『君の膵臓をたべたい』(小説)のあらすじを短く簡単に※ネタバレなし

『君の膵臓をたべたい』のあらすじ あらすじ

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住野よるさんの名作『君の膵臓をたべたい』(通称キミスイ)は、高校生の「僕」とクラスメイトの桜良との出会いから始まる心温まる物語です。

今回はこの小説のあらすじを短く簡単に、また詳しく長くまとめてみました。

さらに、私が読んだ感想や登場人物、読了時間の目安などもくわしくご紹介していきますね。

それでは、まずは短いあらすじから見ていきましょう。

当記事は原作小説(本)のネタバレなしのあらすじを掲載していますので、未読の方も安心してご覧ください。※実写映画やアニメ映画のあらすじは扱っていません。

住野よる『君の膵臓をたべたい』の短くて簡潔なあらすじ

人との関わりを避けてきた高校生の「僕」は、クラスメイトの山内桜良の秘密を偶然知ってしまう。正反対の性格の二人は少しずつ心を通わせていくが、突然の出来事によって関係は大きく変わっていく。

住野よる『君の膵臓をたべたい』の簡単なあらすじ

高校生の「僕」は、病院で偶然見つけた「共病文庫」という本を拾う。それは同じクラスの山内桜良が書いた日記で、彼女が膵臓の病気により余命わずかであることが記されていた。家族以外で唯一桜良の秘密を知ることになった「僕」は、明るく前向きな桜良の「死ぬ前にやりたいこと」に付き合うようになる。正反対の性格を持つ二人が交流を重ねる中で、互いに足りない部分を補い合い、深い絆を築いていくのだが……。

住野よる『君の膵臓をたべたい』の詳しいあらすじ

人との関わりを避ける高校生の「僕」は、病院で拾った「共病文庫」という日記帳から、クラスメイトの山内桜良の秘密を知ってしまう。明るく活発な桜良と、内向的な「僕」。正反対の性格を持つ二人だったが、桜良の「死ぬ前にやりたいこと」に付き合ううちに、お互いの良さを認め合うようになっていく。桜良は「僕」が初めて関わりを持ちたいと思った相手であり、「僕」は桜良との出会いを通じて、人を認め、愛することを学んでいく。しかし、ある日突然の出来事により、二人の関係は思いもよらない展開を迎えることになる。

『君の膵臓をたべたい』のあらすじを理解するための用語解説

『君の膵臓をたべたい』をより深く理解するために、重要な用語を解説します。

用語 説明
共病文庫 桜良が書いた日記のタイトル。
「闘病」ではなく「共病」と名付けることで、
病気と共に生きる意志を表している。
やりたいことリスト 桜良が「死ぬ前にやりたいこと」を書き出したリスト。
「僕」がそれに付き合うことで二人の関係が深まる。
真実か挑戦 桜良と「僕」が一緒に遊ぶトランプゲーム。
相手への質問か指示された行動を選ばせることで、
互いの内面を知るきっかけとなる。
星の王子さま 桜良が愛読している小説。
「僕」に貸してあげることで、二人の交流が深まる。

これらの用語を押さえておくと、物語の流れがより分かりやすくなりますよ。

『君の膵臓をたべたい』の登場人物紹介

『君の膵臓をたべたい』には、個性豊かな登場人物が登場します。

それぞれの人物の特徴をまとめてみましょう。

名前 特徴
「僕」(志賀春樹) 主人公。人との関わりを避け、
本の世界に生きる内向的な高校生。
山内桜良 ヒロイン。明るく元気で表情豊か。
「うわははっ」という豪快な笑い方をする。
滝本恭子 桜良の親友。強気だが泣き虫な性格。
ガムをくれるクラスメイト すがすがしいほどの無粋な物言いをする素直な性格。
恭子のことが好き。
隆弘 学級委員。桜良の元彼氏。
「僕」の母 「僕」には普段不干渉だが、
しっかりと見守っている。
桜良の母 目と笑い方が桜良にそっくり。優しい性格。

『君の膵臓をたべたい』の文字数と読了時間

『君の膵臓をたべたい』の文字数と読了時間の目安をまとめてみました。

項目 数値
ページ数 328ページ(双葉文庫
推定総文字数 約198,600文字
読了時間の目安 約6時間40分

『君の膵臓をたべたい』はこんな人におすすめ

『君の膵臓をたべたい』は、以下のような方におすすめです。

  • 青春小説が好きな方
  • 心温まる友情物語を読みたい方
  • 成長物語が好きな方
  • 感動的な物語を求めている方
  • 人との関わりについて考えたい方

