『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文、どうやって書けばいいのか、悩んでいませんか。
外で遊ぶより、家で指編みや本を読むのが好きな男の子・じゅんが、公園でふしぎなフーセンガムに出会うところから物語は始まります。
同じクラスの「やまんばみこ」という女の子との関わりを通して、じゅんは自分らしさについて考えていくことになります。
読書が趣味の私が、この本の読書感想文の書き方・例文・題名・書き出しのコツまで、まるっとご紹介していきますよ。
テンプレートも用意したので、コピペしながら自分だけの感想文を仕上げてください。
小学生の皆さんが「本のテーマ」をつかんで、自分の言葉で書けるように、丁寧にサポートしていきます。
『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文に使える「あらすじ」の型
『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文を書くとき、あらすじの長さに悩む人は多いはず。
感想文の中では、あらすじを長く書きすぎないことが大切です。
ここでは200字前後のあらすじを、タイプ別に3パターン紹介します。
自分の文章に合いそうなものを選んで、そのまま使ってみてください。
ストーリー重視型
外で遊ぶより、家で指編みや本を読むのが好きな男の子・じゅん。ある日、公園でふしぎなリスからフーセンガムをもらいます。そのガムをふくらませると、同じクラスの「やまんばみこ」の様子が変わり始めるのです。じゅんとみこは、フーセンガムを通じて少しずつ距離を縮めていきます。ふたりのやりとりから、自分らしさとは何かが見えてくる物語です。
テーマ重視型
『ふしぎなフーセンガム』は、「自分らしさ」と「女の子らしさ・男の子らしさ」を描いた物語。指編みや読書が好きなじゅんと、体が大きくて力の強いみこ。ふたりとも、周りのイメージと自分の本当の姿にズレを感じています。ふしぎなフーセンガムをきっかけに、お互いの本当の姿に気づいていく様子が描かれます。決めつけずに人と向き合うことの大切さを教えてくれる一冊です。
キャラクター紹介型
主人公は、指編みや読書が好きな男の子・じゅん。そして、体が大きく力が強い女の子「やまんばみこ」。公園でふしぎなリスからもらったフーセンガムが、ふたりの関係を大きく変えていきます。じゅんはみこと関わる中で、自分らしさについて考えるようになります。個性豊かなふたりの成長が魅力の物語です。
『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文の書き方
『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文の書き方には、おさえておきたいポイントが3つあります。
この3つさえつかめば、あとはむずかしくありません。
さらに、穴埋め式テンプレートも用意しました。
空欄を埋めていくだけで、自分だけの感想文が完成する仕組みです。
順番に見ていきましょう。
この物語のテーマとなる3つのポイント
読書感想文を書くときは、物語のすべてを説明する必要はありません。
大切なのは、心に残った場面を選んで、自分の気持ちを書くこと。
『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文で、必ずおさえておきたいテーマやポイントは、次の3つです。
- 「自分らしさ」について
- 「女の子らしさ・男の子らしさ」の決めつけ
- 友だちとの関係と、相手の本当の姿について
この3つのうち、自分が一番心を動かされたものを選んで、じっくり書いていくのがおすすめです。
選んだら、その場面で「どう感じたか」をメモしておきましょう。
メモの仕方は簡単。
ノートやスマホのメモ帳に、「場面」「そのとき思ったこと」「自分の経験」の3つを箇条書きにするだけで十分です。
「なぜそう感じたか」まで書けると、なお良いですね。
この「どう感じたか」のメモが、実は感想文の一番の核になります。
あらすじだけを並べた文章は、正直、読んでいてもあまり印象に残りません。
一方で、自分の気持ちがこもった文章は、読み手の心に届きやすいんですよ。
①「自分らしさ」について
主人公のじゅんは、外で遊ぶより家で指編みや本を読むのが好きな男の子。
ママはサッカーをさせたいと思っていますが、じゅんはあまり気が進みません。
好きなことと、周りから期待されることが違う。
そんな経験、みなさんにもないでしょうか。
「自分の好きなことは何か」「それを好きだと言えているか」を、この場面と重ねて考えてみてください。
②「女の子らしさ・男の子らしさ」について
「やまんばみこ」は、体が大きくて力が強く、まるで男の子みたいだと言われている女の子。
でも、フーセンガムをふくらませると、いつもとちがう一面を見せます。
「女の子はこうあるべき」「男の子はこうあるべき」という考え方について、自分の中にも似たような決めつけがないか、振り返ってみましょう。
このテーマは、感想文の中でも特に共感を集めやすいポイントです。
③友だちとの関係と、相手の本当の姿
じゅんは最初、みこに対して少し距離を置いて見ていました。
