、多くの新種を発見・命名し、ついには理学博士の学位を得た人物である。本人の言葉やスケッチ、写真を通して、その情熱に満ちた人生をたどることができる一冊だ。
パターン2:植物への愛を伝える型
牧野富太郎は、植物を「友」「愛人」「命」とまで表現するほど、植物を深く愛した人物だった。幼いころから植物に親しみ、観察や採集を重ねながら、独学で植物学の知識を身につけていった。研究費や生活の苦労を抱えながらも、日本初の本格的な植物図鑑を完成させるまで、情熱を持ち続けた生涯が描かれている。
パターン3:学びの姿勢に焦点を当てる型
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』は、学校教育に頼らず、自ら学び続けた牧野富太郎の人生を描いた一冊だ。小学校中退という経歴を持ちながらも、疑問を持ち、自分で調べ、多くの新種に名前をつけた。「知りたい」という気持ちだけで理学博士にまで至った、独学の力を教えてくれる本である。
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の読書感想文の書き方
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の読書感想文で押さえておきたい大雪な点は、大きく3つあります。
それは「好きを追い続けること」「自分で学ぶ力」「困難があってもあきらめないこと」の3つ。
この記事では、この3つのポイントを踏まえたうえで、そのまま使える穴埋め式テンプレートもご用意しました。
順番に読み進めるだけで、感想文の骨組みが自然とできあがっていきますよ。
本書の核となる3つのテーマとポイント
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の読書感想文には、必ず盛り込んでおきたい3つのポイントがあります。
まずは、どんなポイントなのか、ざっと確認しておきましょう。
- 「好き」をとことん追い続けること
- 学校だけに頼らず自分で学ぶ姿勢
- 困難があってもあきらめない強さ
この3つのポイントについて、それぞれ「自分はどう感じたか」を一言でいいのでメモしておくのがおすすめです。
ノートやスマホのメモに、「驚いた」「すごいと思った」「自分にはできるかな」など、思いついた言葉をそのまま書き留めておく。
この一言メモがあるかないかで、感想文の深さがまったく変わってきます。
人物の経歴だけを並べた文章は、正直に言うと単調になりがち。自分の気持ちが入ることで、初めて「あなたらしい」感想文になりますよ。
ポイント①:「好き」をとことん追い続けること
牧野富太郎は、幼いころから植物に強い興味を持ち、植物を「愛人」とまで表現するほどの情熱を注ぎ続けました。
これほどまでに何かを好きになれるものだろうかと、私も正直かなり驚きました。
皆さんにも、時間を忘れて夢中になれることはありませんか?
感想文には、「牧野博士はなぜ植物にそこまで夢中になれたのか」「自分にも夢中になれることはあるか」をぜひ書き込んでみてください。
ポイント②:学校だけに頼らず、自分で学ぶ姿勢
牧野富太郎は小学校を中退した後も、独学で植物学の研究を続けました。
誰かに教わるのを待つのではなく、自分の目で観察し、自分で調べていく。この学び方に、私はちょっと得した気分になりましたね。
とはいえ、「学校に行かなくてもいい」という話ではなく、学校の勉強に加えて、自分で興味を持って調べることの大切さがここでは語られています。
「知りたい」という気持ちが、そのまま学びになる。この違い、見逃していませんでしたか?
