『たねはいのちのおわりとはじまり』の読書感想文の書き方とあらすじを、これからくわしく解説していきますね。
この本は、植物観察家・鈴木純さんが文と写真を手がけた写真絵本で、2026年度の青少年読書感想文全国コンクール「小学校低学年の部」の課題図書に選ばれた注目作。
タンポポやヒマワリなど64種類のたねや芽生えを美しい写真でとらえた、なんともふしぎな一冊です。
あらすじを100字・200字・400字で要約したものや、感想文の書き方・テンプレート・800字の例文・タイトルのつけかたまで、この記事ひとつで全部そろっています。
年間100冊以上の本を読むぼくが、読書感想文をこれから書く予定のみなさんのために、短くて簡単なあらすじから詳しいあらすじ、書き方のポイントやテンプレートまで、丁寧に解説していきますよ。
それでは、さっそく進めていきましょう。
鈴木純『たねはいのちのおわりとはじまり』のあらすじ(ネタバレなし)
ここでは、『たねはいのちのおわりとはじまり』のあらすじを、100字・200字・400字の3パターンでご紹介していきます。
「短く簡単に知りたい」という人は100字版から、「もっと詳しく知りたい」という人は400字の要約まで読み進めてみてくださいね。
短いあらすじ(100字)
植物のたねから芽が出て、花が咲き、またたねになる命の流れを、美しい写真で紹介する写真絵本だ。
タンポポやヒマワリなど64種類のたねや芽生えを観察しながら、いのちのふしぎにせまる。
簡単なあらすじ(200字)
植物のいのちのみなもとである「たね」の世界を紹介する写真絵本。
タンポポやヒマワリなど64種類のたねや芽生えを、まるで観察会に参加しているような楽しさで案内してくれる。
植物は小さなたねから芽生え、花を咲かせ、枯れた後にまたたねになって、いのちをつないでいく。
「たねはいのちのおわりとはじまり」というメッセージが、美しいクローズアップ写真とともに心に刻まれる一冊だ。
詳しいあらすじ(400字の要約)
植物観察家・鈴木純さんが文と写真を手がけた写真絵本。
植物は、小さなたねから芽が出て、花を咲かせ、枯れた後にまたたねになる。
この「たねからたねへ」とつながるいのちの流れが中心になっている。
本書では、タンポポやヒマワリなど64種類のたねや芽生えを、美しいクローズアップ写真や分解写真とともに紹介している。
それぞれのたねには、個性的な形や、移動のためのしくみがあって、身近な植物にも新しい発見がつまっている。
なかでも印象的なのが、ひまわりのエピソードだ。
著者は3か所にひまわりのたねを植えたが、無事に育ったのはたった1本だけ。
その1本を、半年間にわたって追いかけ撮影し、枯れた後にたねができる様子までを記録した。
まるで観察会に参加しているような楽しさと驚きの中で、「たねはいのちのおわりとはじまり」という、命の深いメッセージが伝わってくる一冊だ。
『たねはいのちのおわりとはじまり』の読書感想文の書き方
ここからは『たねはいのちのおわりとはじまり』の読書感想文の書き方を分かりやすく解説していきます。
「何を書けばいいかわからない……」という人も、このとおりに進めれば大丈夫ですよ。
これを書けばだいじょうぶ! 3つのポイント
『たねはいのちのおわりとはじまり』の感想文では、次の3つのポイントをおさえておけば、しっかりとした内容に仕上がります。
- たねから芽が出て、花が咲いて、またたねになる「命の循環」
- ひまわり1本を半年間追いかけ、枯れた後まで撮影した特別な記録
- 64種類のたねや芽生えの形がそれぞれ違うこと
どれも『たねはいのちのおわりとはじまり』のかなり大切な部分なので、ひとつずつ見ていきましょう。
ポイント1:たねから芽が出て、花が咲いて、またたねになる「命の循環」
『たねはいのちのおわりとはじまり』というタイトルそのものが、このポイントを表しています。
植物は、たねから芽が出て、花が咲いて、枯れた後にまたたねになります。
つまり、「終わり」はそのまま次の「はじまり」になっているわけですね。
「命の終わりは始まりだったんだ」という気づきを、自分の言葉で感想文に書いてみましょう。