けれど、一緒に過ごすうちに、みこの印象が変わっていきます。
見た目やうわさだけで、友だちを判断してしまったことはないでしょうか。
自分の経験と重ねながら書くと、説得力のある感想文になります。
穴埋め式テンプレート
ここからは、実際に感想文を組み立てるためのテンプレートです。
ステップごとに空欄を埋めていくだけで、3つのポイントがしっかり入った感想文が完成します。
コピペして、自分の言葉に置き換えながら使ってください。
ステップ1:本を選んだきっかけとあらすじ
私は、__________という理由で、『ふしぎなフーセンガム』という本を選びました。
この本は、外で遊ぶより家で指編みや本を読むのが好きな男の子・じゅんが、公園で出会ったふしぎなフーセンガムをきっかけに、同じクラスの「やまんばみこ」という女の子と関わり、__________について考える物語です。
ステップ2:「自分らしさ」について書く
主人公のじゅんは、__________が好きなのに、ママは__________をさせたいと思っています。
私にも、__________という好きなことがあります。
でも、周りの人から「__________」と言われたことがあります。
この本を読んで、__________ことが大切だとわかりました。
ステップ3:「女の子らしさ・男の子らしさ」について書く
みこは「やまんばみこ」と呼ばれていましたが、フーセンガムをふくらませると__________な女の子になりました。
私は、__________という場面で、「女の子はこうあるべき」「男の子はこうあるべき」と思われたことがあります。
この本を読んで、__________と、一人ひとりが自分らしくいればいいのだとわかりました。
ステップ4:友だちとの関係について書く
じゅんは最初、みこのことを__________と思っていました。
でも、一緒に過ごすうちに、みこの__________に気づきました。
私にも、__________という友だちがいます。
最初は__________と思っていましたが、__________と、本当の姿を知ることができました。
ステップ5:本から学んだことをまとめる
この本を読んで、私は__________という学びを得ました。
特に、__________というメッセージが、一番心に残りました。
これからは、__________ような場面で、__________していきたいです。
『ふしぎなフーセンガム』は、__________ことを教えてくれる、とても心に残る本でした。
小学生向け『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文の例文
『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文の例文を、文字数別に2パターン用意しました。
自分の感想文を書くときの参考にしてください。
800字(原稿用紙2枚分)
【題名】自分らしくて、いいんだ
私は『ふしぎなフーセンガム』を読んで、たくさんのことを考えた。主人公のじゅんは、外で遊ぶより家で指編みをしたり本を読んだりするのが好きな男の子だ。ママはサッカーをさせたいと思っているけれど、じゅんはあまり気が進まない様子だった。私にも、周りからすすめられることと自分が好きなことが違うという経験がある。だから、じゅんの気持ちがよくわかった。好きなことを胸をはって言えるのは、案外むずかしいことだと思う。
公園で出会った「やまんばみこ」は、体が大きくて力が強い女の子。じゅんは最初、少し距離を置いて見ていたようだった。でも、ふしぎなフーセンガムを一緒にふくらませているうちに、みこの印象がどんどん変わっていく。見た目やうわさだけで人を決めつけてはいけないのだと、読みながらはっとさせられた。
この本を読み始めたときは「フーセンガムでどうやって話が広がるんだろう」と少し不思議に思っていた。ただ、読み進めるうちに、その仕掛けが「自分らしさ」や「女の子らしさ、男の子らしさ」というテーマにつながっていくことに気づいて、ちょっと感心してしまった。そういう発見も、読書の楽しさのひとつだと思う。
みこは「やまんば」というあだ名で呼ばれていたけれど、フーセンガムをふくらませると、いつもとちがうやさしい表情を見せる場面がある。そこを読んだとき、私は少し驚いた。人は見た目だけでは、本当の姿はわからないものだ。自分の周りにも、そういう友だちがいるのかもしれない。
この本を通して、好きなことを好きだと言っていいのだと感じた。そして、友だちの本当の姿を知るためには、自分から近づいてみることも大切なのだと思う。これからは、うわさや見た目だけで人を判断しないようにしたい。『ふしぎなフーセンガム』は、自分と向き合うきっかけをくれる一冊だった。
1200字(原稿用紙3枚分)
【題名】決めつけないって、大事なこと
私は『ふしぎなフーセンガム』を読んで、心に残ることがたくさんあった。主人公のじゅんは、外で遊ぶより家で指編みをしたり本を読んだりするのが好きな男の子だ。ママはサッカーをさせたいと思っているけれど、じゅんはあまり気が進まない様子だった。私にも、周りからすすめられることと自分が好きなことがちがうという経験がある。だから、じゅんの気持ちがよくわかった。好きなことを胸をはって言えるのは、案外むずかしいことだと思う。得意なこと、好きなこと、それは人によってちがっていい。この本を読んで、あらためてそう感じた。