ポイント③:困難があってもあきらめない強さ
牧野富太郎の人生は、決して順風満帆ではありませんでした。
研究費や生活の問題を抱えながらも、全国を歩いて植物を採集し、標本を集め、図鑑を完成させています。
でも一方で、彼は一人で頑張り続けたわけではなく、友人や支援者に支えられながら研究を続けていたことも、忘れてはいけないポイントです。
感想文の終盤には、「自分が途中であきらめそうになった経験」や「それでも続けられたきっかけ」を書いてみると、深みのある内容になりますよ。
穴埋め式テンプレート
ここからは、3つのポイントをすべて盛り込める、穴埋め式のテンプレートをご紹介します。
空欄に自分の言葉を当てはめていくだけで、感想文の骨組みが完成する形式にしました。
コピペしてそのまま使ってもらってもOKです。
STEP1:選んだ理由
私が『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』を選んだ理由は、( )です。
もともと(植物/伝記/ )に興味があり、牧野富太郎という人物について( )と思いました。
本を読む前は、牧野富太郎について( )というイメージを持っていました。
STEP2:あらすじの紹介
この本は、植物をこよなく愛した牧野富太郎の( )年にわたる人生を紹介した本だ。
幼いころから( )に興味を持ち、(植物画/標本/植物図鑑/ )などを作りながら研究を続けた。
さまざまな苦労を経験しながらも、牧野富太郎は( )ことをあきらめなかった。
STEP3:好きを追い続ける(ポイント①)
牧野富太郎は、( )が好きで、長い間その研究を続けた。
私はその姿を見て、好きなことを( )ことは、とても大切なのだと思った。
私にも( )という好きなことがある。
これからは、それをただ楽しむだけでなく、( )してみたい。
STEP4:自分で学ぶこと(ポイント②)
私は今まで、勉強とは( )ことだと思っていた。
しかし、牧野富太郎の人生を知って、勉強とは( )ことでもあるのだと思った。
私も、( )について、もっと詳しく調べてみたい。
STEP5:困難があってもあきらめない(ポイント③)
牧野富太郎は、植物の研究を続ける中で( )という苦労を経験した。
それでも、( )ことをやめなかった。
私だったら、( )と思ってあきらめてしまうかもしれない。
でも、これからは( )ことがあっても、すぐにあきらめないようにしたい。
STEP6:まとめ
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』を読んで、私は( )ことを学んだ。
牧野富太郎が( )姿は、私の心に強く残っている。
これから私は、( )ことを大切にしたい。
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の読書感想文の例文
ここからは、上記のテンプレートをもとに書いた『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の感想文の例文を、小学生・中学生それぞれの文字数別にご紹介します。
800字と1200字、参考にしてみてください。
800字の小学生向け
【題名】好きなことをとことん追いかけたい
私は『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』という本を読んだ。牧野富太郎は、小学校を中退したのに、独学で植物学を学び、最後には理学博士になった人だ。この経歴を知ったとき、私は正直かなり驚いた。
牧野富太郎は、幼いころから植物が大好きだった。植物のことを「愛人」とまで表現していたと知り、私はそこまで何かを好きになったことがあっただろうかと考えてしまった。植物図鑑や植物画を作り続けたその情熱には、ただただ感心するばかりだ。
本の中で一番印象に残ったのは、学校に行かなくなった後も、牧野富太郎が植物の勉強をやめなかったところだ。誰かに教えてもらうのではなく、自分で観察し、自分の目で確かめ、自分で調べていく。私は今まで、勉強とは学校でするものだと思っていた。でも、この本を読んで、「知りたい」という気持ちさえあれば、どこでも学べるのだと気づいた。
もう一つ心に残ったのは、牧野富太郎が研究費や生活のことで苦労していたことだ。それでも植物への情熱を失わず、全国を歩いて植物を集め続けた。私だったら、途中で心が折れてしまうかもしれない。それくらい大変な道のりだったと思う。とはいえ、牧野富太郎は一人で頑張ったわけではなく、周りの人たちに支えられながら研究を続けたようだ。
私にも、時間を忘れて夢中になれることがある。でも、牧野富太郎ほど深く追いかけたことはまだない。この本を読んで、好きなことをただ楽しむだけでなく、もっと詳しく調べてみたいという気持ちになった。
牧野富太郎の94年の人生は、植物への愛でいっぱいだった。私も、自分の好きなことを大切にしながら、これから色々なことに挑戦していきたいと思う。牧野富太郎のように、一つのことをとことん突き詰められる人に、少しでも近づきたい。
1200字の中学生向け
【題名】好きを人生の軸にするということ
私は『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』を読んだ。牧野富太郎という名前は、以前から知っていたが、これほど波乱に満ちた人生を送った人物だとは思わなかった。読み終えたとき、私は静かに衝撃を受けていた。
牧野富太郎は、高知県の佐川町に生まれ、幼いころから植物に強い興味を持っていた。小学校を中退したにもかかわらず、独学で植物学の研究を続け、最終的には理学博士の学位を取得している。「私は植物の愛人としてこの世に生まれ来たように感じます」という言葉には、私自身、そこまで何かを愛せるだろうかと考えさせられた。植物画や標本、図鑑作りに打ち込んだ姿からも、その情熱の深さが伝わってきて、正直言葉を失うほどだった。