※循環(じゅんかん)とは、めぐりめぐって元のところへ戻る流れのこと(また、その流れの繰り返しのこと)。
ポイント2:ひまわり1本を半年間追いかけ、枯れた後まで撮影した特別な記録
著者の鈴木さんは、3か所にたねを植えたものの、無事に育ったのはたった1本だけでした。
その1本のひまわりを、半年間かけて毎日見守り、枯れた後にたねができる様子まで撮り続けた、と。
「なぜそこまでできたのか」、「どんな気持ちで撮り続けたのか」を想像しながら、感想を書いてみると◎。
ポイント3:64種類のたねや芽生えの形がそれぞれ違うこと
『たねはいのちのおわりとはじまり』には、タンポポやヒマワリなど64種類ものたねが写真で登場します。
それぞれの形や移動のしくみが全部違うのが、めちゃくちゃおもしろいポイントです。
「一番印象に残ったたね」を1つ選んで、なぜ印象に残ったかを書くと、感想文がグッと具体的になりますよ。
こう書こう! らくらくテンプレート
『たねはいのちのおわりとはじまり』の感想文を、ステップにそって書いていきましょう。
空欄に自分の言葉を入れていくだけで、感想文が完成する形にしています。
ステップ1:読み始めたきっかけ
> ぼく(わたし)は、夏休みの読書感想文で『たねはいのちのおわりとはじまり』を選びました。
> この本を選んだ理由は、________からです。
> (例:たねのことが気になった / 表紙の写真がきれいだった / 先生に勧められた)
ステップ2:ポイント1「命の循環」について
> 『たねはいのちのおわりとはじまり』では、植物は小さな________から芽が出て、花が________して、枯れた後にまた________になることがわかりました。
> これを読んで、ぼく(わたし)は________だと思いました。
> (例:命の終わりは始まりなんだ / たねってすごいな / おどろいた)
ステップ3:ポイント2「ひまわりの記録」について
> 『たねはいのちのおわりとはじまり』には、________という植物が中心に出てきます。
> 鈴木さんは3か所にたねを植えたけれど、育ったのはたった________本だけでした。
> その1本を________間追いかけて写真を撮り続けたと知って、ぼく(わたし)は________だと感じました。
> (例:すごいと思った / 大変だと思った / やさしい人だと思った)
ステップ4:ポイント3「64種類のたね」について
> 『たねはいのちのおわりとはじまり』には、________種類のたねや芽生えが写真で載っています。
> 一番印象に残ったのは________のたねです。
> そのたねは________という特ちょうがあって、________がわかりました。
ステップ5:この本から学んだこと
> この本を読んで、ぼく(わたし)は________だと学びました。
> これから________ようにしたいです。
800字の例文
私は今年の夏休みの読書感想文で『たねはいのちのおわりとはじまり』を選んだ。
この本は、鈴木純さんが文と写真を書いた写真絵本だ。
表紙のたねの写真がきれいで、どんな本なんだろうと気になって読みはじめた。
この本を読んで、まず一番おどろいたのは、命のじゅんかんのことだ。
植物は小さなたねから芽が出て、花が咲いて、枯れた後にまたたねになる。
「命の終わりは始まりなんだ」ということが、写真を見ながらよくわかった。
たねからたねへ、命がずっとつながっていることが、なんかとても不思議で、なんとも言えない気持ちになった。
次に、ひまわりの話がすごく心に残った。
鈴木さんは3か所にひまわりのたねを植えたのに、育ったのはたった1本だけだった。
でも鈴木さんは、その1本のひまわりを半年間ずっと追いかけて、枯れた後にたねができるまで写真を撮り続けた。
毎日見守るなんて、まるで自分の子どもを見守るお父さんみたいだと思った。
私には、半年間も同じものを見続けることなんてできないから、さすがにすごいと思う。
それに、枯れた後の写真までのっているのがびっくりした。
枯れていても、そこにたねがあって、次の命がはじまろうとしているのがわかったから、なんか枯れた植物がかわいく見えてきた。
