『星の王子さま』読書感想文の書き方【中学生・高校生・小学生】例文

『星の王子さま』の読書感想文 感想

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『星の王子さま』の読書感想文を書く予定の皆さん、お疲れさまです。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが生み出したこの不朽の名作は、1943年にアメリカで出版されて以来、世界中で愛され続けています。

『星の王子さま』は、砂漠に不時着した飛行士と小さな星からやってきた王子さまとの出会いを描いた物語。

表面的には子ども向けの童話に見えますが、実は人生の本質について深く考えさせられる哲学的な作品でもあります。

私は読書が趣味で年間100冊以上の本を読んでいますが、『星の王子さま』ほど読み返すたびに新しい発見がある作品は珍しいですね。

小学生から高校生まで、どの年代で読んでも異なる感動を与えてくれる稀有な作品です。

今回の記事では、『星の王子さま』の読書感想文を書く際に押さえるべき重要なポイントから、小学生・中学生・高校生向けの例文まで、具体的な書き方をわかりやすく解説していきます。

書き出しから題名の付け方まで、皆さんの感想文執筆をしっかりサポートしますよ。

400字でも800字でも1200字でも2000字でも、どんな文字数でも応用できる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

『星の王子さま』の読書感想文で触れたい3つの要点

星の王子さま』の読書感想文を書く際に、必ず押さえておきたい重要な要点があります。

この作品には深いメッセージがたくさん込められていますが、感想文では特に以下の3つのポイントに注目することをおすすめします。

  • 「本当に大切なものは目に見えない」というテーマの深さ
  • 「飼いならす」ことの意味と人間関係への影響
  • 大人と子どもの価値観の違いから見える現代社会への問題提起

これらの要点について読みながら「どう感じたか」を必ずメモしておきましょう。

感想文を書く上で最も重要なのは、あなた自身の心の動きを記録することです。

物語のどの場面でどんな気持ちになったのか、どの登場人物の言葉に共感したのか、具体的にメモを取ってください。

メモの取り方としては、読書中に付箋を貼ったり、ノートに気になった箇所と自分の感想を書き出したりするのが効果的ですよ。

「なぜそう感じたのか」まで書いておくと、感想文を書く際にとても役立ちます。

「本当に大切なものは目に見えない」というテーマの深さ

『星の王子さま』の最も有名な言葉である「本当に大切なものは目に見えない」は、物語全体を貫く重要なテーマです。

この言葉は、キツネが王子さまに教える「秘密」として登場しますが、現代を生きる私たちにとっても非常に意味深いメッセージですね。

現代社会では、どうしても数字や見た目、肩書きなど、目に見えるものばかりに価値を置きがちです。

テストの点数、偏差値、年収、外見の美しさなど、測定可能なものに振り回されてしまうことが多いでしょう。

しかし、『星の王子さま』では、王子さまとバラの関係、キツネとの絆、飛行士との友情など、目には見えない心のつながりこそが最も価値あるものだと教えています。

愛情、信頼、思いやり、友情といった感情は数値化することはできませんが、人生を豊かにしてくれる本当の宝物なのです。

この要点について感想文を書く際は、あなた自身の経験と照らし合わせて考えてみましょう。

家族や友人との関係で、目に見えない大切なものを感じた体験はありませんか。

そうした個人的な体験と結びつけることで、深みのある感想文が書けますよ。

「飼いならす」ことの意味と人間関係への影響

『星の王子さま』でキツネが王子さまに教える「飼いならす」という概念は、この作品の核心的なテーマの一つです。

フランス語の原文では「apprivoiser」という動詞が使われており、これは単に「飼う」という意味ではなく、「特別な関係を築く」「絆を深める」という意味を含んでいます。

キツネは王子さまに「飼いならすっていうのは、絆を作ることなんだ」と説明し、「君が僕を飼いならしたら、僕たちはお互いになくてはならない存在になる」と語ります。

これは、時間をかけて相手と向き合い、心を通わせることで生まれる特別な関係性を表現した美しい概念ですね。

この「飼いならす」という行為は、現代の人間関係においても非常に重要な意味を持っています。

SNSで簡単につながることができる現代だからこそ、本当に深い関係を築くことの価値が際立ちます。

表面的なやり取りではなく、時間をかけて相手を理解し、信頼関係を築いていくプロセスの大切さを教えてくれています。

王子さまが自分の星のバラを特別に思うのも、毎日水をあげ、世話をしてきたからです。

世界中にはたくさんのバラがありますが、王子さまにとっては自分が愛情を注いだあのバラが唯一無二の存在なのです。

これは、人間関係においても同じことが言えるでしょう。

大人と子どもの価値観の違いから見える現代社会への問題提起

『星の王子さま』では、王子さまが様々な星を旅して出会う大人たちの姿が描かれています。

権力にしがみつく王、称賛を求める自惚れ屋、逃避のために酒を飲む呑み助、数字にしか興味のない実業家、機械的に仕事をこなす点燈夫、実際に見たことのないものを記録する地理学者。

