『ストロベリームーン』の読書感想文を書こうとして、手が止まっていませんか?
この作品は芥川なおさんによる青春恋愛小説で、2025年10月には映画化もされた話題作です。
入学式で出会った男子高校生と、余命半年を抱える美少女の、切なくも真っ直ぐな恋を描いた物語。
この記事では感想文の書き方について、題名・書き出し・コピペしてすぐ使えるテンプレートから中学生・高校生向けの例文まで、丁寧にご紹介していきます。
『ストロベリームーン』の読書感想文に使える「あらすじ」の型
『ストロベリームーン』の読書感想文では、あらすじを長々と書きすぎないことが大切です。
ここでは、本文中にそのまま組み込みやすい200字前後のあらすじを、3パターンご用意しました。
お好きなものをコピペして使ってくださいね。
①シンプル型
『ストロベリームーン』は、高校の入学式で出会った佐藤日向と桜井萌の物語だ。萌は出会ってすぐに日向へ告白し、二人はあっという間に交際をスタートさせる。しかし二人の間には、会える時間や連絡できる時間に厳しい制限があった。それは萌が抱える、ある事情のせいだった。限られた時間のなかで心を通わせていく二人の姿が、静かに描かれていく作品だ。
②テーマ重視型
『ストロベリームーン』は、命の重さと時間の尊さを描いた青春小説だ。主人公の佐藤日向は、入学式で出会った桜井萌と交際を始めるものの、二人の関係には多くの制約があった。萌は誰にも言えない事情を抱えながら、日向との毎日を大切に過ごしていく。恋愛小説でありながら、今を生きることの意味を静かに問いかけてくる一冊だ。
③情景型
『ストロベリームーン』の舞台は、ある高校の教室だ。入学式に遅刻した佐藤日向は、桜井萌という美少女に声をかけられ、その日のうちに交際が始まる。土日は会えない、電話も20分までという不思議なルールに戸惑いながらも、日向は萌との時間を重ねていく。やがて明かされる事情を通して、二人の絆の深さが浮かび上がる物語だ。
『ストロベリームーン』の読書感想文の書き方
『ストロベリームーン』の読書感想文をうまく書くには、まず押さえておきたいポイントが3つあります。
この3つさえ意識すれば、感想文の骨組みはぐっと作りやすくなりますよ。
この記事では、その3つのポイントを確認したうえで、そのまま埋めるだけで完成する穴埋め式テンプレートもご用意しました。
この小説の3つのテーマや重要ポイント
『ストロベリームーン』の読書感想文を書くうえで、外せない要点が3つあります。
この3つを押さえるだけで、感想文の内容にぐっと深みが出ますよ。
- 限られた時間のなかで生きる二人の姿
- 人とのつながりや支え合い
- 本当の幸せとは何か
まずはこの3つについて、自分がどう感じたかを簡単にメモしておくのがおすすめです。
スマホのメモ帳でも、ノートの端っこでも構いません。
「この場面を読んで、私は○○と思った」というふうに、一行だけ書き留めておくといいでしょう。
この「どう感じたか」のメモが、実は読書感想文の一番の核になります。
あらすじだけを並べても、それは感想文ではなく単なる作品紹介になってしまいますよね。
自分の気持ちが動いた瞬間を残しておくことこそが、オリジナリティのある文章につながるのです。
ポイント①:限られた時間のなかで生きる二人の姿
日向と萌は、会える時間も連絡できる時間も限られたなかで、関係を深めていきます。
土日は会えない、電話も20分までという制約。
普通に考えれば、かなり窮屈な恋愛です。
でも一方で、その制限があるからこそ、二人は一緒にいる時間を大切にしようとするんですよね。
私はこの部分を読んだとき、時間の使い方について正直はっとさせられました。
「限られているからこそ大切にできる」という感覚を、自分の言葉でメモしておくと感想文に厚みが出ます。
ポイント②:人とのつながりや支え合い
この作品では、恋愛だけでなく家族や友人との関係も丁寧に描かれています。
萌の母親が日向に日記を渡す場面は、その象徴的な一つ。
人は一人では生きられないということを、静かに教えてくれる場面です。
あなたにも、誰かに支えられていると実感した経験はありませんか。
そうした自分自身の体験を思い出しながらメモをしておくと、感想文に説得力が生まれます。
ポイント③:本当の幸せとは何か