公園で出会った「やまんばみこ」は、体が大きくて力が強い女の子。じゅんは最初、「やまんばみこって、いったい……」と、少し距離を置いて見ていたようだった。私も、初めて会う人には身がまえてしまうことがある。でも、ふしぎなフーセンガムを一緒にふくらませているうちに、みこの印象がどんどん変わっていく場面がある。見た目やうわさだけで人を決めつけてはいけないのだと、読みながらはっとさせられた。
この本を読み始めたときは「フーセンガムでどうやって話が広がるんだろう」と少し不思議に思っていた。ただ、読み進めるうちに、その仕掛けが「自分らしさ」や「女の子らしさ、男の子らしさ」というテーマにつながっていくことに気づいて、ちょっと感心してしまった。そういう発見も、読書の楽しさのひとつだと思う。
みこは「やまんば」というあだ名で呼ばれていたけれど、フーセンガムをふくらませると、いつもとちがうやさしい表情を見せる場面がある。そこを読んだとき、私は少し驚いた。人は見た目だけでは、本当の姿はわからないものだ。自分の周りにも、そういう友だちがいるのかもしれない。「女の子はこうあるべき」「男の子はこうあるべき」という考え方に、知らず知らずのうちにとらわれていることもあるのだろう。そのことに気づいても、そういう考え方をすぐに変えるのはむずかしい。ただ、この本を読んだあとは、少しだけ見方が広がった気がする。
じゅんとみこが少しずつ近づいていく様子を読んで、友だちの本当の姿を知るためには、自分から一歩近づいてみることも大切なのだと思った。うわさやあだ名だけで、その人のすべてを決めつけてしまうのはもったいない。私自身、最初の印象だけで友だちを判断してしまったことがなかったか、この本を読んで振り返るきっかけになった。一冊の本が、自分の考え方を見直すきっかけになるとは思っていなかったので、これにはちょっと得した気分になった。
この本を通して、好きなことを好きだと言っていいのだと感じた。そして、相手の本当の姿を知るためには、決めつけずに向き合うことが大切なのだとわかった。これからは、うわさや見た目だけで人を判断しないようにしたい。『ふしぎなフーセンガム』は、自分と友だちの両方に向き合うきっかけをくれる一冊だった。
書き出し例×5
1.本を選んだきっかけから
『ふしぎなフーセンガム』という本は、表紙に描かれた風船ガムが気になって、手に取った。タイトルを見ただけで、どんなお話なのか、わくわくした。指編みが好きな男の子と、ふしぎなガム。この組み合わせだけで、もう読みたくなってしまった。どんな物語が待っているのか、想像しながらページをめくり始めた。
2.登場人物の気持ちから
外で遊ぶより、家で指編みや本を読むのが好きな男の子・じゅん。もし私がじゅんだったら、ママにサッカーをすすめられたとき、どうしただろう。素直に「やりたくない」と言えただろうか。それとも、なんとなく従ってしまっただろうか。そんなことを考えながら、じゅんの物語を読み始めた。
3.印象に残った言葉から
「自分の心に正直になれる」。この言葉が、この本の一番のメッセージだと思う。じゅんとみこの物語を通じて、その大切さを学んだ。正直になるというのは、簡単なようで、実はとても勇気のいることだと感じる。この本を読み進めるうちに、その意味が少しずつわかってきた。
4.自分と似た経験から
私も、外で遊ぶより家で本を読むのが好きだ。だから、じゅんの気持ちがよくわかった。でも、周りの人から「外で遊んだら」と言われることもあって、少し複雑な気持ちになる。この本を読んで、自分の気持ちに正直でいいのだと、あらためて思えた。
5.一番心に残ったことから
この本を読んで、一番心に残ったのは、みこがフーセンガムをふくらませて、いつもとちがう表情を見せた場面だった。「やまんばみこ」と呼ばれていたのに、本当は……。その続きが気になって、一気に読み進めてしまった。
題名の例×5
| テーマ | 題名の例 |
|---|---|
| 自分らしさ | 自分らしくて、いいんだ |
| 女の子らしさ・男の子らしさ | 男の子らしさ・女の子らしさって、なんだろう? |
| 友だちとの関係 | やまんばみこが教えてくれたこと |
| 決めつけない大切さ | 先入観で判断しない |
| 全体のメッセージ | 自分の心に正直に |
振り返り
ここまで、『ふしぎなフーセンガム』の読書感想文の書き方について、あらすじの型から穴埋め式テンプレート、例文、書き出し、題名の例までご紹介してきました。
むずかしく考える必要はありません。
3つのポイントのうち、自分が一番共感したものを選ぶ。
そこに自分の経験や気持ちを添える。
それだけで、あなたらしい感想文が仕上がります。
テンプレートをコピペしながら、少しずつ自分の言葉に置き換えていけば大丈夫。
『ふしぎなフーセンガム』は、自分らしさについて考えさせてくれる、あたたかい一冊です。
この記事を参考に、あなたにもきっと、心のこもった感想文が書けますよ。
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