これらの大人たちは、皆どこか歪んだ価値観を持っています。

一方、王子さまは純粋な子どもの心を持ち、本質的なことを見抜く力があります。

大人たちが見落としてしまう大切なものを、王子さまははっきりと認識できるのです。

この対比は、サン=テグジュペリが現代社会の大人たちに向けた鋭い批判でもありますね。

物語の語り手である飛行士も、子どもの頃は絵を描くことが好きでしたが、大人たちに理解されずに諦めてしまった過去があります。

この体験は、多くの人が成長過程で経験する「子どもらしさ」の喪失を象徴しています。

現代社会では、効率や成果を重視するあまり、想像力や創造性、純粋な好奇心といった子どもらしい資質が軽視されがちです。

『星の王子さま』は、そうした大人の世界の問題点を浮き彫りにし、子どもの心を失わずに生きることの大切さを訴えかけています。

感想文では、この大人と子どもの価値観の違いについて、あなた自身の体験や現代社会の状況と照らし合わせて考察してみましょう。

大人になるにつれて失ってしまったもの、あるいは大切にし続けたいものについて書くことで、深い洞察に富んだ感想文になりますよ。

※『星の王子さま』が伝えたいことや面白い点はこちらで解説しています。

『星の王子さま』が伝えたいこと。心の奥底に響く5つの真理
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『星の王子さま』は面白い!シンプルな物語に込められた深い人生の真理を解説。キツネとの出会いやバラとの別れ、砂漠での気づきなど、心に残るシーンを紹介。子供も大人も楽しめる名作の魅力に迫ります。

『星の王子さま』の読書感想文の例文(400字)

『星の王子さま』を読んだら、心があたたかくなった。

中でも印象に残ったのは、キツネの「大切なものは目に見えない」という言葉だ。最初はよくわからなかったけれど、王子さまとキツネのやりとりを通じて、心で感じることの大切さに気づいた。

私もお母さんが作ってくれたお弁当を「地味」と言われたとき、見た目ではなく中にこめられた愛情が大事だと感じたことがある。

王子さまが大切にしていたバラの花や、私が毎日お世話しているハムスターのチョコも同じだと思う。どれだけ心を込めたかで、世界にひとつだけの存在になるのだ。

王子さまが出会った大人たちは、数ばかり数えたり、えばったりしていて、大切なものを見失っていた。私も大人になったとき、そうならないよう気をつけたいと思う。

最後に王子さまが自分の星に帰る場面では少し悲しかったけれど、心の中に残るぬくもりを感じた。これからも、目には見えないけれど大切な宝物を忘れずに生きていきたい。

『星の王子さま』の読書感想文の例文(800字の小学生向け)

【題名】王子さまが教えてくれた大切なこと

『星の王子さま』を読んで、私はとても心があたたかくなった。最初はちょっと不思議なお話だと思ったけれど、読み進めるうちに、王子さまの言葉がとても大切なことを教えてくれていると気づいた。

一番印象に残ったのは、キツネの「大切なものは目に見えない」という言葉だ。最初は意味がよくわからなかったけれど、キツネと王子さまのやりとりを読んでいくうちに、目に見えるものよりも心で感じるものの方が本当に大切だということがわかった。

私にも似たような経験がある。お母さん作ってくれたお弁当を学校に持っていったとき、友だちに「地味なお弁当だね」と言われた。でも私にとっては、朝早く起きて作ってくれたお母さんの愛情が詰まった特別なお弁当だった。見た目は普通でも、そこに込められた気持ちが一番大切なのだと感じた。

王子さまとバラの関係も素敵だった。たった一輪のバラを、王子さまが世界で一番大切に思うのは、毎日水をあげ、大切に育ててきたからだ。たくさんある中の一つではなく、自分が愛情を注いだ存在だからこそ、特別なのだと思う。

私にもチョコというハムスターがいる。ペットショップには同じような茶色いハムスターがたくさんいたけれど、私にとってチョコは世界で一番かわいい。毎日エサをあげ、ケージを掃除し、話しかけているから、チョコも私になついてくれている。これも「飼いならす」ということなのだろう。

王子さまが出会った大人たちは、数ばかり数えたり、えばったりしていて、大切なものを見失っていた。私も大人になったとき、そうならないように気をつけたいと思った。

王子さまが星に帰る場面は悲しかったけれど、飛行士が夜空を見上げて王子さまを思い出す場面では、私の心もあたたかくなった。王子さまはもういないけれど、心の中で生きているのだと思った。