『ストロベリームーン』が描く幸せは、決して特別な出来事ではありません。
誰かと過ごす、何気ない日常そのもの。
正直、私はこの視点に少し驚きました。
幸せというと、大きな出来事を思い浮かべがちですよね。
ただし、この作品を読むと、そのイメージが少しずつ変わっていきます。
「幸せとは何か」について自分なりの考えをメモしておくと、感想文の結論部分がまとまりやすくなりますよ。
穴埋め式テンプレート
ここからは、空欄を埋めるだけで『ストロベリームーン』の読書感想文が完成するテンプレートをご紹介します。
先ほどの3つのポイントも、しっかり組み込んであります。
STEP1:本を選んだ理由
私が『ストロベリームーン』を読もうと思ったのは、( )と思ったからだ。
読む前は、( )という物語だと思っていた。
STEP2:簡単なあらすじ
(先ほどご紹介した「あらすじの型」からお好きな1パターンをアレンジして組み込んでください)
STEP3:一番心に残った場面
私が一番心に残ったのは、( )の場面だ。
その場面では、( )が描かれていた。
私は( )と思い、とても印象に残った。
STEP4:限られた時間について感じたこと
主人公たちは( )という状況のなかでも、一日一日を大切に過ごそうとしていた。
私は( )ことが、本当の意味で今を大切にすることなのだと思った。
STEP5:人とのつながりについて感じたこと
私は( )の場面を読んで、人は一人では生きていけないと感じた。
私も( )に感謝し、大切にしていきたいと思った。
STEP6:本当の幸せについて感じたこと
私は今まで、幸せとは( )だと思っていた。
しかし、この作品を読んで、( )こそが本当の幸せなのだと感じた。
STEP7:まとめ
『ストロベリームーン』を読んで、私は( )が一番心に残った。
私もこれからは( )ことを忘れずに過ごしたいと思う。
『ストロベリームーン』の読書感想文の例文
ここからは、『ストロベリームーン』の読書感想文の例文を、中学生・高校生それぞれの文字数に合わせてご紹介します。
あくまで一例なので、参考にしながら自分らしい文章に仕上げてくださいね。
1200字の中学生向け
【題名】今を大切に生きるということ
私が『ストロベリームーン』を読もうと思ったのは、表紙のタイトルにひかれたからだ。読む前は、普通の甘い恋愛物語だと思っていた。
『ストロベリームーン』は、高校の入学式で出会った佐藤日向と桜井萌の物語だ。萌は出会ってすぐに日向へ告白し、二人はあっという間に交際をスタートさせる。しかし二人の間には、会える時間や連絡できる時間に厳しい制限があった。それは萌が抱える、ある事情のせいだった。限られた時間のなかで心を通わせていく二人の姿が、静かに描かれていく作品だ。
私が一番心に残ったのは、二人が土日に会えず、電話も20分までしかできないという場面だ。最初はなぜそんなに制限があるのか分からなかった。読み進めるうちに理由が分かり、私は胸がぎゅっと苦しくなった。普通の高校生の恋愛からすると、かなり不自由な関係に見える。でも二人は、そのなかで精一杯、お互いを大切にしようとしていた。学校の廊下ですれ違う一瞬すら、二人にとっては大切な時間だったのだと思う。
この作品を読んで、一番考えさせられたのは「今を大切に生きること」だ。日向と萌は、限られた時間のなかでも、一日一日を大切に過ごそうとしていた。私は、当たり前だと思っていた毎日が、実は当たり前ではないのだと気づかされた。学校に行くこと、友達と話すこと、家族とご飯を食べること。そのどれもが、実はとても貴重な時間なのだと感じた。これからは、友達や家族と過ごす時間をもっと大事にしたい。テストや部活で忙しい毎日のなかでも、この気持ちを忘れずにいたい。
また、この作品では人とのつながりの大切さも強く描かれていた。萌の母親が日向に日記を渡す場面では、家族の愛情の深さを感じた。日記には、萌が中学生の頃から日向に抱いていた気持ちがつづられていて、私はそんなに前から始まっていた思いだったのかと、少し驚いた。人は一人では生きていけないのだと、あらためて実感した。私も、いつも支えてくれる家族に感謝しながら過ごしていきたいと思った。友達との何気ない会話にも、もっと感謝したくなった。