私が最も心を動かされたのは、牧野富太郎の「学ぶ姿勢」だ。学校という枠組みを離れても、彼は植物への疑問を持ち続け、自分の足で観察し、自分の目で確かめていった。私はこれまで、勉強とは学校の授業で教わるものだと、どこかで思い込んでいた。でも、この本を読んで、その考えは少し変わった。「知りたい」という気持ちさえあれば、学びはどこにでもあるのだと気づかされたのだ。
もう一つ印象的だったのは、牧野富太郎が経験した数々の困難だ。研究費や生活費の問題、周囲の理解を得られない時期など、決して順調な道のりではなかったらしい。それでも彼は、植物学への情熱を手放さなかった。全国を歩き、植物を採集し、標本を集め、図鑑を完成させるまで、長い年月をかけて研究を続けている。私だったら、途中で心が折れてしまうかもしれない。とはいえ、牧野富太郎は一人きりで戦っていたわけではなく、友人や支援者に支えられながら研究を続けていたことも、本書を読んで知ることができた。この事実を知ったとき、私は少しほっとした気持ちになった。好きなことを続けるには、才能や努力だけでなく、周囲の理解や支えも欠かせないのだと、改めて感じさせられる部分だった。
私にも、時間を忘れて夢中になれることがある。しかし、牧野富太郎ほど深く、長く一つのことを追いかけた経験はまだない。この本を読んで、好きなことを「好き」というだけで終わらせず、もっと深く掘り下げてみたいと思うようになった。
牧野富太郎の94年にわたる人生は、植物への愛と探究心に支えられていた。彼のように、好きなことを人生の軸にできる人は、そう多くはないだろう。だからこそ、私はこの本から、自分の「好き」をもっと大切にしていきたいという気持ちをもらった。これから何を学び、何を追いかけていくのか、まだはっきりとは分からない。でも、牧野富太郎のように、一つのことに真剣に向き合える人になりたいと、心から思っている。そして、彼が支えられながらも自分の道を歩み続けたように、私も周りの人との関わりを大切にしながら、自分の興味を育てていきたい。
書き出し例×5
①「好きなこと」から始める
私には、時間を忘れて夢中になってしまうことがある。それは( )だ。『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』を読んで、牧野富太郎も私と同じように、好きなことに夢中になった人だったのだと知った。ただ、牧野博士の「好き」は、私が考えていたよりもずっと強く、長いものだった。
②植物への興味から始める
私はこれまで、植物について「花がきれいだな」くらいにしか考えていなかった。でも、『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』を読んで、植物には一つ一つ名前があり、それぞれに特徴や違いがあることを知った。そして、それを一生かけて調べ続けた牧野富太郎という人に興味を持った。
③「なぜ?」という疑問から始める
どうして牧野富太郎は、そこまで植物の研究に夢中になれたのだろう。私はこの本を読みながら、何度もそう考えた。植物を観察し、採集し、調べ、絵を描き、図鑑を作る。その人生を知るうちに、牧野博士をそこまで動かしていたのは、「植物が好き」という気持ちだけではないのではないかと思うようになった。
④自分と比べて始める
私は、苦手なことをしていると、すぐに「もうやめたい」と思ってしまうことがある。だから、好きな植物を何十年にもわたって研究し続けた牧野富太郎の生き方に驚いた。『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』を読んで、好きなことを続けることの大切さについて考えた。
⑤将来について考えるところから始める
「将来、自分は何をしたいのだろう」。私はまだ、はっきりした答えを持っていない。そんな私にとって、『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』は、自分の好きなことを大切にすることについて考えさせてくれる本だった。牧野富太郎は、幼いころから好きだった植物を生涯かけて追い続けた。
題名の例×10
| No. | 題名の例 |
|---|---|
| 1 | 好きなことを追い続けた牧野博士 |
| 2 | 私も夢中になれるものを見つけたい |
| 3 | 植物を愛し続けた94年 |
| 4 | 「好き」が大きな力になる |
| 5 | 牧野富太郎から学んだこと |
| 6 | 好きなことをあきらめない |
| 7 | 私の「好き」と牧野博士の「好き」 |
| 8 | 一生をかけて追いかけたもの |
| 9 | 植物博士が教えてくれた学ぶ楽しさ |
| 10 | 私も自分の好きなことを大切にしたい |
振り返り
『牧野富太郎 植物博士の人生図鑑』の読書感想文の書き方について、あらすじの型から穴埋め式テンプレートまで幅広くご紹介してきました。
この本のポイントは、「好きを追い続けること」「自分で学ぶ力」「困難があってもあきらめないこと」の3つ。
小学校を中退した人が理学博士になるという生き方に、私自身も驚かされました。
とはいえ、感想文というのは、決して難しく考える必要はありません。牧野富太郎の生き方を読んで感じたことを、自分の言葉で素直に書けば、それで十分です。
今回ご紹介したテンプレートや例文を参考にしながら、あなたらしい読書感想文を、ぜひ書き上げてみてくださいね。
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