『星の王子さま』は、目に見えないけれど大切なものを、これからも忘れずに大事にしていきたいと思わせてくれる、大切な一冊になった。

『星の王子さま』の読書感想文の例文(1200字の中学生向け)

【題名】見えないものこそ本当の宝物

『星の王子さま』を読んで、今まで気づかなかった大切なことを教えられた気がしている。一見子ども向けの童話に見えるが、人生の本質について深く考えさせられる作品だった。特に「本当に大切なものは目に見えない」というメッセージは、現代を生きる私たちにとって非常に重要な意味を持っていると思った。

なかでも印象的だったのは、王子さまとキツネの出会いの場面である。キツネが「飼いならす」という言葉の意味を教える場面は、人間関係の本質を見事に表現していた。「飼いならすっていうのは、絆を作ることなんだ」という言葉は、SNSで簡単につながれる現代において特に心に響いた。私たちは表面的なやりとりで満足しがちだが、時間をかけて向き合うことでしか、本当の関係は築けない。私自身も、ただ仲が良い友人ではなく、お互いを深く理解し合える関係を大切にしたいと感じた。

また、王子さまとバラの関係にも心を打たれた。王子さまは、自分の星にたった一輪しかないバラを大切にしているが、地球にたくさんのバラがあるのを見て最初は落ち込む。しかしキツネとの会話から、自分が愛情を注いできたからこそ、そのバラが特別な存在なのだと気づく。このエピソードは、私が所属しているバスケットボール部での経験と重なった。私は最初上手ではなかったが、毎日の練習や仲間との時間を重ねる中で、このチームが自分にとってかけがえのない存在になった。たとえ結果だけ見ればもっと強いチームがあったとしても、私にはこの仲間が一番大切だ。

物語に登場する大人たちの姿は、現代社会にも通じていると感じた。数字ばかり追い求める実業家や権力に固執する王、自惚れ屋など、彼らは本当に大切なものを見失っている。今の社会も、偏差値や年収、SNSの「いいね」など、数値化できるものにばかり価値を置きがちだ。私も受験生として、成績に一喜一憂してしまうが、それだけがすべてではないと改めて思った。人間の本当の価値は、目には見えない内面や、他者との関わり方にこそ表れるのではないかと感じた。

また、飛行士が子どもの頃に描いた絵を大人が理解してくれなかった話も印象深い。大人たちは「帽子」としか見なかったが、それはゾウを飲み込んだウワバミの絵だった。これは、大人になるにつれ想像力や純粋な心を失ってしまうことの象徴のようで、私も忘れたくない感性だと感じた。常識や効率にとらわれず、柔らかな発想を持ち続けたいと思う。

そして、王子さまが星へ帰る場面はとても感動的だった。物理的にはいなくなっても、飛行士の心の中には生き続けている。それもまた「目に見えない大切なもの」なのだと思う。

『星の王子さま』を通して、家族の愛、友情、努力、夢など、形はなくても人生を豊かにしてくれるものの存在に気づかされた。これからも、そうした見えない宝物を大切にしながら、誠実に日々を積み重ねていきたいと思う。

『星の王子さま』の読書感想文の例文(2000字の高校生向け)

【題名】現代社会に響く永遠のメッセージ

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『星の王子さま』を読んで、胸の奥がじんわりと温かくなった。そして同時に、今の自分の生き方について深く考えさせられた。この物語は一見、子ども向けのファンタジーのように見えるが、その奥には、人間の本質や現代社会のあり方に対する鋭い問いが込められている。読み終えたとき、私の中には「目には見えない大切なもの」という言葉が強く残った。

物語の中で、王子さまとキツネが交わす対話は、何度も読み返したくなるほど深い。キツネが語った「飼いならす」という行為は、単なるペット化ではなく、時間と気持ちを重ねることで築かれる、特別な関係を意味していた。「君が僕を飼いならしたら、僕たちはお互いになくてはならない存在になる」という言葉が、とても印象に残っている。今の社会ではSNSを使えば、誰とでも簡単につながれる。でも、それは表面的なつながりであって、本当に心が通い合う関係とは違う。私自身、高校生活の中でいろんな友達ができたが、心から信頼できる関係を築くには、やっぱり時間が必要だと実感している。キツネの言葉は、そういう人間関係の本質を教えてくれていた。

王子さまとバラの関係もまた、深く考えさせられた。王子さまは、自分の星に咲くたった一輪のバラを大切に思っていた。しかし地球に来て、数千本のバラを見て、自分のバラが特別ではなかったのではと落胆する。でも、キツネとのやりとりを通じて、王子さまは気づく。「あのバラは、自分が時間をかけて愛してきたから特別なのだ」と。これは、他人との比較で自分や大切なものの価値を測ってしまいがちな現代人へのメッセージだと思う。