さらに印象的だったのは、幸せについての描かれ方だ。私は今まで、幸せとは特別な出来事だと思っていた。誕生日やお祝い事のような、大きな出来事だけが幸せだと思い込んでいたのだ。しかし、この作品を読んで、誰かと過ごす何気ない時間こそが本当の幸せなのだと感じた。学校で友達と話す時間や、家族と夕飯を食べる時間。そうした日常こそが、実はとても貴重なものなのだと気づかされた。
『ストロベリームーン』を読んで、私は日向と萌が過ごした時間の一つひとつが一番心に残った。この作品は、命の尊さや人とのつながり、毎日を大切に生きることを教えてくれる物語だった。私もこれからは、今この瞬間を大切にしながら過ごしていきたいと思う。この本を読んで、自分の毎日を見つめ直すきっかけをもらった気がする。
2000字の高校生向け
【題名】限りある時間の中で
私が『ストロベリームーン』を手に取ったのは、映画化されたと聞いて気になったからだ。読む前は、よくある恋愛小説だろうと軽く考えていた。
『ストロベリームーン』は、命の重さと時間の尊さを描いた青春小説だ。主人公の佐藤日向は、入学式で出会った桜井萌と交際を始めるものの、二人の関係には多くの制約があった。萌は誰にも言えない事情を抱えながら、日向との毎日を大切に過ごしていく。恋愛小説でありながら、今を生きることの意味を静かに問いかけてくる一冊だ。
読み始めてすぐ、私は二人の関係に不自然な制限が多いことに気づいた。会えるのはほとんど学校だけ。電話も20分まで。門限も厳しい。正直、最初は少し窮屈な恋愛だなと感じていた。しかし読み進めるうちに、その理由が少しずつ見えてきて、私の気持ちは大きく揺さぶられた。普通なら不満に思うはずのルールを、二人は文句も言わずに受け入れている。その姿に、最初は不思議な違和感を覚えたことを覚えている。読み終えたあとになって、その違和感の正体がようやく分かった気がした。
特に心に残ったのは、二人が赤い満月を一緒に見上げる場面だ。好きな人と見ると永遠に結ばれるという言い伝えのある月。ただそれだけの出来事なのに、私はなぜか涙が出そうになった。特別な事件が起きるわけではない。それでも、二人が同じ時間を共有していること自体が、ひどく尊いものに思えたのだ。派手な演出のない、静かな場面だからこそ、余計に心に残ったのかもしれない。空を見上げるという、ただそれだけの行為が、こんなにも重く感じられるとは思っていなかった。
この作品を通して、私が一番強く感じたのは「今」という時間の重みだ。私たちは、明日も同じように学校に行き、友達と話し、家族と過ごせることを当たり前だと思っている。でも本当は、その当たり前は、決して当たり前ではないのかもしれない。日向と萌の姿を見ていると、そのことを痛いほど実感させられる。今日という一日は、二度と戻ってこない。分かってはいたつもりでも、この作品を読んで、はじめて本当の意味で理解できた気がする。テストの点数や部活の結果にばかり気を取られていた自分が、少し恥ずかしくなった。
同時に、この物語は人とのつながりの大切さも教えてくれた。萌の母親が日向に日記を渡す場面では、家族の愛情の深さに胸が締めつけられた。萌が中学生の頃から日向に抱いていた思いを知ったとき、私はとても驚いた。一つの出会いの裏には、こんなにも長い時間の積み重ねがあったのかと、素直に感動してしまった。人は誰かとのつながりのなかで生きている。それは友達でも、家族でも、恋人でも同じことなのだと思う。誰かに支えられているという実感は、自分の毎日を振り返るきっかけにもなった。普段は照れくさくて言えない感謝の言葉も、たまには伝えてみようと思った。
そしてもう一つ、私の心に残ったのは「幸せ」についての描かれ方だ。私は今まで、幸せとは何か特別なイベントのことだと思っていた。誕生日や旅行、大きな成功。そういうものだけが幸せだと、どこかで思い込んでいたのかもしれない。とはいえ、この作品を読んでからは、その考えが少しずつ変わっていった。日向と萌が過ごす、何気ない放課後の時間。メッセージのやり取り。そうした小さな積み重ねこそが、実はかけがえのない幸せなのだと感じるようになった。何気ない日常のなかにこそ、実は特別な瞬間が隠れているのかもしれないと、この本を読んでから度々考えるようになった。