※『君の膵臓をたべたい』の面白いところや魅力はこちらの記事でご確認ください。

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『君の膵臓をたべたい』を読んだ私の感想

『君の膵臓をたべたい』を読み終えたとき、なんだか本を閉じられなくて、しばらくぼーっとしてました。

この本の一番の魅力って、やっぱり桜良じゃないかなって思うんです。余命わずかなのに、全然暗くならずに、むしろ周りを明るくしちゃう存在として描かれてるんですよね。「うわははっ」っていう笑い方とか、前向きな言葉とか、読んでるこっちまで元気をもらっちゃいました。

特に心に残ったのは、桜良が病気のことを「闘病」じゃなくて「共病」って言ったところ。病気と戦うんじゃなくて、一緒に生きていくっていう考え方に、すごく心を打たれました。難しい状況でも、見方を変えるだけでこんなに違うんだなって。

「僕」の変化も上手く描かれてましたよね。最初は人と関わるのを避けてたのに、桜良と出会って少しずつ殻を破っていく様子が、すごく自然で共感できました。私も結構内向的なので、「僕」の気持ち、よくわかるんですよね。人と関わるのって面倒だけど、でも誰かとつながりたいっていう気持ち、みんな持ってるんじゃないかな。

話の組み立ても上手かったです。今と昔を行ったり来たりする語り方で、読んでる側の気持ちがじわじわ高まっていく感じ。12年後の「僕」から見た桜良との思い出が、すごく切なく感じられました。

恭子との関係も面白かった!最初は桜良を守る人だったのに、後半では「僕」の友達になるっていう展開、人と人のつながりって不思議だなって思いました。

ラストについては、人それぞれ感じ方が違うかも。ネタバレ防止のためにくわしく書けませんが、この展開は正直びっくりしました。(たぶん、読んだ人全員が予想できない展開が待っています)でも、これって人生の予測できなさを表してるのかなって思ったんです。どんなに前向きでも、人生って思い通りにならないことばかり。だからこそ、今を大事にしないとなーって。

住野よるさんの文章も素敵でした。高校生らしい言葉なのに、すごく心に響くんですよね。「君の膵臓をたべたい」っていうタイトルの意味が明かされる場面は、ぐっときました。これって、相手のすべてを受け入れたいっていう深い愛情表現だったんですね。

読み終わった後、ふと身近な人たちのことを考えてしまいました。当たり前に過ごしてる日常って、実はすごく貴重なものなんだなって。大切な人への気持ちは、ちゃんと言葉にした方がいいんだなって思いました。

青春小説としても楽しめるし、生きることについて考えさせられる作品です。読書感想文を書く人たちも、きっといろんな発見があると思います。

※『君の膵臓をたべたい』が伝えたいことはこちらで考察しています。

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※『君の膵臓をたべたい』の読書感想文の書き方はこちらで解説しています。

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『君の膵臓をたべたい』に似た小説3選

『君の膵臓をたべたい』の世界観や雰囲気が好きな方におすすめの小説を3つご紹介します。

『世界の中心で、愛を叫ぶ』(片山恭一)

若い二人の切ない恋愛を描いた作品です。心に染み入るような情景描写と繊細な心理描写が特徴的です。

『君の膵臓をたべたい』と同様に、読者の心を強く揺さぶる展開が印象的です。

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『青くて痛くて脆い』(住野よる)

同じ作者による青春小説です。

大学4年生の主人公を通じて、若者たちの心の痛みや成長を描いています。

繊細な心理描写は『君の膵臓をたべたい』と通じるものがあります。

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『また、同じ夢を見ていた』(住野よる)

これも住野よる作品です。

若者たちの心の機微を丁寧に描いており、『君の膵臓をたべたい』のような心温まる展開が魅力です。

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振り返り

『君の膵臓をたべたい』のあらすじから感想まで、詳しくご紹介してきました。

住野よるさんが描くこの感動作は、生きることの意味や人とのつながりの大切さを教えてくれる素晴らしい青春小説です。

読書感想文を書く学生さんにとっては、非常に身近な話題・登場人物なので書きやすいはず。

桜良と「僕」の交流を通して、自分自身の人間関係や生き方について考えるきっかけにしてくださいね。

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