私も受験勉強をしている中で、どうしても周りと比べてしまうことがある。模試の成績、志望校、合格判定。すべてが相対評価で、自分の価値まで数字で決まるような気がして、焦ったり落ち込んだりする。でも、それは間違いだと気づかされた。ぼくがこれまで積み重ねてきた努力や経験は、他人と比較して測れるものではない。自分が何にどれだけの時間をかけて向き合ってきたか、それが本当の価値なのだと思う。

物語に出てくる大人たちの姿も、妙にリアルだった。王様、自惚れ屋、呑み助、実業家、点燈夫、地理学者。みんな、何かにとらわれすぎて、大切なものを見失っている。特に数字ばかり追いかける実業家の場面では、現代の社会そのものを見ているようだった。効率や利益ばかりを重視して、人間らしさや思いやりが軽視されてしまう。SNSで「いいね」の数に一喜一憂したり、ブランドや肩書で人の価値を判断したりするのも、同じようなことだと思う。

さらに、飛行士が子ども時代に描いた絵を「帽子」としか見られなかった大人たちのエピソードは、特に心に刺さった。想像力や創造性を大切にすることよりも、目に見える現実や合理性ばかりを重視する大人たち。これは、今の教育現場にも通じる問題だ。私も受験勉強ばかりに時間を使う中で、自由に考えたり、好きなことに没頭したりする余裕がなくなってきた。正解のある問題ばかり解いていて、自分で考える力や、感じる力が薄れていくような気がして怖くなることがある。『星の王子さま』は、そうした問題にも静かに警鐘を鳴らしている。

物語の終盤、王子さまが自分の星に帰っていく場面は、死や別れ、そして記憶の中で生き続けるということについて考えさせられた。王子さまは姿を消すけれど、飛行士の心の中にはずっと残り続ける。それは、私自身の体験とも重なる。昨年亡くなった祖父との思い出も、今なお私の心の中で生き続けている。笑顔や優しい言葉はもう聞けないけれど、祖父から学んだことや一緒に過ごした時間は、何より大切な宝物だ。それこそが「目に見えない大切なもの」なのだと思う。

『星の王子さま』は、今という時代にこそ読むべき物語だと感じた。物質的な豊かさばかりを追い求める現代社会において、本当に大切なものは何かを静かに、でも確かに問いかけてくる。愛、友情、信頼、思い出、夢、希望。どれも形はないが、人生を豊かにするものばかりだ。

そしてこの本は、時間をかけて何かを育てることの大切さも教えてくれた。すぐに結果を求めがちな今の世の中で、焦らず、じっくりと向き合う姿勢こそが、真の価値を生み出す。勉強も同じで、一夜漬けではなく日々の積み重ねが、本当の力になる。

私はこれから大人になっていく中で、王子さまのように、純粋な目で世界を見つめていたい。数字や評価にとらわれすぎず、自分にとって本当に大切なものを見失わないように生きていきたい。合理性や効率だけでなく、想像力や思いやり、そして人間らしい温かさを忘れずに、日々を大切に過ごしていきたいと「星の王子さまとの旅」を通して強く思った。

振り返り

今回の記事では、『星の王子さま』の読書感想文を書く際のポイントから具体的な例文まで、詳しく解説してきました。

この不朽の名作には、現代を生きる私たちにとって非常に重要なメッセージが込められています。

「本当に大切なものは目に見えない」という言葉は、物質的な豊かさに囲まれた現代社会だからこそ、より深い意味を持っているのですね。

読書感想文を書く際は、物語の表面的な部分だけでなく、作品に込められた深いメッセージについて自分なりに考察することが大切です。

あなた自身の体験や現代社会の状況と照らし合わせながら書くことで、オリジナリティーのある感想文になりますよ。

小学生でも中学生でも高校生でも、年齢に応じた視点で『星の王子さま』の魅力を表現することができます。

大切なのは、あなたがこの作品を読んでどう感じたか、どう考えたかを素直に書くこと。

きっとあなたにも、心に響く素晴らしい感想文が書けるはずです。

『星の王子さま』から受け取ったメッセージを、あなたらしい言葉で表現してくださいね。

※『星の王子さま』のあらすじはこちらでご確認ください。

『星の王子さま』のあらすじを短く簡単に一言で&詳しく!
哲学的寓話『星の王子さま』の簡単で短いあらすじと詳しく深い読み解きをお届け。象徴的な表現の意味から現代社会への問いかけまで、作品の魅力を余すことなく紹介します。

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