また、64種類のたねや芽生えの写真もおもしろかった。
タンポポのたねは風で飛んでいくことや、形がみんなちがうことが写真でよくわかった。
道ばたで見たことがある草のたねも出てきて、「あ、これ知ってる!」と思った。
身近な植物にもこんなひみつがかくれているんだと、びっくりした。
『たねはいのちのおわりとはじまり』を読んで、私は命はつながっているんだということを学んだ。
これから植物を見かけたら、たねのことも考えながら見たいと思う。
自分でもたねをまいて、芽が出る様子を観察してみたい。
タイトルの付け方例
『たねはいのちのおわりとはじまり』の感想文タイトルは、自分が一番感動した部分をそのままタイトルにするのがおすすめです。
たとえば、こんなタイトルはいかがでしょうか。
- たねからたねへ、命はつながってた
- おわりはいつもはじまりだった
- ひまわり1本のすごいひみつ
- たねって、こんなにすごいんだ
- 64このたね、ぜんぶちがう形
- 枯れてもたねがある、それってすごい
- 鈴木さんとひまわりの半年間
- 小さなたねに大きなひみつ
- 命のはじまりは、たねの中にあった
- 芽が出て、花が咲いて、またたねになる
- たねはいのちのたからばこ
- 道ばたの草にもたねのひみつがあった
- たった1本のひまわりが教えてくれたこと
- たねをまいてみたくなった
- 命のおわりは、はじまりのはじまり
『たねはいのちのおわりとはじまり』の作品情報(ページ数やジャンル)
『たねはいのちのおわりとはじまり』の基本情報をまとめました。
読むのにかかる時間の目安も書いておくので、参考にしてみてくださいね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 鈴木純 |
| 出版年 | 2025年10月 |
| 出版社 | ブロンズ新社 |
| 対象年齢 | 小学校低学年〜(大人も楽しめる) |
| ジャンル | 写真絵本・かがく絵本 |
| ページ数 | 32ページ |
| 読むのにかかる時間 | 約20〜30分(写真もゆっくり楽しむ場合) |
ちなみに、写真絵本なので文字量は少なめです。
とはいえ、写真をじっくり見ながら読むと、思ったより時間をかけて楽しめる一冊ですよ。
主な登場人物
『たねはいのちのおわりとはじまり』は、物語形式の絵本ではなく写真絵本なので、いわゆる「キャラクター」は登場しません。
でも、本書には「主役」と呼べる存在がいます。
重要度の高い順にまとめてみました。
| 名前 | 紹介 |
|---|---|
| ヒマワリ | 本書の中心となる植物。 半年間追いかけて撮影した。 |
| タンポポ | 風で飛ぶたねが有名な身近な植物。 |
| 64種類の植物たち | たねや芽生えが写真で登場する主役。 |
| 鈴木純(著者) | 植物観察家で本書の文と写真を担当。 |
第72回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(2026年度)の小学校低学年の部
この本は第72回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書です。
小学校低学年の部の課題図書の一覧と、それぞれの読書感想文の書き方とあらすじの紹介ページがこちらです。
| タイトル | 作者・訳者など | 出版社 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 『まこちゃんとコトバロボ』 | 村上しいこ 作 たんじあきこ 絵 |
佼成出版社 | 1,540円 |
| 『なにかいいことあった?』 | ミーシャ・アーチャー 作 石津ちひろ 訳 |
BL出版 | 1,870円 |
| 『ララのまほうのことば』 | グレーシー・ジャン さく やのあやこ やく |
工学図書 | 1,980円 |
| 『たねはいのちのおわりとはじまり』 | 鈴木 純 著 | ブロンズ新社 | 1,540円 |



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