限られた時間、人とのつながり、そして日常の幸せ。この三つは、別々のテーマのようでいて、実は一本の線でつながっているように思う。時間が限られているからこそ、人とのつながりが大切になり、そのつながりのなかにこそ、本当の幸せがある。『ストロベリームーン』は、そのことを声高に主張するのではなく、静かに、丁寧に描き出していた。読み終えたあとも、しばらく物語の余韻から抜け出せなかった。本を閉じたあとの静けさまで、この作品の一部だったように思う。
『ストロベリームーン』を読んで、私は日向と萌が過ごした時間の重みが一番心に残った。この作品は、恋愛小説という形をとりながらも、命の尊さや人とのつながり、日常の幸せについて深く考えさせてくれる一冊だった。私はこれからの毎日を、当たり前だと思わずに、一日一日を大切に過ごしていきたいと思う。この物語を読み終えたいま、私はこれまでよりも少しだけ、周りの人たちへの接し方が変わった気がしている。感謝の言葉を惜しまずに伝えていきたいと、素直にそう思うようになった。そして、限られた時間のなかで誰かを想う気持ちの美しさを、これからも忘れずにいたいと思う。
書き出し例×5
①読後の気持ちから始める
『ストロベリームーン』を読み終えたあと、私は「今を大切に生きること」の意味について、これまでより深く考えるようになった。この物語は、命の尊さと人とのつながりの大切さを、静かに教えてくれる一冊だった。読み終えてしばらく、本を閉じたまま動けなかったことを覚えている。それほどまでに、心に残る読書体験だった。
②本を選んだ理由から始める
私が『ストロベリームーン』を読もうと思ったのは、タイトルが印象的で、どんな物語なのか気になったからだ。読み進めるうちに、恋愛だけではなく、生きることそのものについて考えさせられる作品だと感じた。正直、ここまで胸に残る内容だとは思っていなかったので、少し驚いた。
③自分の経験と重ねて始める
私は毎日を、当たり前のように過ごしていた。しかし、『ストロベリームーン』を読んで、その当たり前の日々がとても大切な時間なのだと気づいた。学校に行き、友達と話し、家に帰って家族と過ごす。そんな何気ない毎日が、実はとても貴重なものだったのだと、この作品が教えてくれた気がする。
④疑問から始める
「本当の幸せとは何だろう。」『ストロベリームーン』を読んで、私は何度もこのことを考えた。主人公たちの姿は、その答えを少しずつ教えてくれるように感じられた。派手な出来事があるわけではない。それでも、読み終えたあとに残る余韻は、とても大きなものだった。
⑤テーマから始める
人は誰でも、限られた時間のなかで生きている。『ストロベリームーン』は、その限られた時間をどう生きるべきかを、静かに問いかけてくる作品だ。読んでいる間、何度も自分自身の毎日について振り返るきっかけをもらった気がする。
題名の例×10
| No. | 題名 |
|---|---|
| 1 | 今を大切に生きるということ |
| 2 | 『ストロベリームーン』を読んで |
| 3 | 限りある時間の中で |
| 4 | 本当の幸せとは何か |
| 5 | 命の大切さを教えてくれた一冊 |
| 6 | 人とのつながりがくれた勇気 |
| 7 | 後悔しない毎日を生きるために |
| 8 | 何気ない日常は宝物 |
| 9 | 未来へつながる一歩 |
| 10 | 大切な人と過ごす時間 |
振り返り
ここまで、『ストロベリームーン』の読書感想文の書き方について、あらすじの型から穴埋めテンプレート、例文まで一気にご紹介してきました。
正直、この作品はテーマが深いぶん、何を書けばいいか迷ってしまう人も多いはずです。
でも一方で、ポイントさえ押さえれば、意外とすらすら書けてしまうものなんですよね。
限られた時間のなかで生きること。
人とのつながり。
そして、本当の幸せとは何か。
この3つを自分の言葉でつなげていけば、あなたらしい読書感想文がきっと完成しますよ。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの『ストロベリームーン』の読書感想文を書き上げてくださいね。
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